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2016.04.10

八重山旅行記1日目

2016年3月11日(金曜日)

 母と二人分の荷物をいつも10日間くらいの海外旅行に持っていくキャリーケースに詰めたら、ちょうど片側半分で納まった。
 石垣島まで直行便で行くし、ツアーだからその後はバス移動がメインだし、キャリーケースでも充分対応できるだろうというヨミである。また、出発日が寒かったので、厚手のコートを着て空港まで行き、軽装になってコートはキャリーケースに詰めてしまおうという思惑もあった。
 霧雨が降っているし、平日朝は通勤・通学で混んでいるだろうからと、駅まではタクシーを奮発した。

 8時半過ぎの電車に乗り、10時半過ぎに羽田空港第二ターミナルビルの集合場所に到着した。
 添乗員さんから荷物のタグとバッジを受け取り、私はキャリーケースを預けるべくカウンターに並び、母にはお昼ごはんにするお弁当を選びに行ってもらう。
 この荷物預けが結構行列していて、30分もかかった。

 セキュリティチェックを抜け、10時50分に60番ゲートに到着した。近くにあった自動販売機でお茶を買ったりしていたらあっという間に搭乗開始である。余裕をもって行動していた筈が、結構バタバタだ。
 11時15分発ANA91便は、カウンターでキャンセル待ちの掲示が出ていた割に、後方にちらほらと空席があった。
 B787で座席は3-3-3の並びである。母と私は窓際から2席並びで通路側席が空いていた。ラッキーである。

押し寿司焼き鯖寿司

 11時10分に離陸した機内は、12時過ぎにはみなさんが食べるお弁当の匂いで満たされた。
 我々もたまらずに羽田空港で買い込んだお弁当を開く。ちょうど良くドリンクサービスも始まったので温かい緑茶をお願いする。
 富山にある(らしい)味よし食品の「ますとかにとえびの押寿司」と、福井の若廣の焼き鯖すしである。
 どちらもなかなか美味しかった。

着陸寸前 14時くらいの機長アナウンスによると、石垣島の天気は曇りで気温は15度だそうだ。
 天気があまり良くないことは織り込み済みだけれど、気温が低いことに驚いた。東京とあまり変わらないではないか。
 若干揺れつつ、定刻通りの14時50分に石垣島空港に到着した。
 着陸前、飛行機から見えた石垣島に結構畑が多くて驚いた。石垣島の主要産業は農業なんだろうか。
 できたばかりらしい新しい空港で預けた荷物を受け取り、バスに乗り込んで15時15分に出発した。港まで30分、そこから船で1時間弱かけて西表島に向かう。

 この港までのバスの中で、沖縄は3月が一番混雑すると聞いて驚いた。修学旅行生がやってきて、卒業旅行の学生が来て、そして台湾や中国からの外国人観光客もやってきているそうだ。
 本日から3日間の行程表が配られる。
 今日の夕食がビュッフェであることは知っていたので、時間が自由になったらホテルで主宰するヤエヤマボタルの見学ツアーに申し込もうかと思っていた。しかし、行程表と添乗員さんからの説明によると、夕食の時間が指定されており、ちょっと無理そうだ。残念である。

具志堅用高の像 石垣港には具志堅用高氏の銅像が建っている。
 雨も降っていなかったので、少々冷たい海風が吹く中、外に出て写真を撮った。この日は風が冷たかったためか、あまり写真を撮ったり眺めたりしている人はいなかったように思う。
 西表島に行く船の出航は16時10分予定で少し時間があったので、ターミナル内に数軒あったお店を見て回る。ちょっとお腹が空いたなぁとさーたーあんだぎーを購入した。

 船内黒島

 西表島へ行く船は、出航時間の10分前くらいになってやってきた。それほど大きくはない。というか、小さい船である。
 夕方から西表島に行こうという人は少なく、船内はほぼ我々のツアーメンバーのみである。
 何となく空いている場所を探して前方席に座ったら、船は前方席の方が揺れるという注意書きがあって驚いた。てっきり後方席の方が揺れると思っていた。揺れるからこそ前方席にはクッションが付いているらしい。

 曇天ではあるものの、海は決して荒れている訳ではない。これだけの水しぶきを上げている割に、揺れはさほどでもなくて有り難い。母と「伊勢湾フェリーに比べたらこれくらい。」と言い合い、おやつにさーたーあんだぎーを食べる余裕もあった。
 奥の方に見えている平らな島は黒島だ。今回の「5島巡り」には残念ながら含まれていない。それにしても本当に真っ平らな島である。

