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2018.03.18

京都旅行記(2018)2日目その3

2018年2月12日(月曜日)

松尾大社 10時半過ぎに松尾駅に到着した。
 すぐ目の前に松尾大社があり、まずはお参りする。
 いただいたリーフレットによると、松尾大社は、京都で一番古い神社だそうだ。5世紀頃にこの地方に秦氏がやってきて開拓し、治水し、そして、8世紀には現在地に社殿を造営したという。
 今は「ひなびた」という言葉が似合う場所だけれど、当時は相当の権勢を誇っていた神社さんのようだ。

 本殿でお参りする。
 お母さんと小さいお子さん二人、なんていう組み合わせの方もお参りしていたから、観光地というよりは、地元の方の信仰を集めている神社さんなのかなと思う。
 山を背負っているのも、いかにも「昔からそこにある神社」という感じだ。

お酒の資料館 境内に「亀の井」と呼ばれる霊泉があって、延命長寿、よみがえりの水として有名だそうだ。さらに、酒造家はこの霊泉のお水をお酒の元水として用いているそうで、醸造の祖神としても、全国から信奉されているらしい。
 境内には「お酒の資料館」もあって、お酒を造る過程などが展示されていた。

 少し早いけれど、今日は朝も早かったのでお腹が空いてしまった。
 11時過ぎ、ランチをいただこうと、嵐電から見えていたグラン プリエというイタリアンのお店に入った。
 スープ、パスタorピザorパニーニ、飲み物、デザートがセットになったBセットをお願いする。
 この日のスープはミネストローネ、パスタは何種類かあるうちからエビとホタテのクリームパスタをお願いする。フォカッチャが付いてきて、デザートはチーズケーキとコーヒーを選んだ。

パスタ スープでまず暖まることができたのが有り難い。
 パスタも熱々で、ゆで加減もちょうど良く、美味しい。ソースも美味しかったので、フォカッチャで余すことなくいただく。
 みるみるうちに席が埋まってきて、人気のお店なのだなぁと思う。チーズケーキのデザートとコーヒーまでゆっくりさせていただいた。

曲水の庭 西芳寺はここから歩いて20分くらいのようだ。
 少し早かったので、拝観料をお支払いし、松尾大社のお庭「松風苑」を拝見することにしたら、このお庭が何だか凄かった。
 三つあるお庭はすべて重森三玲の作で、最初にあるのがこの「曲水の庭」である。
 このお庭を目にしたときの最初の感想は、申し訳ないことながら「何だ、この異様なお庭は」だった。説明できないのだけれど、とにかく見た瞬間「異様」という言葉が浮かんだ。
 ここまで異様に作らなくてもいいんじゃないかと思ったくらいだ。

 この奥にある建物の中でお茶とお菓子をいただくことができるけれど、そこまでの時間がなかったことと、ランチを食べたばかりでお腹がいっぱいだったので、残念ながらパスした。
 ランチの前にこちらを先に拝観し、お茶とお菓子でお腹をなだめるという手もあったなぁと思う。ちょっと心残りだ。

 次に現れる上古の庭という名のお庭も、これまた何とも異様だった。
 私などが見ると、斜面に岩がにょきにょきと生えているように配置してあるだけに見える。
 そして、その岩の周りというか斜面全体に笹が植えられている。
 思わず「このお庭は何のために?」などと思ってしまう。

蓬莱の庭 「枯れることのない」と言われる滝などぐるりと回って最後に見るのが蓬莱の庭である。
 池が鶴と亀の形になっているという説明がリーフレットにあったけれど、どこが亀でどこが鶴なのかはよく分からなかった。
 さらに、この周りを歩きながら眺めると仙境に遊ぶ心持ちになるとも書いてあったけれど、もちろん、私がその境地に達することはなかった。
 先の二つほどではないにせよ、やっぱり異様だという感想が浮かんだだけだ。

