2020.01.20

ニュージーランド旅行記7日目その2

2019年2月1日(金曜日)

20190201_121116 クルーズ船がターミナルに到着してすぐ、10時50分にバスはクィーンズタウンに向けて出発したと思う。
 快適なドライブだ。とは言っても、私はほとんど寝ていたと思う。
 宿泊したロッジで一人ピックアップし、ミルフォードサウンドの空港で昨日のアメリカ人紳士二人連れを降ろす。

20190201_121707 昨夜、ランチはバス車内で食べてくださいって言っていたなぁと12時過ぎに自作のランチボックスを開けた。
 飲み物は、常温のカモミールティを作ってある。
 しかし、食べ始めてすぐ、バスは4日前にミルフォード・トラックを歩くために船に乗った出発点であるテ・アナウ ダウンズに停まった。
 そのときはどうしてバスが停まったのかよく分かっていなかったけれど、後になって聞いたところでは、これからミルフォード・トラックを歩く方々を乗せたバスを待っていたらしい。

20190201_123254 せっかくなのでバスを降りる。
 いいお天気である。
 朝の「何となく食欲がない」という感じがだいぶ回復してきていたので、おやつにと思って持ってきていたマフィンを外の階段に座っていただいた。
 何だかんだ言って、我ながらよく食べる。

 ミルフォード・トラックの出発点から戻って来た船に乗っていたお一人をピックアップし、バスは出発した。
 13時15分に、行きにランチをいただいたテ・アナウのKIWI COUNTRYというお店でトイレ休憩である。
 休憩というよりは、お土産物屋さんでどうぞ買い物をしてくださいという感じだ。
 ここで、この後ルートバーン・トラックを歩くという元気なお二人が降り、13時45分に出発した。

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 道中、結構、草原に羊が大量にいる風景を何度も見かけた割に、何故か写真を撮りそびれてしまった。
 余りにも「普通の」風景だったので、「そういえば、ニュージーランドらしい景色を撮ってないじゃん!」と気がつくのが遅れたのだ。
 爆睡していたからという理由も大きい。
 テ・アナウの町を出発してから1時間半くらいで、ワカティプ湖に戻ってきた。もっともこの湖はかなり大きいのでしばらく湖畔を走ることになる。

 クィーンズタウンの「THE STATION」に帰り着いたのは16時半前だった。こちらは暑い。
 バスに預けた荷物を受け取り、一緒に歩いた方々と別れを惜しみ、かなさん達ガイドさん達とも別れを惜しむ。
 ザックを受け取り、ザックとバス車内にレスポのリュックの両方いっぺんには背負えないことに気がついて、無理矢理リュックをザックの雨蓋兼ポケットの下に突っ込んだ。
 ザックを借りた方は、ビニルの袋を抱えるような形になるので、もっと大変そうである。

20190201_180302 「THE STATION」からホテルまでの上り坂を3分くらいかけてひいひい言いながら歩き、17時過ぎには、数日前に一泊したシーニック・スイーツ ホテルのお部屋に入ることができた。
 18時50分にワカティプ湖に面した広場に立っているウィリアム・リース氏の像のところに集合、添乗員さんは18時にホテルを出発してクッキータイム・バーに寄ってから集合場所に向かうという案内があった。
 早めに出発してうろうろするつもりが、余りの暑さに半袖Tシャツと長袖シャツという格好から、長袖1枚に着替えたりしていたらあっという間に1時間がたってしまい、全員揃ってのホテル出発となる。

20190201_183132 ニュージーランド国内線に乗ったときにも「おやつ」に出たクッキータイムの本店はクィーンズタウンにある。
 お店は小さくて、我々一行がお店に入ったらもう満員という感じだ。
 店頭で試食のクッキーを配ってくれ、食べ歩き用のメニューもあるようだ。

 ショーケースに入っているものは別として、大きさの違うクッキーと、あと牛乳に差して飲むとチョコドリンクになるストローっぽいものと、それほど種類が多いわけではない。
 その代わり、色々と可愛い缶が用意されていて、そちらで迷う。
 散々迷った末に、お徳用の大きな袋入りを購入した。これで職場土産は決定である。

 集合時刻まであと20分くらいあり、クッキータイム・バーからは三々五々散って行った。
 歩行者天国になっている通りの両脇にはお土産物屋さんが並んでいて、そのうちの一軒でキウイ模様と羊模様のトランプを見つけ、一つずつ購入した。甥っ子たちへのお土産である。
 妹にお土産のリクエストを聞いたら「雑貨」という答えで、それってほぼ何も言っていないに等しいと思う。流石に20分ではめぼしい「雑貨」には巡り会えなかった。

20190201_184420 ウィリアム・リース像の目の前ワカティプ湖である。
 地元の方なのか観光客なのか、カモメに餌をあげている人がいて、随分たくさんのカモメが集まって来ていた。
 湖畔沿いに遊歩道が設けられていて、のんびりお散歩するのも楽しそうである。
 しかし、我々ツアー一行は、ここからすぐのところにある、マンダリンという中華レストランで夕食だ。

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20190201_190614 暑いし、中華にワインでもなかろうとビールを頼んだ。
 大皿から取り分ける感じで、コーンスープに始まり、写真のレタス炒めやチャーハン、酢豚の他、インゲンと牛肉の炒め物、カリフラワーと蛸の炒め物、白身魚のフライなどが並んだ。
 もちろんトレッキング中のお食事は豪華でどれも美味しくバラエティ豊かだけれど、しかしいずれも「洋食」である。 久々の醤油味が美味しい。
 1時間弱であっという間に食べ終わってしまった。

