たばこと塩の博物館に行く
2007年4月21日から5月20日まで、たばこと塩の博物館で開催されている「雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ・チベット 山本紀夫写真展」に、開催期間終了ぎりぎりになってやっと行ってきた。
結論からいうと、1階エントランスホールで開催されていた写真展はこぢんまりとしていて、期待していたような感じではなかった。
でも、そもそもたばこと塩の博物館の入館料は100円だし、開催されていた企画展の「風俗画と肉筆浮世絵~館蔵肉筆画の精華~」も何だか楽しかったので、行った甲斐は十分にあった。
写真展自体も、アンデスのジャガイモやトウモロコシ、女の子達や織物の様子、マラスの塩田など、ペルーを旅行したときに見たものと見なかったものの写真があって、懐かしい感じがした。
チベットの写真もヒマラヤの写真も含めて、写真にある空は嘘のように青が濃くて、標高が高い場所なんだな、という感じがひしひしとする。
浮世絵の企画展は、博物館で所蔵している作品の展示ということで、写真撮影もOK(ただし、フラッシュは禁止)だった。思ったよりも混んでいて、屏風絵や巻物をゆっくりじっくり見たり、慎重に写真を撮っている人がたくさんいて、何だか、展示作品よりも展示作品を見ている人たちを見ているのが楽しかった。
常設展示の塩のコーナーでは、結晶が顕微鏡で見られたり、塩の作り方がジオラマで表現されたり、1トン(2トンだったかも)の岩石の塊が展示してある。
1階にビデオなのかフィルムなのか映像が見られる機械が3台置いてあり、そこで見た、サハラ砂漠のど真ん中で塩を作るために50日かけて往復しているキャラバンと、それに同行した日本人のご夫婦の映像が印象に残った。
サハラ砂漠のど真ん中での塩造り、その場所に向かうラクダのキャラバン。実態は激しく辛いものだと思うけど、ここだけ聞くと、いかにもロマンだ。
同じく常設展示のたばこのコーナーでは、いかにも昭和時代な感じのたばこ屋の店先が再現されているのが懐かしい。今、どこを探しても10円しか使えない赤い公衆電話は見つからないだろう。
たばこの葉を本当に細かく細かく刻むのは日本独特の方法らしく、それに伴ってキセルなども独特の形と意匠で進化したという説明が面白かった。
各国の塩(ボリビアのウユニ塩湖の塩にかなり惹かれたのだけれど、この間いただいたモンゴルの塩もまだたくさんあるので自粛した)などなどが売られている売店もあり、のんびり見学できた。
国立民族学博物館の公式Webサイト内、「雲の上で暮らす アンデス・ヒマラヤ・チベット 山本紀夫写真展」のページはこちら。
たばこと塩の博物館の公式Webサイトはこちら。
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