鈴虫寺 いずれにしてもインパクトのあるお庭を三つ拝見した後、西芳寺に向かった。
 住宅街を歩くことになるけれど、要所要所に道案内があり、方向音痴の私でも迷うことはない。
 途中、鈴虫寺の看板があって、せっかくだからと覗きに行ったら、階段の下までずらっと待ち行列ができていた。「願いがかなうお寺」としてネットで話題になっていたし、一定の人数が集まったところでまずはお説法を聞くという感じらしいから、この行列もむべなるかなとは思う。
 でも、いつか行ってみたいとも思うけれど、時間が読めないということは肝に銘じておこう。

 12時50分くらいに西芳寺の正門前に到着し、すぐに受付していただいた。
 昨日の日付のはがきを見せても誰も何も言わなかったから、連絡が行き届いているのか、誰も日付など気にしていないのか、どちらだろうと思う。
 本堂の入口で冥加料(3000円以上という指定だ)をお支払いし、中に入る。
 畳敷きのお部屋には、お膳のような小さい机があり、その脇に硯と小筆が用意されている。
 机の上に般若心経が書かれた紙などが置かれていたと思う。

 「お一人ですか?」と質問されてうなずくと、残り3〜4席になっていた最前列を勧められた。「ストーブが近くて暖かいですし」と言っていただいたけれど、人数との関係は未だに謎である。
 13時になると、住職の方達が入って来られ、般若心経を3回、座禅和讃を1回唱えるのでご一緒にという説明がある。
 般若心経はもとより座禅和讃にも独特の調子があって、慣れていない私には書かれたものを目で追うのがやっとだった。

 写経をさせていただいた時期もあったようだけれど、少なくともこの日は写経はなく、最後に木の札(正しい名前があったと思うけれど思い出せない)の表に願い事、裏に自分の名前を筆で書いて納めてくださいと説明があり、あとは自由にお庭を見てください、と案内される。
 パッと浮かんだ願い事を下手すぎる筆文字で書き、お納めし、御朱印帳をお預けする。御朱印をいただきたい場合は、ここでお願いして帰りに受け取ることになる。

 西芳寺のお庭は、上段と下段に分かれた鎌倉時代のお庭だそうだ。
 下段には心という地の形をした池が作られ、池泉式のお庭になっている。
 「苔寺」という別名のとおり、ここには苔が約120種ほどもあるそうだ。

 まずは、下段の庭から巡る。

下段の庭下段の庭

苔苔

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

下段の庭下段の庭

 潜り戸を抜けて、上段のお庭も拝見する。
 上段のお庭にある枯山水は、日本最古と聞いたような記憶があるのだけれど、どうだったろう。

上段の庭上段の庭

枯山水枯山水

苔苔

上段の庭上段の庭

帰り道 14時15分くらいまででお庭を一周し、本堂で御朱印をいただく。
 西芳寺の御朱印は見開き2ページで達磨の絵が描いてあると聞いていたのだけれど、今回は、ごく普通の御朱印だった。ちょっと残念である。
 最寄りのバス停から京都駅までのバスが14時27分にあったのでこれに乗り、渋滞に巻き込まれることもなく、1時間弱で京都駅に戻ることができた。

 まずみどりの窓口に行って帰りの新幹線の指定席を押さえようとしたら、一番早くて17時18分発だった。ちょっと遅いけれど仕方がない。
 時間の余裕がありすぎるほどあると、阿闍梨餅の列に並んで購入したり、やまなか雅陶清水焼のごはん茶碗を探して購入したり、いつものお漬物を自宅用に購入したりしていたら、あっという間に時間がたってゆく。

ビール そういえば昨日購入した黒七味ナッツを食べていなかったので、帰りの車中でいただこうと京都麦酒 ゴールドエールを購入して、帰りの準備は万端である。
 ミラコロをコインロッカーから取り出し、荷物を整理して詰め替え、帰路についた。

 京都旅行記(2018)2日目その2 <-

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