20190201_200334 添乗員さんのお勧めで、そのままほぼ全員でウィリアム・リース像の前にある、パタゴニア・チョコレートにデザートを食べに行った。
 20時過ぎでもまだ外は十分に明るく、お店も大混雑である。

 店名からしてチョコレートのお店なのは間違いないと思い、「パタゴニア ダンク チョコレート ウィズ マカデミアナッツ」を選んだ。このサイズで「キッズ カップ」なのが驚きである。
 濃厚なチョコレートアイスだ。美味しい。

 添乗員さんは、ニュージーランドのアイスの定番という「ホーキーポーキー」を買っていて、味見させてくれた(ありがとう!)。
 蜂蜜っぽい? このポリポリした食感のものは何? という感じで美味しい。
 と思っていたら、ホーキーポーキーはこの「ポリポリした食感の食べ物」の名前だそうだ。びっくり。アイスは定番のバニラアイスだったらしい。我ながら当てにならない舌である。

20190202_191702 そのままスーパーマーケットまで移動して解散となった。
 スーパーマーケットは楽しい。
 しかし、2018年に行ったタスマニア島でマヌカハニーを含めてたくさん蜂蜜を買っていたし、この後、オークランドに1泊するからチーズなどを購入するならオークランドで買いたいし、ワインは重いからパスしようと思うと、これが意外と買う物がない。
 散々うろうろして、トワイニングの「ニュージーランド ブレックファスト」のティーバッグを購入した。

20190201_211357 21時15分くらいにホテルまで戻ったら、ワカティプ湖の方に夕焼けの空が見えた。
 随分と日が長い。
 そしてピンクに染まった雲が綺麗で、しばらく夕焼けを眺めていた。

 お部屋に戻って久々にバスタブに浸かったら、サンドフライに刺されたところが異様に痒くなった。
 どうやら、温めるとかゆさが増すらしい。思わずかきむしってしまう。
 スリランカで買ってきたアーユルヴェーダの軟膏を塗るとかゆさが少し収まり、アーユルヴェーダの万能さをニュージーランドで再認識した。

 お洗濯をしたり、明日のオークランドへの移動に備えて荷造りをしたり、久々の「一人部屋」を満喫し、0時過ぎに就寝した。 

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2020.01.19

ニュージーランド旅行記7日目その1

2019年2月1日(金曜日)

20190201_070900 6時半前に目が覚めたら、外は暴風雨だった。かなさんに教えてもらっていた天気予報のとおりである。
 6時45分にモーニングノックがあり、7時には朝食会場に行った。
 今日が最後のランチ作りで、疲れが出たのかだるいし、昨日はサンドイッチを残してしまったので控えめにしようと、ピーナツバターのサンドイッチとサラダにした。
 サラダ用にちゃんと(これまでも)簡単なタッパウエアのような容器が準備されている。

 お昼ごはんを作ったら、誰に言われていたのか忘れたけれど「バスの席を確保しておいて!」と言われていたので、けいこさんと一緒に進行方向左側の席に作ったばかりのサンドイッチを置いておいた。
 ここまで済ませてから朝食である。
 今日は歩かないし時間に若干の余裕があるので、少しホットミールもいただいた。
 朝食後、ロッジの売店でツアー中の飲み物代(つまりワイン代)をカードで支払った。

20190201_082413 マイターピークロッジのドライルームは、そもそも洗濯機で脱水をすることを前提にしてあるらしく、少しばかり非力で、昨夜様子を見に行ったらウールの厚手の靴下が乾いていなかった。停電がないのをいいことに今朝まで干しっぱなしにしておいた靴下を取り込むのを忘れてはいけない。
 バスに預けるザックには行き先の荷札を付ける。テ・アナウの町で降りる人や、空港に向かう人もいらっしゃるそうだ。我々はクィーンズタウンに戻る。
 遊覧飛行を兼ねてクィーンズタウンまでヘリコプターで戻るツアーは、今日は悪天候のために中止になったそうだ。

 マイターピークロッジ宛てに送った荷物が増えた分パンパンになったザックをバスに預ける。
 返されたザックの手入れをしていたかなさんに、ザックの保管やら洗濯やらについて教えてもらう。かなさんは今日のクルーズには同行しないそうで「この雨だったらもの凄い水量の滝を楽しめますから!」とおっしゃる。
 曰く「折角来たのだから楽しまなくちゃ損」とのこと。納得である。

 出発前のアドバイスに従ってマイターピークロッジ宛てに靴を送った方も、「この雨なので」という添乗員さんたちのアドバイスに従ってトレッキングシューズを履き、レインウエアを着ている。
 私も半袖Tシャツの上に長袖Tシャツを羽織り、スカートではなくパンツにして、レインウエアの上下を着込んだ。
 もっとも、船は滝に突っ込んだりするそうなので、天候に関わらずレインウエアは着ておく方が良い。

20190201_084947 バスは8時半にロッジを出発し、5分ほどでクルーズのターミナルに到着した。
 その間に、クルーズのチケットが配られた、と思う。
 ターミナルに到着する頃には、雨はだいぶ小降りになっていた。
 ターミナル辺りからも、山肌にいくつも太くて白い水の流れが見える。部屋の窓から見ていたときよりも迫力5倍増しだ。

