2018.04.22

「”青”の絶景 ネモフィラの花、450万本が満開」の記事を読む

 「”青”の絶景 ネモフィラの花、450万本が満開」という記事を読んだ。

 2018年4月20日の記事によると、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で、450万本のネモフィラの花が満開を迎えているそうだ。

 今年は3月下旬から気温が高かったため、見ごろの期間は例年より10日ほど早く、大型連休前の今月下旬までという。

 去年はGWに出かけてちょうど良かったけれど、今年はこの週末がピークという感じなのかも知れない。

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2018.04.18

「ナスカ近くで新たな地上絵 ペルー研究者らが発見 」の記事を読む

 「ナスカ近くで新たな地上絵 ペルー研究者らが発見 」という記事を読んだ。

 2018年4月10日、ペルーのナスカの地上絵の近くで、地元研究者らのチームがドローンを使って50以上の新たな地上絵を発見したと米誌ナショナル・ジオグラフィックが報じたそうだ。

 新たに見つかった地上絵の多くは戦士を描いたもので、研究者らはナスカ文化より前の紀元前500~西暦200年のパラカス文化やトパラ文化に属するとみているという。肉眼では見づらく、ドローンを使って初めて確認できたそうだ。

 新たな地上絵が見つかった場所は世界遺産に指定された地区に含まれており、研究者チームはペルー文化省に登録して保護に取り組みたいとし、また、他にも地上絵が描かれているとみられる場所が数百カ所あり、さらなる発見にも期待がかかっているそうだ。

 ナスカの近くに「地上絵」がまだそんなに大量に描かれていたなんて、本当に一体何のためだったんだろうと不思議だ。

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2018.04.14

「関電”トロバス”今季限り 立山黒部アルペンルート、15日開通」の記事を読む

 「関電”トロバス”今季限り 立山黒部アルペンルート、15日開通」という記事を読んだ。

 2018年4月15日に立山黒部アルペンルートが全線開通するが、半世紀余りの歴史がある関電トンネルトロリーバスの運行は今季で最後になるという。
 黒部ダムでは、建設の苦闘を描いた石原裕次郎さん主演の映画「黒部の太陽」の上映50周年を記念し、撮影セットの複製が公開され、また、関西電力は大町市などと協力して11月30日まで節目を記念した事業を繰り広げるという。

 トロリーバスは上部に設置された電線から電力を取り入れて動く鉄道の一種で、関電トンネルでは関電が15台運行し、扇沢駅から黒部ダム駅までの6.1キロを16分で結んでいる。
 1964年8月に運行を始め、累計6000万人以上が乗車し、「トロバス」の愛称で親しまれたが、電線に頼らない電気バスに切り替えるため、今季を最後に廃止されるそうだ。
 トロリーバスは立山黒部貫光がアルペンルートの立山トンネル(室堂-大観峰)でも運行しており、そちらは、来季から国内で運行する唯一の区間となるという。

 関電はトロリーバスの最後の運行を記念し、3種類の車両の写真をあしらった記念乗車券を順次、発売するそうだ。

 色々な乗り物に乗れることも立山黒部アルペンルートの楽しみの一つなので、ちょっと寂しいなと思った。
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2018.04.07

「星空保護区に国内初認定 石垣島北部と竹富町の西表石垣国立公園内」の記事を読む

 「星空保護区に国内初認定 石垣島北部と竹富町の西表石垣国立公園内」という記事を読んだ。

 2018年4月2日、国際ダークスカイ協会(IDA、米国アリゾナ州)が、石垣島北部と竹富町の西表石垣国立公園内を日本で初めて星空保護区に認定したと石垣市と竹富町に伝えたそうだ。
 カテゴリーは同公園区域内などが対象の「ダークスカイ・パーク」で、世界で59番目、五つあるカテゴリー全体で96番目の認定という。ただし、町内にある600基余りの外灯の一部がIDA認定基準を満たしていないことから、段階的な外灯基準を満たすことが条件となっている。

 星空保護区はIDAが2001年に始めた制度で、ダークスカイ・パークは国立公園区域内などが対象で、光害の防止や自然保護のために良質な屋外照明が使用され、非常に暗い夜空の環境と美しい星空が保たれていることなどが認定条件になっている。

