「ナイチンゲールの沈黙」文庫版
実は以前に図書館でハードカバーを借りて読んだときに感想をここに書いています。
ですが、とうとう文庫化されて購入し、カナダ旅行に持って行って帰りの飛行機で再読し始めました。
そうしたらハマってしまい、ここのところ通勤電車で繰り返し読んでいるので、再登場です。
ハードカバーで読んだときは、実は「荒唐無稽」という感想しか浮かばなかったのですが、今回は何だかやけに信憑性が高いように感じられてしまいました。
本当に、水落冴子や浜田小夜のような能力を持っている人がいてもおかしくない。
この世界は「絵空事」ではなく、私が知らないだけで「よくあること」を描いているのかも知れない。
というか、そういう疑問も浮かべずに読んでしまいました。
ミステリとしては割と早く犯人が判ってしまいます。(犯人しか判らないともいえますが。)
なので、ここは、「チーム・バチスタの栄光」にも登場した白鳥調査官や、本作初登場の加納警視正、ギタリストの城山やキーパースンである中学生・牧村瑞人らの丁々発止のやりとりを楽しむのが正解です。
この「ナイチンゲールの沈黙」と対になっている「ジェネラル・ルージュの凱旋」も早く文庫にならないかしら。
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