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 ミルフォード・サウンドのクルーズ船は9時に出航した。
 もちろん、甲板に出る。
 雨はほとんど降っていないものの、風が凄くて吹き飛ばされそうになる。
 かなさんの予告どおり、ロッジからも見えたボーエン滝の水量がもの凄い。落差は160mだそうだ
 水しぶきで水面は全く見えないくらいだ。
 山肌を落ちる滝も、雨が降って初めて現れるものが多いという。

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 そういえば、「滝に突っ込む」と言っていたけれど、本当に(流石に滝行までは行かないものの)突っ込んでいた。
 船は横から滝に近づいて行って、舳先が滝の真下に来るような位置で停まる。
 もちろん、我々はその舳先に集まって滝を見上げ、水しぶきを浴び、記念写真を撮りまくる。
 ここまで来ると、いっそ爽快である。

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 滝の水しぶきを浴びまくった9時半過ぎ、船の進行方向に青空が見え始めた。
 朝の暴風雨を思えば青い空が奇跡的に思えて来る。
 振り返ってみると、青空は見えないものの、何となく雲も高く明るくなってきているように感じられる。

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 とにかく、滝である。
 ひたすら、滝である。
 ミルフォード・サウンドクルーズのポイントかつ見どころは無数の滝である。
 添乗員さんから「イルカや鯨が見られるかも」という話があったので、時々、海面を見たりもしていたものの、やっぱり、滝である。
 イルカや鯨には会えなかったけれど、クルーズも後半に入った10時頃、オットセイに会うことができた。
 のんびりひなたぼっこをしているように見えて羨ましい。

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 オットセイからすぐ、落差146mのスターリング滝にも船は突っ込んで行った。
 確か、船内放送とか注意喚起とかはなかった記憶である(私が英語を「情報」として受け取っていなかった可能性もかなり高い)。
 恐らく水量が多すぎて、いつもより滝との距離を取っていたのだと思う。
 それでもかなりの風圧を感じた。水圧ではなく風圧である。
 滝から押し寄せてくる風と水しぶきがもの凄い。
 写真に写っている外国人の方々は平気そうにしているけれど、とんでもないという感じだ。船の手すりの陰に隠れたり、レインウエアのフードを目深に被ったりして防備していた。

20190201_100840 スターリング滝を離れた後、一気に青空が広がり、フィヨルドの景色、青空と緑と白い滝のコントラストをひたすら観賞する30分間になった。
 どなたかに「今日のクルーズで、雨も曇りも晴れも全部の天気を体験したわね!(英語・推定)」と言われて、正しく! と思ったものだ。
 雨上がりの晴天は、ミルフォード・サウンドで最高のコンディションだと思う。残雪の白も輝いているように見える。

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 ちょうど、船が湾に入り込むコースに差し掛かったところだったことも幸いし、フィヨルド戸青空と残雪と緑と幾筋もの山肌から落ちる滝と、最高の景色を楽しんだ。
 やっぱりツイている。

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 クルーズ船ターミナルからも見え、出発直後にも見ているボーエン滝まで戻って来たらクルーズもあと少しだ。
 ボーエン滝の水量は相変わらずもの凄くて、行きよりも近いところを通った帰りには、水しぶきでカメラのレンズがびしょびしょになった。
 これはこれでなかなか綺麗である。

20190201_103927 ロッジの名前にもなっているマイターピークは、この写真の右奥である。
 海面からいきなり立ち上がるように山が標高1682mまでそびえている。
 司教(マイター)が被る帽子の形からその名が付いたそうだ。
 10時45分、1時間半の予定を15分ばかりサービスしてもらい、ミルフォード・サウンドのクルーズ船は出発したターミナルに帰着した。

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2020.01.14

ニュージーランド旅行記6日目その3

2019年1月31日(木曜日)

20190131_153209 33マイルの標識からすぐのところから、川の景色を望むことができる。
 この川の先はミルフォードサウンドかしらと思いながら歩くこと15分、15時45分にサンドフライポイントに到着した。
 ツアーメンバーのお二人が私のすぐ後ろを歩いていらして、ほぼ同時にゴールしたので、ビリっけつと言ってもいいだろう。
 小屋の外にザックを下ろし、中に入って冷たい飲み物をいただく。

20190131_154704 次に、小屋の中にあるホワイトボードに、ゴールした順に名前を書く。
 添乗員さんが「私は最後に」と言ったところ「順番通りで!」とガイドさんに指示されていたから、結構、厳格なのかも知れない。
 この到着順にマイターピークロッジに向かうボートに乗ることができる。
 ロッジのお部屋の鍵もここで受け取る。マイターピークロッジではけいこさんと同室で、けいこさんはとっくの昔にゴールし、最初のボートでロッジに行きましたと教えてもらう。

 後で、ツアーメンバーの方に「32番目? 今日はがんばったじゃない」と言われ、心の中で、歩こうと思ったらもっと早く歩けたんだよ〜、昨日は登りだったから正真正銘のびりっけつだったけど、平らなところを歩くのだったら、そんなに歩くのは苦手じゃないんだよ〜、と反論しておいた。

20190131_154903 小屋とボート乗り場の間に、33.5マイルの「ゴール」の標識がある。
 みんなして代わる代わる記念写真を撮る。
 このときは「あー、ゴールしちゃったよー。もっと歩いていたかったよー。急ぎ過ぎちゃったよー。」というようなことを考えていたように思う。