 西表島に泊まったときも、石垣島に泊まったときも、そもそもあまりお天気に恵まれなかったし、夜空をあまり見上げなかったな、惜しかったなと思った。
 いつか、星を見に再訪するのもいいなと思った。

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2018.03.25

京都旅行記(2018)の入口を作る

 ここは、2018年2月、1泊2日で一人旅した京都旅行記(2018)への入口である。

西芳寺

 以下の日程の日付部分をクリックすると、その日の旅行記に飛べるようになっている。

 1日目その1 2018年2月11日(日曜日)

 1日目その2 2018年2月11日(日曜日)

 2日目その1 2018年2月12日(月曜日)

 2日目その2 2018年2月12日(月曜日)

 2日目その3 2018年2月12日(月曜日)

 持ち物リスト(京都旅行2018編)

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2018.03.24

「伊勢神宮の専用農園で一年の豊作祈る「御園祭」 雨と風の中で」の記事を読む

 「伊勢神宮の専用農園で一年の豊作祈る「御園祭」 雨と風の中で」という記事を読んだ。

 2018年3月21日、伊勢神宮の専用農園「神宮御園」で1年の豊作を祈る「御園祭」が執り行われたそうだ。畑の中に設けられた祭場で、神職が祝詞を上げた後、同園と神宮に納める米を栽培する神宮神田の責任者を務める作長の山口剛さんが、畑に向かって忌鍬(ゆぐわ)と呼ばれるクワを左、右、中央に3回振り下ろし、農作物の豊かな実りと麗しい出来栄え、農業従事者の耕作の安全を祈願したという。

 御園は、広さ19751㎡、耕作面積約15000㎡で、神宮司庁調度部御料地課の職員らが、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ナス、トマト、オクラなど約30種類の野菜と、カキ、ナシ、ブドウ、イチゴ、モモなど約20種類の果物、計50種類以上を栽培するそうだ。
 収穫物は、毎日朝夕欠かさず2回執り行う「日別朝夕大御饌祭」など伊勢神宮の祭典に神饌として供えるという。

 見物するようなお祭りではないと思うのだけれど、でも、見てみたいなぁと思った。

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2018.03.18

京都旅行記(2018)2日目その3

2018年2月12日(月曜日)

松尾大社 10時半過ぎに松尾駅に到着した。
 すぐ目の前に松尾大社があり、まずはお参りする。
 いただいたリーフレットによると、松尾大社は、京都で一番古い神社だそうだ。5世紀頃にこの地方に秦氏がやってきて開拓し、治水し、そして、8世紀には現在地に社殿を造営したという。
 今は「ひなびた」という言葉が似合う場所だけれど、当時は相当の権勢を誇っていた神社さんのようだ。

 本殿でお参りする。
 お母さんと小さいお子さん二人、なんていう組み合わせの方もお参りしていたから、観光地というよりは、地元の方の信仰を集めている神社さんなのかなと思う。
 山を背負っているのも、いかにも「昔からそこにある神社」という感じだ。

お酒の資料館 境内に「亀の井」と呼ばれる霊泉があって、延命長寿、よみがえりの水として有名だそうだ。さらに、酒造家はこの霊泉のお水をお酒の元水として用いているそうで、醸造の祖神としても、全国から信奉されているらしい。
 境内には「お酒の資料館」もあって、お酒を造る過程などが展示されていた。

 少し早いけれど、今日は朝も早かったのでお腹が空いてしまった。
 11時過ぎ、ランチをいただこうと、嵐電から見えていたグラン プリエというイタリアンのお店に入った。
 スープ、パスタorピザorパニーニ、飲み物、デザートがセットになったBセットをお願いする。
 この日のスープはミネストローネ、パスタは何種類かあるうちからエビとホタテのクリームパスタをお願いする。フォカッチャが付いてきて、デザートはチーズケーキとコーヒーを選んだ。

パスタ スープでまず暖まることができたのが有り難い。
 パスタも熱々で、ゆで加減もちょうど良く、美味しい。ソースも美味しかったので、フォカッチャで余すことなくいただく。
 みるみるうちに席が埋まってきて、人気のお店なのだなぁと思う。チーズケーキのデザートとコーヒーまでゆっくりさせていただいた。

