フェルガナ地方のコーカンドにあるフダヤル・ハーン宮殿は、コーカンド最後のハーンであるフダヤル・ハーンによって建てらたのだそうだ
 もっとも、すぐにロシアの侵攻を受けてほとんど使われておらず、今は博物館になっている。
 そういう、切羽詰まった状況で建てられたのだろうに(だから?)、その装飾はかなり華やかである。この地で木材をふんだんに使うこと自体が相当に贅沢なことだったのではあるまいか。