 それにしても、我ながら、普段、運動したり山登りしたりしている訳でもないのに、3泊4日で54kmを歩くなんていうツアーに参加し、(食べ物や寝るところはロッジにあったとはいえ)荷物を背負ってよく最後まで元気に歩き通せたなぁと思う。
 添乗員さんにも「普段、運動していないのに、いきなり歩いて歩けるなんて体力があるんですよ」と変な感心のされ方をした。

 この後、最後にゴールしたのは現在婚約中の二人で、今日の前半によく出会っていた男女4人組の若者たちの提案で、彼らのうちの一人が斥候に出て二人の到着を確認し、その場にいた全員でアーチを作って彼らを出迎えた。
 二人はもちろんのこと、その場にいた全員がにこにこしていて、なかなか楽しい一場面だった。
 ついでに、アーチを作ってお出迎えとかお見送りとか、日本だけの習慣じゃなかったのねー、と思う。

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 ボートが来るまでしばらく時間があったので、お手洗いを済ませたり、ゴール地点からの眺めを楽しんだり、写真を撮り合ったりしていた。
 第一便のボートがマイターピークロッジまで行って戻って来たようで、第二便かつ最終便のボートが来たのは16時半近くなってからだった。

20190131_162454-2 48名のうち半分くらいと、あとガイドさん4人も乗ったから、見た目よりも大人数が収容できるボートだったと思う。
 しかし見た目どおりになかなか波をかき分けるには小さかったらしく、私が座っていたのとは反対側に座った方達は結構な水しぶきがかかってしまい、大騒ぎになった。
 10分強でマイターピークロッジ至近の船着き場に到着である。
 凄く近かったけれど、ロッジまでバスで送ってもらった、ような気がする。

20190131_170352 ロッジのお部屋はツインである。
 クィーンズタウンから送った荷物もすでにお部屋に入れてくれてあった。
 けいこさんはとっくの昔に到着してシャワーも浴びたそうなので、私も早速シャワーを浴びる。バスタブもあったものの、ゆっくり浸かっている感じでもない。

 マイターピークロッジにもドライルームがあったし、びしょ濡れになることを想定して着替えも送ってあったので、今日来ていた服も着ていなかった服もまとめて洗濯した。
 洗濯機が何台も並んだお部屋もあったものの、順番待ち状態だったし、使い方も今ひとつよく分からなかったので、全て手洗いである。
 洗って絞ったものを抱えてバスルームを出たら、けいこさんに「洗濯したの!」と笑われてしまった。

 バタバタしていると、ララちゃんがお部屋まで「夕食の前に明日の説明があるから!」と呼びに来た。
 慌ててけいこさんと一緒にレストランに行って「ララちゃんに呼ばれたんだけど」と言うと、添乗員さんがびっくりしていた。頼んだつもりではなかった、らしい。
 明日は、6時45分にモーニングノック、7時からランチづくりと朝食、荷物の仕分けをして、8時半出発だという。
 7時から7時半の間に、ミルフォード・トラックを歩いている間の飲み物代の精算をしておいてくださいと注意事項があった。

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 ドレスアップしたガイドさんの司会の元(といっても、私は彼女たちが何を言っているかほぼ分からなかったので、ほとんど聞かずに食べることと飲むことに専念していた。申し訳ない。)、18時半から夕食が始まった。
 少し前までは、夕食の前後に一人一人に完歩証を渡すセレモニーがあったらしいけれど、今回は「みんな歩けて良かったね」という感じで、完歩証は集合写真と一緒にメール送信という形になったそうだ。

 前菜はスモークフィッシュのサラダ、メインは私が選んだラムか、鱈か、ベジタリアンメニューから選べたと思う。
 メインをラムにしたので、私にしては珍しくワインは赤を選んだ。「赤ワインが飲みたい」「メインはラムを選んだ」と伝えると、バーカウンターのお兄さんがAkaruaというワイナリーのワインを選んでくれた。
 美味しい。
 デザートはチョコブラウニーで、コーヒーマシンがあって食後の飲み物がセルフサービスなのはいつもと一緒、だったと思う。

 20190131_200936 夕食後はラウンジに場所を移し、「匿名のアメリカ人」紳士が全員に赤ワインを振る舞ってくれた。
 太っ腹なおじさんである。
 「匿名希望」だった割に、マイクは持たないまでもスピーチをしていたのが何だか可笑しい。これまた、「英語は分かりません」なのでほとんど聞かずにワインだけご馳走になって申し訳ない。
 多分、この4日間は素晴らしい体験だった、みたいなことを語っていたと思う。

 お誕生日の人〜みたいな話があったり、三々五々雑談したり、記念写真大会になったりする。
 我々ツアーメンバー以外にお一人いらした日本人の方と、ここで初めてまとまったお話をした。
 以前にもミルフォード・トラックを歩いたことがあり「再び!」ということでいらしたそうだ。晴天のマッキノン・パスを歩いたことがあるそうで「あの眺めは絶対に見ないと!」とおっしゃる。
 そうよね〜、真っ白だったもんね〜、としみじみと思い返す。

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 途中、それまで雲に覆われていたマイターピークの姿が見えたので、ラウンジを抜け出して写真を撮りに行った。
 左奥の尖った山が(多分)マイターピークである。
 昨日から「2月1日の天気予報は大雨」と言われている。明日は、マイターピークの姿を見られない可能性が高い。シャッターチャンスである。

