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2009.01.01

オーロラ(ホワイトホース)旅行記1日目

2008年9月19日(金曜日)

 今回のツアーの参加者は私一人である。
 17時集合だし、3泊5日の弾丸ツアーだし、オーロラ目的で出歩く予定もないけれど、三脚などの撮影機材と、いくら9月とはいえ極北地方に出掛けるための防寒の服が結構かさばってしまったので、成田まで宅配便でキャリーケースを送った。

 空港のカウンターではゲートの案内をされただけで、チェックインは自力で行う。
 空港のカウンターには何のために寄ったのだろう? eチケットだから航空券をもらうという手続きすらなかった。

 エアカナダのカウンターでチェックインしたときにはすでに席が確保されているようだった。
 聞いてみたら満席だという。
 ANAのマイレージが貯められると言われたけれどカードを家に置いてきてしまったので、専用封筒を貰い、事後加算の手続きを帰国後に行うことにした。

 17時30分過ぎにセキュリティチェックを抜け、出国審査もほとんど並ばずに通過でき、17時45分には免税店をうろうろしていた。
 AC004便の搭乗ゲートは一番奥だ。一人だし、基礎化粧品を買ったくらいで他に欲しいものも特にないし、やることもなくてヒマである。
 空港までは半袖チュニックにカーデガンを羽織っただけで来た。機内は結構寒いだろうと思って、フィッティングルームで長袖のタートルシャツとスパッツを着込んだ。

 19時発の予定が実際に離陸したのは19時30分過ぎだった。
 この飛行機はエアバス330で、パーソナルテレビはない。そうなると結構ヒマである。
 お腹が空いてきて、20時30分過ぎに機内食が配られたときにはほっとした。「Fish or Pork?」と聞かれて、お肉を選んだらシチューだった。マカロニサラダとパンとバターとイチゴのケーキが付く。

 夕食が配られるのと同時くらいに始まった映画「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」を見る。原作を読んでいる筈だけれど、さっぱり覚えていないのが我ながら情けない。
 映画を最後まで見て、寝て、起きたら現地時間の19日10時30分くらいだった。
 朝食が配られる。フレンチトーストかおかゆを選べたので、フレンチトーストを頼んだ。ポテトとミックスベジタブルが付け合わせに添えられ、フルーツが付く。
 日本からお箸やフォークなどを持ってくるのを忘れたので、機内食についてきたものをいただいた。

バンクーバー空港 12時過ぎにバンクーバーに到着した。
 入国審査は大混雑で抜けるのに40分近くかかった。ホワイトホースに行く国内線に乗り継ぐまで4時間以上も待ち時間があるから、全く問題ない。
 入国審査が並ぶのは結構色々と質問するからかも知れない。
 「カナダに来た目的は?」「観光です。」
 「あなたは一人で来たの?」「そうです。」
 「どこに行くの?」「ホワイトホースです。」
 「何しに行くの? 友人か家族でもいるの?」「オーロラが見たいんです。」
 この答えに、入国審査のお姉さんは思いっきり呆れたように首を振っていた。

 バンクーバーで国内線に乗り継ぐときははキャリーケースを一度ピックアップして預け替えなければならない。成田の免税店で買った化粧品をポケットに入れられるので却って便利である。
 乗り継ぎのアシストがツアーに付いていて、「はいはい。」という感じで簡単に手続きが済んだ。
 国内線のターミナルまでは別のスタッフの人が連れて行ってくれた。こんなに簡単だったらアシストはいらないよ、断っていたら旅行代金が少し安くなったかしら、とかつまらないことを考えた。

 ただでさえ乗り継ぎの待ち時間が長いのに、最近、カナダの国内線は遅れ気味だという。困る。
 せっかくなのでアシストのお姉さんに聞いてみたところ、4時間強の乗り継ぎ時間ではバンクーバー市内に行って帰ってくるのはかなりスリリングらしい。市内の道がかなり混雑するのでお勧めできないという。
 しかし、現在、バンクーバー・オリンピックに向けて市内から空港までスカイトレインが建設されており、それが完成すれば20分で市内まで行くことができるようになるそうだ。

