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2008.05.15

「一瞬の風になれ」

 今さらながらという感もある、いわずと知れた、佐藤多佳子作の2007年本屋大賞受賞作です。

 実は、図書館で見つけたときに、第1巻「イチニツイテ」をパラパラとめくり、あんまり面白くなさそうだなと思って、棚に返しかけたのです。
 そうしたら、たまたま知り合いのお姉さんがそこにいて、「その本、いいわよ。2/3くらいまで読むと凄くよくなるわよ」とおっしゃるのです。
 全3巻を読み終わった今となっては、「その場にいてくれてありがとう!」という感じです。

 神谷新二と一ノ瀬連という主人公2人の、スプリント競技に賭けた(駆けた、かな)高校生活3年間の物語です。
 スポーツしている高校生の男の子ってこんなに爽やかでオトナでがんばっているのね、と思うのです。
 スポーツに全く何の縁もゆかりもない私でも、何だか彼らのことが近く感じられるのです。
 彼らの言うことやること心情に泣けてきます。ほんとです。

 でも、私の好みとしては、守屋くんがいいなぁ。
 (どんな男の子なのかは、ぜひ本を読んでください。)

 以前に読んでここにも書いた「風が強く吹いている」は、箱根駅伝のお話なのですが、高校生と大学生、スプリントと駅伝という対比も興味深く、どちらかを読んで気に入った方は、もう一方もぜひ読むことをお勧めします!

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