« 「伊勢神宮の専用神田で田植え 古式ゆかしく田楽に合わせて」の記事を読む | トップページ | 「ペルー・リマ、「天野博物館」5月20日リニューアルオープン」の記事を読む »

2015.05.10

熱海旅行記1日目

2015年5月5日(火曜日)

 小田原駅11時の集合に間に合うよう、小田急ロマンスカーで向かった。
 ゴールデンウィークも終盤、5連休の最後の2日ということもあるし、私が乗った車両が小田原止まりということもあるし、箱根の大涌谷で水蒸気爆発の恐れがあるということで自然遊歩道等が通行止めになったりしているとうこともあり、空いているのかと思っていたら、町田駅到着後はほぼ満席になっていた。

御神輿 小田原駅前では、ちょうど御神輿が次々とやってきてはお披露目(という感じに見えた)をしている。
 子供御輿は若干「やらされてる」感が漂っていたけれど、大人の御神輿は気合いの入り方が違う。格好いい。
 しばらく、駅前で次々にやってくる御神輿に3人でしばし見とれた。
 台車に櫓のようなものが乗せられ、さらに子供が乗っていた。それは御神輿を途中で降ろすときのための台なのだそうで、御神輿と一緒に移動しているらしい。なるほどと思う。

 5月3日に小田原北條五代祭りというお祭りが開催されることは知っていたけれど、5日にこんなに華やかなお祭りが見られるとは思っていなかった。驚きである。
 帰ってきてから調べたところでは、松原神社ほか、大稲荷神社、山王神社、居神神社などが、小田原北條五代祭りに合わせて例大祭を開催するようになったらしい。

報徳二宮神社の鳥居小田原城 しばしお祭りを眺めた後、小田原城方面に向かった。
 小田原城天守閣は、昭和35年に、江戸時代に造られた引き図等を参考にして復興されたそうだ。
 鉄筋コンクリート造である。
 しばし眺めたけれど「とりあえず、まずはごはんを食べに行きましょう」と素通りし、報徳二宮神社に向かう。
 この報徳二宮神社の鳥居は、式年遷宮が行われたばかりの伊勢神宮からいただいた木材で新しくしたものだという看板があった。

テーブルセッティング
 駅で電話したときには「予約は11時からしか受け付けていなくて、ただいま満席です」ということだったけれど、12時過ぎに神社の境内にある報徳会館のレストラン樹麻に到着したところ、何組かのお昼ごはんが終わったところだったようで、すぐに席に案内していただくことができた。ラッキーである。
 点心のお店で、店内の雰囲気はどちらかというと東南アジア風だろうか。
 3人とも白牡丹という2500円のコースをお願いした。
 お茶は、烏龍茶、プーアール茶、ジャスミン茶からテーブルで一つ選ぶことができ、ジャスミン茶をお願いする。

 私は、点心5種、2品から選べるスープは青菜入りワンタンスープ、4品から選べるお食事は雪菜と豚肉のビーフン、3品から選べるデザートは杏仁豆腐をお願いした。
 お食事もデザートも、何故か3人とも別々のメニューを頼む。その方が色々見られて楽しい。

ビーフン点心 3人とも写真小僧になって、様々に写真を撮りながらいただく。
 もちろん、おしゃべりもするし、お食事もいただかなくてはならない。手と口が休まるときはないくらいだ。
 ゴールデンウィーク前半に北陸に旅行された方がいらしたのでそのお話を聞いたり、そこから北陸新幹線の話になったり、歯周病の話になったり、歌舞伎の話になったり、ドラマ「天皇の料理人」の話になったり、今回ご一緒しているお姉様方とお話しするとその興味と知識の幅にこちらは聞く一方になってしまう。今回ももちろん私は聞き役しかできない。
 デザートまでゆっくりいただき、1時間半くらいかけたランチを終える頃には、外はいいお天気になっていた。

 お天気も良くなったし、せっかく来たのだし、小田原城天守閣に登ることにした。
 お二方とも「前に来たのは20年とか30年とか前かも」とおっしゃる。銅門や馬出門など、最近になって復元された門もあるらしい。
 そういえば、小田原駅から一番近い入口近くでは、御用米曲輪の発掘調査が行われていた。まだまだ、発掘調査中、復元中というところらしい。

小田原城天守閣からの眺め 小田原城の天守閣に登ると、結構色々な展示品があって面白い。甲冑もあるし、歴代北条家の当主の肖像画があり、武器の類ももちろんあるし、いかにも「お城っぽい」感じだ。
 昭和35年だからエレベーターはないよね、バリアフリーでもないよね、ということで結構急な階段を上がって行く。入口で荷物をコインロッカーに預けて良かった。
 やはり眺めはよく、風も気持ち良く、晴れてきた青い空と青い海を見ることができて満足である。
 2015年7月から天守閣は改修工事を行う予定だそうで、その前に登ることができて良かった。

 城内にいるお猿さんを眺めたりして、小田原駅にもどったら15時過ぎだった。
 駅ビルでおやつにくず餅を買ってから、東海道線で熱海に向かう。この時間だし何とか座ることができて、30分くらい電車に揺られ、熱海駅に到着した。
 「毎回、飲みきれなくて食べきれなくて持ち帰っているよねー」と言いつつ、駅前のコンビニでさらにおやつなどを調達し、タクシーで本日のお宿であるホテル・ミクラスに向かう。

 チェックインしたのが16時過ぎ、夕食は17時半からですと言われ(遅い時間はすでに満席になっていた)、お部屋に入るなり支度をして大浴場に向かった。
 まだまだ食べたばかりのような気がする。お腹がいっぱいである。温泉で少しでもお腹を空かせなくてはならない。急いでいた余り、お部屋の写真を撮るのを忘れたくらいだ。