 17時前に西表島に到着したときには雨が降っていた。
 バスに乗り換え、50分ほどかけて本日の宿である星野リゾート リゾナーレ西表島に向かう。
 星野リゾート リゾナーレ西表島としての営業は2016年3月いっぱいで終了するそうだ。これまでは星野リゾートが委託を受けて運営していたが、4月からは「ホテルニラカナイ西表島」に「戻って」営業を続けるという。
 添乗員さんは、「星野リゾート」のネームバリューはやはり大きくて、かなり営業的にも好転し、西表島に宿泊する人も増えてきていたところ、「星野リゾート」の看板がなくなるのは営業的にもやはり痛手なんじゃないかという感じで語っていた。
 なるほど、そういうものかと思う。

 雨が強くなったり弱くなったりする中、マングローブや海を眺めつつバスで進む。
 西表島には内部に向かう道路はほとんどなく、外周を走る道路も「島一周」は繋がっていないという。
 また、西表島には信号が二つある、中学校は一つあって、高校に進学するときは石垣島か本島に行くと聞いて驚いた。
 ちょうど通りかかった中学校では、卒業式の看板が立っていた、ような気がする。

 ホテルに到着すると、ホテルスタッフがバスに乗り込んできて一通りホテルの説明をし、鍵を配った。
 夕食は19時15分から、明日の朝食は7時からで、集合は8時半だという。こちらのホテルにはいわゆる「大浴場」はない。
 また、歯ブラシや櫛などはエコのために部屋に常備しておらず必要な場合はフロントにお申し出くださいというスタイルだ。

ホテルのお部屋 18時にはお部屋に入ることができた。暖房が入っていてちょっと驚く。
 お茶を淹れ、テレビを見つつ寛ぐ。寛ぐのにこのデイベッドがいい感じである。寝そべったりできるので、母と旅行するときには特に和室がいいと思っている。しかし、このデイベッドがあれば、洋室だってごろごろと寛げてしまえる。何てすばらしいアイデアだろうと思う。
 星野リゾートでお部屋に用意されているお茶が粉末だった。びっくりだ。ツアーではなく宿泊すれば、ロビーのドリンクサービスが利用できるし、あまり需要がないのかも知れない。
 そうと判っていたらティーバッグを持参したのになと思った。

DEEPエリアオリオンビール 19時15分から夕食である。
 普通のビュッフェメニューもありつつ、店内の奥に「西表DEEPブッフェ」のコーナーがあり、そこには沖縄、そして西表島独特のお料理が用意されている。コーナーは完全に独立していて、その入口に「息を止めて」などという注意書きがあるのが可笑しい。
 中に入ってみると、泡盛の飲み放題コーナーもあって、数種類の泡盛を樽から各自注げるようになっていた。かなり魅力的だったけれど、泡盛をそれほどたくさん飲める筈もないので、大人しくオリオンビールを注文する。

西島DEEPブッフェヒージャーのしゃぶしゃぶ

 まずは西表DEEPブッフェのコーナーに行き、一通り全てのお料理をいただいてきた。
 この辺りの行動は母と私と共通である。ツアーメンバーの中には「匂いが凄くて・・・。」と顔をしかめている方もいらしたけれど、母も私も「特に感じないよね。」と意見が一致した。
 左手前から時計回りに、イカスミのジューシー(炊き込みごはん)、沖縄そば、ヒージャー(山羊肉)のしゃぶしゃぶ、イノシシ肉の炒め物、冬瓜の酢の物、ワタリガニの茶碗蒸しである。
 中でも、左側写真の、ヒージャーのしゃぶしゃぶが匂いもなく柔らかくて美味しく、2回もお代わりした。「一番匂いが少ないレアで。」という説明だったから、そのしゃぶしゃぶ加減が絶妙だったのだろう。

 その他にも、沖縄料理として、ゴーヤチャンプル、ラフテー、ジーマミ豆腐などももちろん用意されている。
 何故かカレーもある。
 そしてまたデザートが豊富で、パイナップルやドラゴンフルーツなどの果物から、紅芋のわらびもち、アイスクリームも数種類が用意されている。
 1時間半もかけて、お腹がはち切れそうになるまでいただいた。

 今日はもうお部屋に戻って寝るだけである。
 大浴場がない代わり、お部屋についているバスルームは家庭用のように洗い場がついているタイプで、のんびりできる。
 母と二人、何故かずっとテレビを見ながらくつろぎ、23時前に就寝した。

-> 八重山旅行記2日目その1

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