曲水の庭 西芳寺はここから歩いて20分くらいのようだ。
 少し早かったので、拝観料をお支払いし、松尾大社のお庭「松風苑」を拝見することにしたら、このお庭が何だか凄かった。
 三つあるお庭はすべて重森三玲の作で、最初にあるのがこの「曲水の庭」である。
 このお庭を目にしたときの最初の感想は、申し訳ないことながら「何だ、この異様なお庭は」だった。説明できないのだけれど、とにかく見た瞬間「異様」という言葉が浮かんだ。
 ここまで異様に作らなくてもいいんじゃないかと思ったくらいだ。

 この奥にある建物の中でお茶とお菓子をいただくことができるけれど、そこまでの時間がなかったことと、ランチを食べたばかりでお腹がいっぱいだったので、残念ながらパスした。
 ランチの前にこちらを先に拝観し、お茶とお菓子でお腹をなだめるという手もあったなぁと思う。ちょっと心残りだ。

 次に現れる上古の庭という名のお庭も、これまた何とも異様だった。
 私などが見ると、斜面に岩がにょきにょきと生えているように配置してあるだけに見える。
 そして、その岩の周りというか斜面全体に笹が植えられている。
 思わず「このお庭は何のために?」などと思ってしまう。

蓬莱の庭 「枯れることのない」と言われる滝などぐるりと回って最後に見るのが蓬莱の庭である。
 池が鶴と亀の形になっているという説明がリーフレットにあったけれど、どこが亀でどこが鶴なのかはよく分からなかった。
 さらに、この周りを歩きながら眺めると仙境に遊ぶ心持ちになるとも書いてあったけれど、もちろん、私がその境地に達することはなかった。
 先の二つほどではないにせよ、やっぱり異様だという感想が浮かんだだけだ。

鈴虫寺 いずれにしてもインパクトのあるお庭を三つ拝見した後、西芳寺に向かった。
 住宅街を歩くことになるけれど、要所要所に道案内があり、方向音痴の私でも迷うことはない。
 途中、鈴虫寺の看板があって、せっかくだからと覗きに行ったら、階段の下までずらっと待ち行列ができていた。「願いがかなうお寺」としてネットで話題になっていたし、一定の人数が集まったところでまずはお説法を聞くという感じらしいから、この行列もむべなるかなとは思う。
 でも、いつか行ってみたいとも思うけれど、時間が読めないということは肝に銘じておこう。

 12時50分くらいに西芳寺の正門前に到着し、すぐに受付していただいた。
 昨日の日付のはがきを見せても誰も何も言わなかったから、連絡が行き届いているのか、誰も日付など気にしていないのか、どちらだろうと思う。
 本堂の入口で冥加料(3000円以上という指定だ)をお支払いし、中に入る。
 畳敷きのお部屋には、お膳のような小さい机があり、その脇に硯と小筆が用意されている。
 机の上に般若心経が書かれた紙などが置かれていたと思う。

 「お一人ですか?」と質問されてうなずくと、残り3〜4席になっていた最前列を勧められた。「ストーブが近くて暖かいですし」と言っていただいたけれど、人数との関係は未だに謎である。
 13時になると、住職の方達が入って来られ、般若心経を3回、座禅和讃を1回唱えるのでご一緒にという説明がある。
 般若心経はもとより座禅和讃にも独特の調子があって、慣れていない私には書かれたものを目で追うのがやっとだった。

 写経をさせていただいた時期もあったようだけれど、少なくともこの日は写経はなく、最後に木の札(正しい名前があったと思うけれど思い出せない)の表に願い事、裏に自分の名前を筆で書いて納めてくださいと説明があり、あとは自由にお庭を見てください、と案内される。
 パッと浮かんだ願い事を下手すぎる筆文字で書き、お納めし、御朱印帳をお預けする。御朱印をいただきたい場合は、ここでお願いして帰りに受け取ることになる。

 西芳寺のお庭は、上段と下段に分かれた鎌倉時代のお庭だそうだ。
 下段には心という地の形をした池が作られ、池泉式のお庭になっている。
 「苔寺」という別名のとおり、ここには苔が約120種ほどもあるそうだ。