 郵便局の場所(国内線ターミナルの地下のセブンイレブンの中にあった)を教えて貰い、切手を買いに行った。
 カナダドルのT/Cで購入することができたけれど、あまり高額のチェックだとお釣りの用意がないらしく断られることもあるようだ。
 日本までは葉書も封書も同料金で、1通1.68ドル(以下全てカナダドル)だった。

 荷物を持ってうろうろしているとだるくなってきた。
 これはお腹が空いたからだと判断し、ごはんを食べることにした。そういえば、10時30分くらいに朝食を食べたきりである。
 15時前に、フードコートでサーモンと鮪のにぎり寿司のセット(9.90ドル)と、「おーい お茶」のペットボトル(4ドル 高い!)を買ってお昼ごはんにした。
 郵便局ではT/Cを使うときにパスポートを見せろと言われたけれど、このフードコートではそんなことも言われずに普通のお金のように支払うことができた。

 16時40分発だったので余裕でいたのだけれど、ボーディングパスをここで初めてしげしげと見たら搭乗開始が16時05分と書いてあった。早い。
 慌ててセキュリティチェックに向かう。
 もっとも、ホワイトホース行きの便は16時に到着して乗客を降ろしていたから、全く慌てる必要はなかったようだ。それにしても、ダウンジャケットを着ている人もいれば半袖のTシャツの人もいて、全く現地の気候が想像できない。

 ホワイトホース行きのAC8447便は通路を挟んで左右に2列ずつという機体で、ほぼ満席だった。あとで聞いたところによると、ホワイトホース周辺は今がハンティングの季節なのだそうだ。
 まだ昼間のような明るさの中、飛行機は雲の上を飛ぶ。やはり天気予報は正確で、あまり天気はよくなさそうだ。

ホワイトホース空港 19時前にホワイトホースに到着した。
 雨は降っていないし、僅かながら見える青空から日も射しているのが有り難い。
 ロビーに出るとあっさりと「**さんですか?」と声を掛けられた。どうして判るんだろうと思って聞いてみたら「日本人は少ないですから。」というお答えだった。もっともである。
 この飛行機に日本人は私一人だった筈だ。

 まずは市内のスーパーに向かう。
 「お酒を飲みますか?」と聞かれて「いいえ。」と答え、リカーショップはパスした。考えてみればお土産用に市内のリカーショップで購入した方が空港の免税店で購入するより安かったかも知れない。

 宿泊するロッジは、市内から車でかなり走った湖のほとりにぽつんと建っており、近くにお店などは全くない。
 なので、多少は非常食兼間食を用意しておいた方がいいでしょうという。
 けれど、朝食と夕食が供されるし、朝食は11時くらいまでセルフサービスで食べられるので、私としてはスーパーマーケットに行く主な目的は、食料というよりもお土産探しである。
 メープルシロップとメープルクッキーを購入する。
 あとは、イチゴとスープの素とクッキーとバナナチップスとドライマンゴーを購入した。最後の二つは量り売りである。
 日本からおかゆのレトルトも持って来ていたし、明らかにこれは買いすぎだ。

 これだけ買って全部で24ドルだった。オーガニックのメープルシロップが一番高くて10ドル弱だ。このときにカナダドルは100〜110円くらいだったろうか。
 スーパーでも普通にT/Cで支払うことができた。旅行社の人は、「うわ、大丈夫なんだ」と驚いていた。T/Cは使えると思うけれどレジの人が知らないかもしれないというのが彼の予想だったのだ。

 これから3泊する「イン・オン・ザ・レイク」に向かう。
 車で1時間以上も走っただろうか。何となくおしゃべりしながら向かう。日本を悪く言わずにカナダのいいところを語れるといいのにね、と思う。
 宿には20時40分くらいに到着した。