 ラウンジの入口には名前をメールアドレスを書けるようにリストが置いてある。
 交流用のようで、ガイドさん4人のメールアドレスが真っ先に書いてあり、「よければ名前とメアドを書いてね」「この紙は持っていかずに写真に撮って記録してね」というようなメッセージが付いている。
 なるほど、進化だ、と思う。
 書いたところで私の名前を認識している人がこの50人を超える人の中で何人いるかしらと思いつつ、記念に書いておいた。

 ツアーメンバーの方々は書いた人半分、書かなかった人半分というところだったようだ。
 どこかからオレンジを持ってきた方がいらしてみんなで食べたり、おしゃべりしたりして、21時半くらいにけいこさんと一緒に退散する。
 途中でドライルームに寄って見てみたところ、洗濯物はまだ湿った感じだったので、そのまま朝まで干しておくことにした。

 明日の朝の時点で「夕方まで手元に戻って来ないバスに預ける荷物」と「ここで返す荷物」と「バスに持ち込む荷物」の三つに仕分けておく必要があるので、夜のうちに概ね荷造りを終えてしまう。
 マイターピークロッジに送った荷物もあるので、結構ぎゅうぎゅうとザックに詰め込む。
 ザックを借りた人は明日返すことになるそうで、ザックに入れていた荷物はみなさん、初日にもらった防水用の袋に詰め込んでいたようだ。

 けいこさんと少しおしゃべりし、22時半くらいに就寝した。

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2020.01.13

ニュージーランド旅行記6日目その2

2019年1月31日(木曜日)

20190131_11375520190131_112955 マッケイ滝を出発してしばらくは前後に歩いている人がいて、前になったり後ろになったりしながら歩いた。
 道は相変わらず細い。
 11時半過ぎに27マイルの標識を通過する。

 空は完全に晴れ渡り、結構な暑さである。
 景色の良いところに来て、グループで写真を撮っている方々がいらしたので、全員揃った写真のシャッターを切ったら、こちらの写真も撮ってくださった。
 有難い。

20190131_11541920190131_115434 片側は壁のような岩で、反対側から別の岩が突き出しているようになっているような箇所もある。
 細い。
 ついでに足下には木が倒れていて踏み越えなくてはならない。
 その踏み越えるところに滑り止めが施されていて、芸が細かいよ、至れり尽くせりだよと思う。

20190131_12055820190131_120522 12時過ぎにポセイドン・クリークにかかる吊り橋を渡る。
 マッケイ滝の先はずっとエイダ湖に沿って歩いており、エイダ湖に注ぎ込む(あるいはエイダ湖から流れ出る)川を何度か渡った、と思う。
 暑くなって大汗をかいているので、水辺は気持ち良い。

20190131_121914 どうも私は28マイル標識を見逃し、その昔はガイドさんが電話していたという「テレグラフ・ポイント」を見逃したらしい。
 今はないけれど(衛星電話を使っているのだと思う)、昔は、ミルフォード・トラックに沿って、スタート地点のグレイド桟橋から終点のミルフォードサウンドまで、電話線が敷かれていたそうだ。
 そして、テレグラフ・ポイントまで到達すると、ガイドさんはミルフォードサウンドに電話し、サンドフライポイントまで迎えの船を呼んでいたという。

20190131_123748 12時半前に29マイル標識を通過した。
 そこからすぐ木々の間から右手にエイダ湖が見えて来た。
 そして、道は徐々に上り勾配となり、崖を削ったような道になる。

 このロッキーカッティングは、ミルフォード・トラックで一番最後に開通した区間だという。崖を削らなくてはならなかったのだから、難工事であり大工事だったのだろう。
 アイルランド人の鉱夫たちにより、1898年に完成されたそうだ。
 ロッキーカッティングの上り始めのところに、その旨を書いたプレートがはめ込まれているらしいけれど、こちらも私は見逃してしまった。

 のんびりマイペースで歩いていたつもりが、時々、一心不乱に歩いてしまっていたようだ。
 「今日はずっと緩やかな下り」と思っていたので、時々現れる上り道がえらくきつく感じる。
 どこかで一緒になったかずあきさんに「登り坂が出てくると心が折れる」と言ったところ「それは言い得て妙だ」とえらく喜んでくれた。きっと同じように感じていたのだと思う。

20190131_124238 ロッキーカッティングを登り切ると、眼下にエイダ湖の一部と思われる砂州を見ることができた。
 こういう景色を見られると、少しばかり元気が出る。
 ロッキーカッティングを過ぎてからも、道は緩やかに上ったり下ったりしていたと思う。
 ずっと森の中を歩く感じだったので、先が全く見通せない。
 時々、前後になった方々が話す声が聞こえて来て、少しほっとしたり、焦ったりしたくらいである。

20190131_130857 アップダウンとは別に、時々「雨が降ったらここは川になるんだろうな」という溝が道を横切っていることがある。
 青空になって今日は雨は降らないよねというお天気になってからも、添乗員さんは「(歩いているときに)足首くらいは水没するかも」と言い続けていた。
 昨日が雨だったからということもあるし、実際に添乗員さんは腰まで水に浸かって歩いたこともあると言う。
 今回はラッキーで、深くてもトレッキングシューズの靴底より浅いくらいの水しかなかった。

