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2013.08.08

白馬旅行記(2013)1日目

 出発間際まで「荷物をどうやって持って行くか」で迷い、つい最近に導入した「ミラコロ」をデビューさせた。母との旅行では、帰り際にお土産を買いまくり、荷物が肩に食い込んで大変な思いをすることが多い。その解決を図ったのだ。
 天気予報が雨に傾いていたので、ミラコロに被せるビニル袋も用意した。
 1泊2日、2人分の荷物は楽に入る。ハンドルの高さの調整が何故か上手くいかないのが不思議だけれど、コロコロと車輪も軽やかである。

 長野新幹線で10時18分に長野駅に到着した。お天気も良さそうで有難い。
 東口に出て、白馬までの特急バス回数券(4枚5000円)を購入し、10時40分発のバスに乗り込んだ。
 空いていたので2席占拠し、ミラコロも足元に置く。母はずっと起きていたらしいけれど、私はバスに乗っているほとんどの時間、爆睡していた。

 バスが白馬に近づくにつれて空に雲が広がってくることに不安を覚えたころ、11時40分に白馬五竜のバス停に到着した。時刻表どおりの運行である。
 道の反対側にある花三昧バス(1日乗り放題で500円)のバス停に11時49分に来たバスに乗り、走ること2分(しかし、この距離をコロコロ転がしながら歩くのはかなり大変そうで)、エスカルプラザに到着した。
 白馬五竜高山植物園を歩くのに必要なものだけ取り出して、ミラコロはコインロッカーに預け、まずお昼ごはんを食べる。

天ぷら蕎麦 エスカルプラザの2階に「緑の食卓ハル」というレストランが入っている。母のリクエストは「お昼にはおそばが食べたい」だったのでちょうどいい。
 二人とも手打ち蕎麦と天ぷらのセット(1人1280円)を頼んだ。
 太さはちょっと不ぞろい、長さも短めのように感じたけれど、お蕎麦はかなり美味しい。量も多い。天ぷらも揚げたてで美味しく、これはなかなかのヒットだった。
 母は特にズッキーニの天ぷらが気に入ったらしい。今度やってみようなどと言っていた。

ゴンドラから レストランの窓から見える白馬五竜テレキャビンの山頂近くには、雲がどんどん下りてきているような気がする。もしや雨か? と思いつつ、テレキャビンでの往復とその先のリフト券がセットになったパノラマチケット(2000円)を購入し、12時半過ぎにテレキャビンに乗り込んだ。
 このチケットは、例えば白馬地区のホテル等で購入すると1割引になる。今回は宿に寄らずに直行したので定価での購入である。
 植物園自体の入園料は無料である。

青い芥子の花 テレキャビンを降りたところに花壇が作られていて、青いケシの花が咲いていた。おぉ! これが! と思って写真を撮る。
 しかし、よくよく考えると私はどうして青いケシの花が珍重されているのか全く知らない。どうやら、非常に栽培が難しい花のようだ。だからこそ、白馬五竜のバス停からエスカルプラザに向かう道沿いにも「青いケシ咲いています」という看板が出ていたのだろう。
 しばし青いケシに見入ってから、今度はリフトに乗った。リフトで一番上まで上がり、そこから歩いて降りて来ながらお花を楽しむ趣向である。

 白馬五竜高山植物園ではピンクの花黄色い花紫の花などカラフルな花が咲いている。
 これだけは確実に名前を知っているニッコウキスゲもたくさん咲いていて、緑が一段と華やかに見える。

クルマユリハナチダケサシ?

オオコメツツジウラジロヨウラク

 今回、リフトの上からでも一面の白とピンクと紫の高山植物が咲いている景色を見ることができた。この色合いがまた涼しげだ。
 長野市の今日の最高気温は29度、バスが白馬に差し掛かったところでの気温が25度、この植物園では20度前後だったらしい。涼しいはずである。
 リフトを降りたところで一周30分の散策コースを歩き始める。すると、真っ白だった空の雲が一部切れて、(推定)白馬三山の一部が顔を出した。顔を出したといっても山頂ではなく、その下辺りだったろう。
 でも、それまで全く見えなかった山が姿を現したのが嬉しくて、何枚も写真を撮った。