 そのままロッジの中をひととおり案内してもらった。
 ガイドさんは、本当は土足禁止だけど靴が綺麗だからいいやといい加減なことを言ってずんずん入っていく。玄関にはスリッパがいくつも籠に入って置かれている。
 ジャグジーの使い方を教わり、PCや楽器(電子ピアノとギター)は自由に使っていいそうで、また国際電話はクレジットカードでかけられるし、旅行社のオフィスにかけるのだったら市内は無料なのでロッジの電話を借りてかければいいと言われる。
 部屋を教えてもらって鍵を渡される。バスルームの照明が赤いのが謎だ。広いしベッドも大きいし、なかなかいい感じだ。全体的にかなり贅沢な作りのロッジである。

 到着したときにはウエディング・ディナーが開催されていた。8人くら集まっていただろうか。
 そちらに混ぜて貰う? と聞かれ、お食事はだいぶ進んでいるようだったし、何より私の語学力に激しく難があるので、別にキッチンで一人で食べさせて貰うことにした。

メインディッシュ お願いすれば別料金でグラスワインなどもいただけるし、勧めてももらえる。オーロラ目当てだった私は眠くなるのを警戒してアルコールはパスした。
 絶対に白ワインと合いそうな夕食のメニューはこんな感じである。
 前菜 にんじんとジンジャーのスープ
 メイン 湖のお魚のソテー(フルーツソース)
 デザート イチゴのショートケーキ、コーヒー

 この日は、ジョニーさんというシェフ兼マネージャーと、ステファニーさんという給仕を担当する女性がいた。この二人は夫婦かと思ったけれど真偽は不明である。
 最後に、帰りの航空券を確認し、最終日のピックアップの説明を受け、緊急連絡先を教わった。
 「プライベート・オーロラ」というツアー名は伊達ではなく、周りにほとんど灯りのないこのロッジで、各自好きなようにオーロラを待ってくださいというのがこのツアーのコンセプトなのだ。

 彼はこれからウィークエンドでお休みらしい。私にではなくてジョニーさんに言っていたのを聞いて、「じゃあ、別に困ったことがなくてもお電話しましょうか。」と言ったら笑っていた。
 緊急用ということで、旅行社のオフィスと彼の携帯番号を教えてもらっている。

 そんな話をしていたせいか、ジョニーさんが後になって「彼に電話しようか。それで、Everything is OK! って切っちゃうんだ。」と言っていたのがおかしかった。
 イチゴを冷蔵庫にしまわせてもらい、給湯設備などの説明も受ける。このロッジでは24時間フリードリンクで、コーヒーはポットに入っているし、熱湯がいつでも使えてティーバッグも色々と用意されている。至れり尽くせりだ。

 ウエディング・ディナーの方々は宿泊はしないらしい。続々と帰って行く。
 このロッジに今夜は私一人かと思ったら、0時過ぎに2組のゲストが来る予定になっているとジョニーさんは言う。彼らが来たら玄関の明かりを消しても構わない、そうしたらガラス張りの室内からオーロラを待つことができると教えてくれる。
 そして、共有スペースにあるPCを起動させ、オーロラ予報がここで出るから15分ごとにチェックするようにと言い置いて、ジョニーさんは帰って行ってしまった。
 これからゲストが来るらしいのに、当然、玄関は開けっ放し、玄関を入ったキッチンに「ようこそ! 何かあったら電話して」と書かれたメモが電話を文鎮代わりに置かれているだけである。

 22時前にシャワーを浴び、ドライヤーも用意されていたので風邪をひかないようによくよく乾かす。防寒体制を万全にして23時過ぎからオーロラ待ちの態勢に入った。
 玄関脇のポーチに椅子があって、そこに座り、時々外に出て空を見上げるけれど、そもそも雲が多い。

月夜 0時過ぎにいったん空がクリアになり、月も出たけれど、1時頃には再び空一面雲に覆われてしまった。
 そういえば来るはずのゲストは2組とも姿を現す気配もない。
 ゲストの代わりに、3時過ぎには雨が降り出してしまった。
 旅行社の彼は「ホワイトホースでは滅多に雨が降らない。だからそこで育つことのできる植物は少なくて、今まで目にした木は3種類くらいしかない筈である。」と言っていたのに!

 かなり本格的なざーざー降りになってしまったので、1日中移動して疲れてもいたし、今日のところはここで撤収ということに決めた。
 
 ->オーロラ(ホワイトホース)旅行記2日目

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