 まずは、下段の庭から巡る。

下段の庭下段の庭

苔苔

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

 潜り戸を抜けて、上段のお庭も拝見する。
 上段のお庭にある枯山水は、日本最古と聞いたような記憶があるのだけれど、どうだったろう。

上段の庭上段の庭

枯山水枯山水

苔苔

上段の庭上段の庭

帰り道 14時15分くらいまででお庭を一周し、本堂で御朱印をいただく。
 西芳寺の御朱印は見開き2ページで達磨の絵が描いてあると聞いていたのだけれど、今回は、ごく普通の御朱印だった。ちょっと残念である。
 最寄りのバス停から京都駅までのバスが14時27分にあったのでこれに乗り、渋滞に巻き込まれることもなく、1時間弱で京都駅に戻ることができた。

 まずみどりの窓口に行って帰りの新幹線の指定席を押さえようとしたら、一番早くて17時18分発だった。ちょっと遅いけれど仕方がない。
 時間の余裕がありすぎるほどあると、阿闍梨餅の列に並んで購入したり、やまなか雅陶清水焼のごはん茶碗を探して購入したり、いつものお漬物を自宅用に購入したりしていたら、あっという間に時間がたってゆく。

ビール そういえば昨日購入した黒七味ナッツを食べていなかったので、帰りの車中でいただこうと京都麦酒 ゴールドエールを購入して、帰りの準備は万端である。
 ミラコロをコインロッカーから取り出し、荷物を整理して詰め替え、帰路についた。

 京都旅行記(2018)2日目その2 <-

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2018.03.17

「日光へ、わ鉄がバスツアー…足尾駅発着で今春から」の記事を読む

 「日光へ、わ鉄がバスツアー…足尾駅発着で今春から」という記事を読んだ。

 わたらせ渓谷鉄道は、わ鉄の足尾駅と日光のホテルを直通バスでつなぐツアーを、2018年春に初めて実施するそうだ。JRや東武鉄道で日光を訪れた観光客らを取り込むとともに、わ鉄の利用者を日光へと誘導し、相乗効果を図る狙いだという。

 足尾駅がある日光市足尾町は、市中心部から山越えの道で約20km離れていて、足尾駅から日光市中心部に行く交通手段は市営バスだけだそうだ。

 2016年12月から翌年2月にかけて、日光市の主な旅館・ホテルでつくる「日光旬旅倶楽部」が宿泊客向けにわ鉄が行っている駅イルミネーションを見物するバスツアーを開催し、30人乗りのバスがほぼ埋まる日もあるなど人気を集めたことをきっかけに今回のツアーが決まったという。

 フリープランは4月7、8、21日、5月19日、6月16日に実施され、わ鉄の一日フリー切符(大人1850円、小学生930円)の代金で、足尾―日光間を走らせるバスに乗ることができるそうだ

 だいぶ前に、日光駅前から市営バスでわたらせ渓谷鉄道の終点である間藤駅まで行き、わたらせ渓谷鉄道の旅も楽しんだことを思い出した。

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2018.03.13

京都旅行記(2018)2日目その2

2018年2月12日(月曜日)

松琴亭二の間 我々は二の間を先に覗かせていただくことになる。
 売店で購入したポケットガイドの写真だと、ふすまの青が大分色あせていたり、畳の色が濃くなっていたり、この違い棚の奥の壁が青くなっていたりする。
 少しずつ修繕したり新しくしたりしているのかも知れないけれど、違う色で修繕するってどうなんだろうとも思う。
 この写真では小さくて分かりにくいけれど、違い棚の下の「窓」は意図的な「窓」だ。壁が剥がれて下地が見えてしまっている訳ではない。

松琴亭一の間 庭先をぐるりと回って、一の間も覗くことができる。
 どちらかというと、このふすまの市松模様が「ザ・桂離宮」というイメージだ。
 これまた、ポケットガイドの写真だと、ふすまの手前右側の床の間の壁の市松模様になっていたり、市松模様の青が色あせていたりする。
 右手前の棚の下にあるのは、竈というか暖炉だそうで、寒さを防ぐのと同時にお料理の保温にも使われたのでは亡いかということだ。煙はどこに逃げたんだろうと思う。この棚は大分燻されたのではなかろうか。

舟着き場 松琴亭の前には四角く作られた池があり、これは舟着き場だそうだ。という説明を受けたような気がする。
 舟に乗って茶事に向かうというのは究極に風流なことだったのかも知れない。
 何しろ「松琴亭」の名前も、斎宮を務めた内親王にの「琴の音に峰の松風通ふらし いづれの緒より調べそめけむ」という歌によるらしい。
 それにしても、この歌はどういう意味なのだろう。