コマクサ しばらく「遊歩道」という感じの道が続き、その後、「花壇の間」という感じの道に変わる。
 「青いケシは下の方で咲いています」という看板がある。上方の花形は、コマクサジャコウソウだ。
 特にコマクサがたくさん咲いていて嬉しい。
 しかも、時々、白いコマクサが混ざっている。こちらはさらに珍しいらしい。
 コマクサがたくさん咲いている場所を選んで歩き、人だかりがしている場所ではマネしてカメラを構える。周りの方が「あと**分で集合だ。」等とおっしゃって早足になるのを見て「ツアーは忙しいから大変だね。」などと優越感に浸っている母と私である。個人旅行でも、レンタカーではないからバスの時間等に縛られているけれど、「好きなだけ見る」という感じは味わえる。

 テレキャビンの乗り場に近いところまで来ると、青いケシがちらほらと咲いていた。
 テレキャビン乗り場まで降りてきたら、アロハ姿のスタッフが案内しているところに行き会った。時間が合えば、説明してもらいながら歩くのも楽しいと思う。
 そこで聞こえて来たお話によると、少し前は青いケシが咲いておらず、その代わりに白いケシが咲いていたそうだ。しかし、「青いケシが見たい」と来る方が多いそうで、白いケシは見向きもされなかったと、何だか語り口調も悲しげだ。
 それを言うなら、青いケシのそばで咲いていたカラフルなお花たちも注目を全く集めずに可哀想だったような気がする。

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ソフトクリームと山並み ソフトクリームの幟がいかにも美味しそうに揺れていた。
 牧場ミルクソフトクリームとおろしりんごソフトクリームとがあったので、母に「どっちがいい?」と聞くと、「両方買って、両方食べたい。」という返事だ。子供みたいだと思いつつ、リクエストどおり両方買って(各350円)、ちょうど姿を表した山を見ながら食べた。
 ミルクソフトは濃い味だし、おろしりんごはさっぱりしていて、どちらも美味しい。
 何故か、ミルクソフトの方が溶けるスピードが異様に早かった。

山並み

 ソフトクリームと山を堪能した後、テレキャビンで山を降りる。結局、コースタイム90分のところを3時間くらいかけたことになる。
 エスカルプラザまで戻ってホテルに電話し、八方バスターミナルまでの送迎を頼んだ。ここから花三昧バスに乗って16時前にはバスターミナルに到着できると伝えると、快諾してもらえた。有難い。
 コインロッカーから荷物を取り出し、お土産物屋さんを冷やかしているとコマクサのクリアファイルがあり、「オリジナル」のポップが踊っていたので、お土産としていくつか買い求めた。青いケシもあったけれど、コマクサの方が清楚だ。
 今から思えば、ここがお土産物屋さんとしては一番充実していたように思う。

 時間どおりにやってきた花三昧バスに乗り、長野オリンピックのジャンプ台を眺めつつ、八方バスターミナルに移動した。
 バスターミナルには観光案内所が併設されていて、パンフレット等も置いてある。それらを眺めたり、ちょこっと置いてあるお土産物を見ていたら、お迎えのマイクロバスが来ていることに気が付かなかった。申し訳ない。

 バスターミナルから車なら割とすぐ、本日の宿である白馬東急ホテルに着いた。
 チェックインのときに、夕食について聞かれた。和食か洋食かを選べる筈が、16時過ぎの段階で「和食はすでに一杯です。」と言われて驚いた。
 元々、洋食を食べようと母と話していたので、全く問題ない。17時30分からか19時45分からかどちらかでと言われ、19時45分からでお願いした。
 八方ゴンドラや栂池までの送迎バスの時刻や予約が必要なこと、割引券の購入が可能なことなどの説明をしてもらって、お部屋に入った。

ホテルのお部屋 4階、山が見えるなかなかよいお部屋である。嬉しい。
 夕食まで3時間あるし、ちょっと甘いものでも食べて落ち着きたい。ホテルだから旅館のようにお茶菓子が置いてあることもないので、ロビーにある売店に出かけた。
 このホテルはロビーやレストランは浴衣及びスリッパ禁止である。大浴場にはロビーを通らずに行けるエレベーターが別に用意されている。
 売店で黒糖まんじゅう(8個入り、400円弱)を購入した。
 最初は「別にお茶菓子はいらない。」と言っていたのに、お茶を入れると、母はあっという間に3個も食べてしまった。食べすぎである。

