全く「地学」というものに疎い私には、この六分儀をどうやって使えば何が判るのか、資料館の方にその説明もあったのだけれど全く判らなかった。重ね重ね、ナサケナイ限りである。
 統治者でもあったウルグベクは非常に優れた天文学者でもあった、ということはよく判った。