20190131_132735 13時20分、ジャイアントゲート滝手前にあるランチシェルターに到着した。
 このランチシェルターの手前にあった筈の30マイルの標識を見逃したらしい。
 標識があるなぁ、何だろうと思って横道をのぞき込んだら、添乗員さんが東屋にいるのが見えた。
 雨の場合は、ここでランチ休憩になるそうで、お手洗いもある。
 この日はいいお天気だったので、お手洗いだけ済ませて、ジャイアントゲート滝が見える河原(湖の岸辺なのかも知れない)でお昼にしましょうと声をかけていただいた。

 ランチシェルターを出て、ジャイアントゲート・ブリッジを渡ると、ジャイアントゲート滝が見えた。
 河原(なのか湖岸なのか)に降りて、適当な倒木を椅子代わりにしてトレッキングシューズを脱ぐ。
 ザックから朝作ったサンドイッチを取り出して食べる。デザートはオレンジだ。
 お天気もいいし、滝のマイナスイオンも気持ちがいい。靴を履いていないのも気持ちがいい。
 ここではホットドリンクのサービスがないので、昨夜からペットボトルにティーバッグを入れて紅茶を作り、持参している。

20190131_134713 サンドイッチを食べ終わって一休みし、靴下も脱いで水に入ってみた。
 冷たい。
 ここで泳いでいる人もいたけれど、とんでもない。十分ビールくらいは冷やせそうな、キーンと冷えた水である。
 ずっと歩いて来た足をクールダウンさせるには気持ちいいけれど、足先だけでもずっと入っていられないし、ここで泳ぐなんてとんでもないという感じだ。

 パシャパシャやって気が済んだところで岸に戻り、元の倒木に座って足を乾かす。河原は土ではなく石なので、汚れは気にしなくていい。
 ここまで首に巻いてきた手ぬぐいで足を拭き、よれて気持ちが悪かった五本足の靴下も脱いでしまう。行程はあと2時間弱というところだし、上り下りもほぼないので問題ないだろう。
 新しい手ぬぐいを首に巻いて、出発準備完了である。
 ガイドさん4人のリーダーであるララちゃんと記念写真を撮ってもらい、14時に出発した。

20190131_142815 14時15分に31マイルの標識を通過し、コケとシダの森の中を歩いて行く。
 ランチ休憩を挟んだので、前後にツアーメンバーの方がいらしたり、人の気配があるのも、これはこれでいいものである。
 それでも、ペースを落とし、緑の中、緑と水の気配がたくさん含まれた空気を吸いながら、頭を空っぽにしてただ一人で歩く。

 14時45分に32マイルの標識を通過した。
 ここから先は、囚人たちが作った道が続き、道幅も広くなり、アップダウンはほぼなくなってひたすら平坦な道を歩くことになる。
 ますます、頭は空っぽだ。

20190131_15130020190131_145444 32マイル標識から少し歩いた道の真ん中に(推定)ウェカがいた。
 何人もでカメラを構えて写真を撮っても、ウェカの方は全くこちらを頓着していない。
 人に慣れているというより、人に危害を加えられるとは思ったこともない、という感じに見える。

 そんな寄り道をしても、歩きやすい道だからか順調に歩けてしまって寂しい。
 木々の間から、川(だと思う)が見えるなぁと思ったら、すぐその先に33マイルの標識があった。
 ゴール地点は33.5マイルなので、あと半マイルである。
 寂しい。
 でも、とりあえずゴール地点は何しろ「サンドフライポイント」なので、サンドフライに備えて虫除けスプレーをガンガン自分に吹き付けた。

20190131_15190220190131_151837 ゴールが近づくと、道幅も広がり、かなり歩きやすくなる。
 33マイルの標識からすぐのところにあった、キャンプ・オーブン・クリークという川にかかっている橋も、これまで渡ってきた橋に比べてその幅が大分広がっていた。

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2020.01.12

「その国の旅を終えて100の質問(カンボジア編)」に答える

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 「その国の旅を終えて100の質問」は 旅して~世界206ヶ国&旅と暮らし からいただきました。
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tabibanner.gif

1.ハンドルネーム、性別、星座、血液型をどうぞ。
 姫林檎 女 さそり座 A型

2.行った国はどこですか?
 カンボジア

3.日程(年月日)と日数を教えて下さい。
 2019年12月30日〜2020年1月3日 5日間

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2020.01.11

ニュージーランド旅行記6日目その1

2019年1月31日(木曜日)

20190131_062522-220190131_061545_20200112200201 この日は、ミルフォード・トラックを歩き始めて一番よく眠れたと思う。それでも、連続した睡眠は3時間くらいだったろうか。
 昨夜に同室となった添乗員さんと打ち合わせた通り、5時45分に起床した。まだ電気は通じていないので、懐中電灯の光で支度を始める。

 6時過ぎに朝食会場に行ったら一番乗りだった、と思う。
 早速、サンドイッチを作り始める。昨日食べて気に入ったバジルペーストを塗ったハムと玉子とピクルスに野菜のサンドイッチと、イチゴジャムのサンドイッチを作り、昨日食べそびれてしまったチョコマフィンを一ついただく。

 今日は今までで一番歩く距離が長く22kmの行程である。
 そして、午前中に1回、温かい飲み物をいただける休憩が入り、その後、またしばらく歩いてランチ休憩の予定だ。
 ランチも2回に分けて食べるように用意しておくと良いというアドバイスがあり、マフィンは1回目の休憩用、サンドイッチはランチ用の心づもりだ。

