最後のといっても「今世紀」という趣旨だということは、繰り返し、先生も添乗員さんもガイドさんも強調するところだ。
 しかし、「最後の」と言われると特別の意味を見出したくなるのも、また、人情である。
 バスの中から必死で狙ってしまった。