 きっと17時30分から夕食の人は17時くらいにはお風呂から上がってしまうに違いないと、1時間くらいお部屋でのんびりして明日の予定を立てる。
 朝食が7時からで、八方ゴンドラへの送りの最初の便が8時30分である。この送迎バスの便を利用しようと決める。
 ホテルで立ち寄り湯が可能ということだったので、出かけるときに荷物を預け、ホテルに戻ってお風呂に入り、それから帰ることにした。八方ゴンドラからホテルまでの便も12時と15時の2便用意されているけれど、コースタイム3時間半で、12時ではとても間に合わないし、15時では遅すぎるように思ったので、そちらは予約しないことにした。

大浴場 浴衣に着替えて大浴場に行く。ちょうど私達が泊まったお部屋の真下の1階に大浴場がある。
 思惑通り、貸切状態だった。嬉しい。
 八方白馬の温泉はかなり強いアルカリ泉で、母によるとかなりぬるぬるとしたお湯だったらしい。マヌケなことに、私にはよく判らなかった。判ったのは、露天風呂に入っても、長湯の私ですら15分くらいで「もう上がろうかな。」と思ったくらい熱かっ田割に、上がった後にいつまでも汗が流れて止まらないという状態にはならなかったことだ。
 いいお湯である。そして、気持ちがいい。
 シャンプーやリンス、湯上りの化粧水等もかなり色々揃っていたし、ガランのお湯を上手に止めることができないのが謎だけれど、かなり快適な温泉だ。
 大浴場の近くに自動販売機があり、お茶が定価で買えたのもポイントが高い。

 18時前にはお部屋に戻り、「あと2時間もある〜。」「お風呂に入ったら流石にお腹が空いた〜。」と二人でぶつぶつ言いながらベッドに寝転んでテレビを見る。
 テラスに出ると風が気持ちいい。
 緑に遮られて見えないけれど、隣にトレインパークがあって、汽笛が聞こえてくるのがなかなか楽しい。甥っ子がいれば一緒に遊びに行くところだけれど、大人二人で行っても仕方がない。音だけを楽しんだ。

 19時過ぎに、レストランから「ご用意ができました。」という電話が入った。30分も早いけれど逆に有難い。フロントに寄って明日の送迎バスを予約してからレストランに向かった。
 母も私も浴衣から着替えたけれど、如何せん、足元が「山を歩きます」という靴なのがアンバランスである。でも、靴を荷物に入れるととたんに重くかさばるので、替えの靴を持って来ようという気にはなれない。

牛フィレ肉のグリル レストランには私達の他に、女性お一人の方がいらっしゃるだけだった。
 今日は一体どれくらいの方が宿泊しているのだろう。
 母は生ビール、私は白ワインをグラスでいただいて、お食事の開始である。

 本日のメニューは以下のとおりだった。
 シーフードのジュレ コリアンダー風味
 トウモロコシのスープ
 アイナメと野菜のロースト
 牛フィレ肉のグリルと夏野菜の安曇野風盛り合わせサラダ
 本日のお勧めデザート
 パン
 コーヒー or 紅茶

デザート とうもろこしのスープは家でも作ったと母は主張するけれど、どうしても主ぢあせない。今度、缶詰ではなく生のとうもろこしでスープを作ろうと母が呟いく。
 お部屋にあったレストランのメニューはコース7500円からとなっていた。さてこの(恐らくは宿泊者専用の)メニューはおいくらなんだろうと考えてしまう。
 お魚も、お肉も、デザートも、とても美味しかった。
 概ね1時間くらいかけてお食事をいただいた。何しろお客が少ないから、一皿いただくと、良すぎるくらいのタイミングで次のお皿が出てくる。テンポよくお食事が進んだ。

 母は「もう寝る。」と言ったけれど、私は22時くらいに再び大浴場に行った。せっかく温泉に来たのだから、3回は楽しまなければと思う。母も昔はそうだったような気がするけれど、最近は、夕食にお酒をいただくとその後で温泉に行くのは面倒くさくなるらしい。
 この時間は流石に他にも人がいたけれど、露天風呂はほとんど私の貸切状態だった。のんびりつかる。
 のんびりつかっているつもりでも、何故か、15分くらいしか時間がたっていないのが不思議である。

 部屋に戻るとすでに電気は消され、テレビだけがついていた。母まだ一応目を覚ましていたようだ。
 明日も早いし歩くし、23時に消灯・就寝とした。

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