 1時間では髪を洗って乾かす時間はなかろうと、温泉を満喫することに専念する。
 8階にある女湯は、壁一面がガラスになっている内湯と、目の前の海が一望できる露天風呂には寝湯もある。今回も入りそびれたけれどサウナもある。
 小田原に到着したとき、熱海に到着したときにも思ったのだけれど、東京よりも小田原や熱海の方が涼しく感じるのは海風のためなんだろうか。
 「明るいうちに温泉に入るって最高の贅沢だよね」と言い合う。海風に当たりながらの露天風呂は最高に気持ち良く、お天気も良くて青い空と青い海と水平線の眺めを満喫できた。

 少々遅刻してしまったけれど、お待ちかねの夕食である。
 赤ワインに白ワイン、ブドウジュースとまたまた三者三様の飲み物を頼み、フレンチのフルコースの始まりである。
 まず供された「本日のアミューズ」は、自家製だというスモークサーモンだった。
 柔らかくとろけそうで美味しい。
 
冷菜 冷菜は、「オマール海老のパルフェ仕立て 季節の野菜を添えて」である。
 パルフェ仕立てというのはそういうことなのか、このテリーヌのようなお料理は半ば凍った状態でサーブされた。しゃりっとする歯触りで、口の中で溶けると濃厚な味が広がる。
 「もうちょっと溶けるのを待つわ」と言っていたお姉様も、「これは凍ったまま食べるお料理なのかも」と途中で宗旨替えをしていた。

温菜 温菜として供されたのは、「うずらとフォアグラのポワレ トリュフのヴィネグレットソース」である。
 「ポワレ」ってよく聞く言葉だけど、今ひとつ意味が判らないんですよね〜とおしゃべりしていたら、サーブしてくれたお兄さんの耳にしっかり入ってしまったらしい。説明してくれたけれど、すでに忘れてしまった。
 何重にも申し訳ない限りである。
 オマール海老やフォアグラなど、濃いお味のお料理が多いので赤ワインの重いものを選んだ。どうやら正解だったらしい。

魚料理肉料理

 お魚料理は、「ホウボウのポワレ 伊勢エビのクーリーソース」、お肉料理は、「短角牛ロースのロティ ボルドレーズソース」だ。
 お魚料理もお肉料理もこってりしたソースがかかっていて、いかにもフレンチというイメージである。
 ソースについても色々と説明してもらったのに、既に記憶の彼方なのが本当に申し訳ない。
 フレンチを食べるなら「素材を活かした」という感じよりも「ソースに凝った」という感じの方が嬉しい。
 そろそろお腹がいっぱいかもと言い合いつつ、もちろん全員がぺろりといただいた。

デザート 何故かここでお口直しが入って、ヨーグルトのソルベ、そしてデザートである。
 デザートは「イチゴの三重奏」という名前がついていて、写真では判りにくいけれど、イチゴソースの下にイチゴのプリンが入っていて、上に載っているのがイチゴのシャーベットだ。
 もっとも、別のテーブルでは「イチゴババロアにイチゴのジュレをかけて、イチゴシャーベットを乗せました」と言っているのが聞こえたので、確かなのはイチゴのシャーベットだけである。
 正体はともかく、これが滅法美味しかった。
 コーヒーも濃くて苦いコーヒーで満足である。

 2時間近くかけて、フレンチのフルコースを堪能した。
 そして、お部屋に戻る。今回の旅行では、眺望(というよりも窓)がない代わりに室内に温泉と50インチのテレビがあるというお部屋を選んだ。
 お部屋を決めたときから「DVD三昧をしよう」と決めていて、今回、チョイスされたのが「レ・ミゼラブル」である。
 案内の方によると、フロントに頼めばホテルで借りることもできるらしい。
 20時頃から「お腹がいっぱいで苦しい」と言いつつベッドにごろんと横になり、3時間近い作品を見始めた。

 多分、見始めたときには全員の頭の中に「このまま寝ちゃうかも」という考えが浮かんでいたと思うけれど、ミュージカル映画だし、そもそも映画として面白いし、意外としっかり見てしまった。
 うーん、いいなぁ。
 お姉様方は、レ・ミゼラブルのミュージカル日本初演も見ているらしい。斉藤由貴がコゼットを演じていたと聞いて「そういえばそうだったかも」と思い出した。

 DVDを見終わったのが22時半を過ぎていて、それからお部屋のお風呂にお湯を張り、23時くらいに室内温泉に場所を移した。
 お部屋にいようが、温泉にいようが、することはおしゃべりで一緒である。
 露天風呂ではないためか、大浴場に入ったときよりも温泉らしい匂いと、あと私には判らなかったけれど、お姉様方によると温泉のトロリ感も強かったらしい。
 温泉付きのお部屋にした甲斐もあったというものである。

 その後、テレビを見ながらビールを飲み、「明日になったら固くなっちゃうから」とくず餅を食べ、多分、日付の変わった1時くらいに就寝したと思う。
 もう本当に食べっぱなしの一日だった。

-> 熱海旅行記2日目

|

« 「伊勢神宮の専用神田で田植え 古式ゆかしく田楽に合わせて」の記事を読む | トップページ | 「ペルー・リマ、「天野博物館」5月20日リニューアルオープン」の記事を読む »

*201505熱海の始末」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51447/61568507

この記事へのトラックバック一覧です: 熱海旅行記1日目:

« 「伊勢神宮の専用神田で田植え 古式ゆかしく田楽に合わせて」の記事を読む | トップページ | 「ペルー・リマ、「天野博物館」5月20日リニューアルオープン」の記事を読む »