 ホットミールはもう少したってから出てくるので、私の朝食は今日もグラノーラにヨーグルト、ジュースとコーヒーである。
 7時前に食べ終わり、身支度をして7時20分頃から、恒例のラジオ体操に参加する。
 ツアーメンバーの面々もそろそろ疲れも出てきているのか、参加していたのは2/3ほどだ。

20190131_073502 この日はにわか雨の予報がでており、空を見上げると低くて暗めの雲に覆われている。
 半袖Tシャツの上にレインジャケットを羽織り、スポーツタイツにヤマスカート、念のためにゲイターを付け、長距離に備えて出発時点からストックを使うことにする。
 雨はまだ降っていなかったので、ザックにレインカバーは付けない。
 ツアーメンバーのみなさんも、上下ばっちりレインウエアを着込んでいる方がほとんどだったと思う。
 7時半に出発した。

20190131_075112 歩き始めてしばらくは、川沿いの道を進む。
 割とすぐに暑くなってきて、羽織っていたレインジャケットを脱いだ、と思う。
 レインジャケットのポケットに入れていたお水のペットボトルやカメラをウエストポーチに移し、ザックに入れていたウエストポーチを取り出して装着する。
 8時5分前くらいに21マイル地点を通過した。

20190131_08343222 私の歩くのがトロいものだから、あっという間に一人歩きになる。
 この日の前半は、女の子3人と男の子一人という若干不思議な4人の若者たちと前になったり後になったりしながら歩いていた。
 もちろん、彼らのペースが遅い訳ではなく、彼らはしょっちゅう写真撮影のために止まっていたので、結果としてほぼ私と同じペースになったというだけである。
 8時35分に22マイル地点を通過した。

20190131_084306 ボードウォークのような箇所も通過しつつ、のんびり歩く。
 4日目の今日歩くアーサー渓谷は、ミルフォード・トラックの中でも特に雨が多いらしい。それで、こんなボードウォークが用意されているのかも知れないと思う。
 そういえば、クィーンズタウンで会った日本人の方も、「最終日に天気が悪くて大変だった」とおっしゃっていた。
 それでも雨は降っていないし、道もほぼ平坦(という割にアップダウンはそこそこあって、平らな道をひたすら歩くと思っていた私はそのたびに疲弊していた)だし、写真を撮る余裕がこの日はあったらしい。

 8時45分過ぎに、ダンプリング・ハットに到着した。
 本日最初のトイレ休憩ポイントである。
 ついでに、ウールの靴下の中に履いていた五本指の靴下が撚れて気持ち悪かったのでトレッキングシューズを脱ぎ、靴下をはき直した。

 そんなことをしていたせいか、お手洗いに行って戻って来たら、ちょうど最後尾を歩いていたララちゃんが到着したところで、道の真ん中に自分のザックを置いて「ここが最後尾」の目印にしていた。
 あららと思い、9時にダンプリング・ハットを出発したときに、(私にしてはということだけれど)少しペースアップを心がけた。
 実際のところ、添乗員さんの旅日記をみると、ツアーメンバーのトップは8時25分にダンプリング・ハットを通過している。ほぼ同時スタートなのに30分以上遅れているのだから心配するのも当然だ。この後、添乗員さんが一緒に歩いてくれたのも納得である。申し訳ない。

 それなのに、こんな写真を撮ってもらったりしているのだから、我ながら反省が足りない。
 でも、実は拡大するとブレているにも関わらず、この写真がミルフォード・トラックで一番気に入った写真になった。有難い。
 この辺りはシダも多くて、屋久島に似てるなぁと思う。

20190131_094139 9時35分くらいに24マイルの標識を通過して少し、青空が覗いていることに気がついた。
 これまでかかっていたのは雲というよりも靄だったのかも知れない。気温が上がるにつれて、晴れてきたようだ。
 ここまではほぼ森の中を歩いて来たけれど、いきなり荒涼とした場所に出て驚いた。
 この間に合わせの通路の感じといい、崖下に広がっていることといい、雪崩とか土砂崩れとかの跡なのじゃないかと思う。
 今から崩れてくることはないよね? と思いながら、少し足早に通り抜けた。

20190131_101654 荒涼とした風景が広がっていたのはほんの少しの間だけで、またトラックは森の中に戻った。
 湿っぽい森の中に日の光が届いて、何とも気持ちがいい。
 25マイル標識を10時5分に通過する。この辺りは確かほとんどアップダウンもなかったし、結構いいペースで歩いていたようだ。
 昨日は最後尾をトロトロ歩いていたので自動的に一人歩きになったけれど、今日は 足を痛めてしまった方がゆっくりペースで歩いていらしたので、一人歩きをキープしようとすると微妙な速度調整が必要になる。

20190131_101852 森を抜けると前後に山が見える開けた場所に出た。
 添乗員さんが待ってくださっていて、どうやらツアーメンバーの通過を確認しつつ、記念写真を撮ってくださっていたらしい。
 そこから少し歩くと、ホットドリンクをいただける休憩ポイントだと教えてもらい、そういえば少しお腹が減ったなぁと足を早めた。

 足を早めたところで、こちらに向けて歩いてくるツアーメンバーの方に行き会った。
 「どうしたんですか?」と尋ねたら、この先のボート・シェッドで休憩し、先に進むのだとおっしゃる。
 何だかおかしいですねと、ボート・シェッドまで戻ってガイドさんに聞いたら、ボート・シェッドを通り越して行くべきところを逆に来てしまったらしい。
 それほどの距離を歩く前に気がついて良かった。