松琴亭 松琴亭の一の間の外、椿の垣根のさらに外から見るとこんな外観である。見る向きによって随分と趣が違うように見える建物だなぁと思う。
 垣根があるから庭も見えないし、こちら側は「裏手」ということになるのかも知れない。私など、自分で撮った写真を見て、「これって笑意軒だっけ?」といただいたパンフレットの略図を見ながらしばし考え込んだくらいである。

松琴亭 松琴亭を後にして木と土でできた橋を渡り、高い場所に上って行く。
 松琴亭をこれだけ見下ろせる感じだから、狭いながらも結構な高さの「山」である。
 その山を登ったてっぺんにあるのが「賞花亭」という建物である。「賞花亭」は、桂離宮で一番高い場所にある建物だそうだ。
 ポケットガイドの写真を見ると暖簾がかかっているけれど、現在はかけられていない。最初に寄った待合所に展示してあるので帰りにご覧くださいという案内があった。

賞花亭賞花亭 高い場所にあるし、これだけ風通しがいい造りだし、北向きに建てられているし、正しく避暑のための建物と言えると思う。
 でも、この賞花亭にかけられていた暖簾は、春は「吉野屋」で、秋は「龍田屋」と染められていたという。桜と紅葉の名所の名前を取ったということは、桜の時期、紅葉の時期のここからの眺めはとても美しいのかも知れない。
 冬の今の時期に訪れると、少しばかり寒々しい。
 
園林堂園林堂 賞花亭から降りてきたところに、園林堂という持仏堂がある。
 扁額をクローズアップしているのは、多分ここで、「園林堂」の扁額が後水尾連能の宸筆だという説明があったからだ。
 吉原御免状という小説を読んでから、何となく勝手に後水尾天皇に親しみを感じている。

 他はほとんどが茅葺き屋根の建物なのに、園林堂だけ瓦屋根になっている。曲線を描いたちょっと変わった形の屋根だ。何となく宝珠を連想させる。
 園林堂の前に立っている灯籠は「再輝」という銘まで持っているそうだ。確かに、やけにめだっているし、やけに存在感がある。

笑意軒 この笑意軒も、茶室だそうだ。
 松琴亭と同じようにその前が舟着き場になっていて、舟着き場と行き来するための石段が二筋も用意されている。
 舟着き場の照明用に灯籠まで置かれているから、変な言い方だけれど、本気で舟で茶室に行ったりしていたのだと思う。

引き手 桂離宮の建物の引き手はかなり凝った意匠のものが多いというお話だったけれど、実際に目にすることができるところは少ない。
 この笑意軒はその数少ない建物のうちの一つだ。
 笑意軒では、この「矢」の形をした引き手や、この奥の、櫂(だったと思う)の形をした引き手などを見ることができる。
 茶室と矢という武器とはそぐわないような気もするけれど、きっとそれぞれに由来だったり典拠だったりがあるのだと思う。

笑意軒 笑意軒の中は、一の間、中の間などに分かれているけれど、ふすまで仕切られていて、天井は繋がっている。
 ふすまの上を開け、天井を続けて見せることで「広さ」を演出しているそうだ。
 演出しなくても十分に広いよ、部屋を繋げてしまうという発想はやはり夏向きだよねと思う。
 左奥に少しだけ見えている障子の下の部分を「腰壁張付け」というらしい。市松模様のビロード(には見えないけれども)を斜めに金箔が切り裂いていて、斬新な意匠で有名らしい。少なくとも、ポケットガイドにはそう書いてあった。

御殿月見台

 桂離宮の中心となる建物が、「御殿」とも「書院」とも呼ばれるこの建物である。
 一番右の池に面した建物が古書院、続けて中書院、楽器の間、新御殿と、カギ型に連なっている。
 初代の智仁親王の代に古書院が、その皇子の智忠親王の代に中書院と新御殿が完成したそうだ。(ポケットガイドには、何故か楽器の間についての記載がない。)
 昭和51年から平成3年までをかけて、解体大修理が行われたそうだ。

