持って行く本のリスト(ホワイトホース編)を作る
今回のオーロラ(カナダ)ツアーでは、行き帰りの飛行機にバンクーバーでの乗り継ぎ待ち、ホワイトホースに到着してからもオーロラ待ちをするし、昼間はこれといって予定もないので、時間がたっぷりあるだろうと予測できる。
そこで、色々と迷った挙げ句、最終的にこの6冊の文庫本を持って行くことに決定した。
行きの手荷物に入れて行くのは、「パターンで話せる英会話 1秒レッスン」と「狐罠」の2冊である。
「パターンで話せる英会話 1秒レッスン」
この文庫本は、行きの手荷物に入れておかなければ全く意味がない本である。
帰りの飛行機では絶対に読まない自信がある。
行きの飛行機とバンクーバーでの待ち時間は、この本で即席に英会話を勉強し、ついでにiPodでNHKの英会話入門(ただし、昨年に放送されたもの)を聞こうという作戦である。
しかし、「行きの飛行機で読もうと決めた」からといって出発前に全くこの本を開こうとしなかった私って一体・・・。
筆頭に書いたけれど、この6冊の中でもっとも読まれる(少なくとも読了される)可能性が低い本であることは間違いない。
「狐罠」「狐闇」
北森鴻の「冬狐堂シリーズ」の長編2冊である。
これまで、短編集は何冊か読んでいるのだけれど、長編は読んだことがない。
しかも、実はシリーズ最初の1冊は、長編の「狐罠」なのである。
かなり分厚い本だし、推理小説だけれど骨董や民俗学の知識も散りばめられているので、かなり読むのに時間がかかる。読み返しても面白く読めるという点も重要である。
「ナイチンゲールの沈黙」
少し前に文庫化されて、出版されてすぐに購入してあったのだけれど、何となく「カナダに持って行って読もう」という気分になって手をつけずにおいたものである。
「チーム・バチスタの栄光」を何度も読み返しているので、こちらもまた何度読み返しても面白く読めるという条件をクリアしていることは間違いない。
シリーズ3作目の「ジェネラル・ルージュの伝言」が出版されていたら、シリーズ3作の文庫6冊というラインアップにしていたかも知れない。
「謎3―スペシャル・ブレンド・ミステリー (3)」
恩田陸がセレクトした国内ミステリの短編集である。
1972年、1982年、1992年に発表された短編からのセレクトなのだそうだ。
恩田陸の著作に「恐怖の報酬」という旅日記があり、そこでは「旅行に持って行く本選び」にかなり時間とページ数が割かれている。
そうして「旅行に持って行く本」に腐心する恩田陸がセレクトした短編集を旅行に持って行くというシチュエーションが気に入って、最後に鞄に放り込まれることになった。
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