20190131_103456 ボート・シェッドは、昔、川を船で渡っていたときに使っていた、いわば「待合小屋」である。
 ガイドさんからコーヒーをもらい、外にでて適当な石をテーブルと椅子にして休憩した。朝、ロッジでもらてきたチョコマフィンの甘さがしみわたる。
 辺りには、オレンジのユリのような花も咲いていて、気持ちが良い。
 ザックもその辺に転がして、汗を吸っているだろう背面を乾かす。

 ところで、川にかかる吊り橋を写真に撮っているのだけれど、これがどこだったか今ひとつ自信がない。
 多分、おやつを食べたボート・シェッドから川岸に降りることができて、そこから撮ったのではないかと思う。
 川の水面の平らな感じ、その奥に吊り橋が架かっている感じ、水面に空が映っている感じ、空気が澄んでいる音がしそうな感じが気に入っている。
 おやつを食べ、お手洗いを済ませ、こんな景色に満足して10時半から30分ほども休憩していたと思う。
 11時に再び歩き始めた。

 ボートシェッドを出て5分も歩かないうちに26マイルの標識を通過した。
 そこからさらに吊り橋を二つほど渡って15分ほどで、昨日、かなさんが「絶対に行ってください」と強力にお勧めしていたマッケイ滝に到着した。
 ザックを置いて、早速、行ってみる。

20190131_111835 マッケイ滝を見る展望台の手前に、ベルロックがある。
 この写真では何がなんだか分からないと思うけれど、釣り鐘型の岩があり、中が空洞になっている。
 その空洞部分に入ることができて、この写真だと左下が私が入ってきた岩の隙間、そこから岩の内部を見上げている感じになる。
 ベルロックの看板に「LOOK INSIDE」とわざわざ書いてあるのが何だか可笑しい。

 そして、マッケイ滝である。
 かなさん曰く「ミルフォード・トラックのパンフレットには必ず写真が掲載されるマッケイ滝」で、添乗員さん曰く「ニュージーランドで最も美しいと言われるマッケイ滝」だ。
 10分ほど滝の眺めを楽しんで、「サンドフライポイント(ゴール地点)まで4時間」の看板に力を得たのか失ったのか微妙だわと思いつつ、再び歩き始めた。

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2020.01.08

「Visited Countries」の世界地図を更新する(カンボジア)

 2019年から2020年の年末年始にかけてカンボジアに行って来た。
 今回も、Visited Countriesというサイトを利用して、世界地図を更新した。

 20歳以降に行った国を赤く塗っているこの地図にカンボジアが加わり、私の既訪問国(日本を含む)は31ヶ国になった。
 次はどこに行こうか、行きたいところはぼんやり色々とある。
 行けるときに行っておかなくては! と決心している。


visited 31 states (13.7%)
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2020.01.05

プロフィール写真を変える(カンボジア)

 2019年12月30日から2020年1月3日まで、カンボジアに行って来た。
 シェリムアップに3連泊、ひたすら遺跡巡りの旅である。

 なかなか楽しく快適な旅行で、かなりリフレッシュできた、と思う。

 1月1日早朝、初日の出を見に出かけ、日の出前に朝焼けに浮かぶアンコールワット、池の湖面に映る逆さアンコールワットの写真を撮ろうと夢中になった。
 なかなか上手く撮れた! と思っている。

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2020.01.03

無事、帰国する(カンボジア)

 2020年1月3日、カンボジアから帰国した。
 「無事」が付かないのは、観光最終日に遺跡でコケて足のすりむき傷が結構な状態になっていたり、トイレの鍵で左手の指を負傷しそこが結構な痛みを発したりしているからだ。

 そして、眠い。
 カンボジア時間22時50分発、東京時間6時40分着の機内でほぼ寝ていないのだから、眠くて当たり前である。
 でも、ここで眠ったら夜に眠れなくなりそうなので、強引に起きている。

 今回、19名参加のツアーだった。
 親子連れの3人組が4組、ご夫婦が一組、親子が一組、一人参加が私を入れて3人である。

 ひたすら遺跡を巡るツアーで、「たっぷり3時間観光」が売り文句である。
 しかしながら、実際にたっぷり3時間観光した身としては「たっぷり3時間観光するには限りない体力が必要」と声を大にして伝えたい。

 それでもとても良く構成が練られたツアーで、年末(年始はそれほどでもない)の混雑した状況で予定通りに回れたのはガイドさんの臨機応援な対応と、そもそものツアーの構成がよく練られたものだったからだと思う。

 今回の旅行費用は、概ね340000円だった。
 ここにはツアー代(サーチャージ、一人部屋追加料金等含む)、成田空港までの往復交通費、現地での飲み物代が含まれているけれど、お土産代は含まれていない。

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2019.12.30

カンボジア旅行に出発する

 2019年12月30日からカンボジアのシェリムアップに行って来る。3泊5日の弾丸旅行だ。
 目的はアンコールワットである、と書きたいところだけれど、ガイドブックを読み漁っているとこの書き方は正しくないような気がしてくる。

 28日に添乗員さんから電話をもらい、「「現地の最高気温は35度くらいなので、体温調節ができるものと、室内は冷房が効いているので羽織れるものをお持ちください」「ホテルで小休憩の時間があるので、着替えを多めにお持ちいただくとさっぱりして午後からの観光にお出かけいただけます」「バンテアンスレイでの観光では双眼鏡があると便利です」等々のご案内をいただいた。

 電話後に少し追加した持ち物リストは以下に。

 

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