 桂離宮で私が知っていたのは「市松模様のふすま」と「月見台」である。
 「月見台」は、古書院にある。
 しかし、残念なことに、御殿では中を見学することはできないし、他の建物のように外から拝見することもできない。
 もちろん、月見台に上がることもできない。
 御殿の中の様子はポケットガイドに写真付きで一部紹介されていて、それだけでも購入した甲斐があったなと思う。

月波楼 この月波楼も茶室である。
 この建物の天井は舟底を模しているそうだ。
 また、飾られているのは絵馬で、もはや目を凝らさないと判別は難しいながら舟の絵が描かれている。
 「唐船に和漢乗合之図」などとされているそうだ。

月波楼月波楼 月波楼では、やけにふすまの模様が可愛いなぁと思ったことを覚えている。
 建物は東向きに建てられていて、名前にもあるように月見のための茶室だそうだ。
 そして、月波楼からは、お月様だけでなく、松琴亭を望むこともできる。なかなか贅沢な眺めだ。
 「歌月」という扁額の文字が可愛らしい感じでこれまたふすまに合っている。もっとも、霊元上皇(霊は本当は旧字の霊である)の宸筆だというから、別にふすまに合わせて丸文字にした訳ではないだろう。霊元上皇って誰? と思ったら、後水尾天皇の皇子らしい。

六ツの沓脱 最後に立ち寄った建物が「御輿寄」である。
 書院の玄関に当たる建物だそうだ。
 でも、ここでは「六ツの沓脱」を見てきてください、と言われたことしか覚えていない。どうしてこの石がそんなにも有名なのかよく分からないのだけれど、六人分の沓を並べられるとして伝えられているそうだ。
 これだけ大きな白川石は珍しいということなんだろうか。
 よく分からないまま、ほぼ1時間の見学コースが終了した。

 待合所の建物に戻ると、10時予約の方達がすでに集まっていた。紹介ビデオを流されている。
 次の案内係は男性のようだ。何人で担当しているのかしらと思う。
 待合スペースの壁は展示用のショーケースになっていて、御殿など実際に見ることのできなかったふすまの引き手や、賞花亭にかけられていたという暖簾などを見ることができる。
 また、売店にもう一度寄り、ポケットガイドや、「ここでしか売っていません」という言葉につられ、花生けの形の引き手を描いたストラップを母へのお土産に購入した。

 桂駅までの道がよく分からなかったので、守衛さんに「こっちですよね?」と尋ねると、「地図は持っていないんですか?」と反対に質問された。
 地図というか、iPadは持っているのだけれど、それでも道に迷うのが方向音痴というものだ。特に歩き始めが「道」ではないというのは危険である。
 さて何と答えようかと考えていたら、実際のところ聞かれることも多いのか、略図のような紙をくださった。外国の方も多いらしく、イラストで目印が描かれていてとても分かりやすい。
 お礼を言って略図のとおり歩いたら、迷うことなく駅まで行くことができた。

嵐電 嵐山行きの電車は、桂駅が始発らしい。
 苔寺の予約は13時でまだまだ早いけれども、とにかく松尾駅に行ってしまうことにした。

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2018.03.12

「登山家の田部井淳子さんしのび故郷の自然巡ろう 4月に福島・三春でツアー」の記事を読む

 「登山家の田部井淳子さんしのび故郷の自然巡ろう 4月に福島・三春でツアー」という記事を読んだ。

 登山家で2016年10月に77歳で死去した田部井淳子さんの故郷、福島県三春町を訪ねるお花見ツアーが4月18日からの1泊2日で開催されるそうだ。
 参加費の一部は、田部井さんらが発案し、東日本大震災の被災高校生を対象に毎年夏に実施する「東北の高校生の富士登山」の費用に充てられるという。
 
 ツアーは田部井さんの発案で2010年に始まり、田部井さん自身がガイドを務めていたそうだ。震災で2011年は中止したが、翌年からは「東北応援企画」と題して毎年この時期に開催してきたという。
 田部井さんが亡くなった後は家族が遺志を継ぎ、昨年は夫で登山愛好家の政伸さん、長男進也さんが同行し、今年は政伸さんが参加て、田部井さんの思い出を語るトークイベントを行うそうだ。

 平日開催だし行けそうもないけれど、水芭蕉を見たり、滝桜を見たり、春を満喫できそうなツアーだなと思った。

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