« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

2005.12.29

「贋作・罪と罰」を見る

「贋作・罪と罰」NODA・MAP
作・演出・出演 野田秀樹
出演 松たか子/古田新太/段田安則/宇梶剛士
    美波/マギー/右近健一/小松和重/
    村岡希美/中村まこと/進藤健太郎
観劇日 2005年12月29日 午後7時開演
劇場 シアターコクーン P列24番
料金 9000円
上演時間 2時間10分

 年の瀬だからなのか、空席がちらほら。勿体ない。
 パンフレット1000円は悩んだ末に購入しなかった。年明けにもう1回見る予定なので、そのときに買うかも知れない。

 2005年最後の観劇が「贋作・罪と罰」で、2006年最初の観劇も「贋作・罪と罰」の予定だ。
 何だかそれはとてもとても贅沢なことのように思う。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「贋作・罪と罰」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.26

「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」を見る

「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」
演出 吉澤耕一
構成・出演 白井晃
台本・出演 高泉淳子
音楽監督・出演 中西俊博(vn)
出演 陰山泰/パトリック・ヌジェ(visitor)
    クリス・シルバースタイン(b)/竹中俊二(g)/林正樹(p)
観劇日 2005年12月26日 午後5時開演(千秋楽)
劇場 青山円形劇場 Gブロック22番
料金 6800円
上演時間 3時間20分(10分間の休憩あり)

 毎年恒例の「ア・ラ・カルト」は10回くらい行っていると思うのだけれど、千秋楽は(多分)初めてだ。
 ハンドベルの「きよしこの夜」の後にアンコールがあったのは、2回目。
 楽しかった。ぜひまた来年も行きたい。

 感想は以下に。

続きを読む "「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」を見る"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

30000アクセス達成!

 このブログを始めたのは2005年1月である。
 アクセス解析を見て、今日の午後8時台にどなたかが30000アクセス目を踏んでくださったことが判った。
 約1年で30000。私にしては上出来だ。これも「12人の優しい日本人」効果だろう。

 (特に最近は)まばらな更新しかしていないのに、遊びに来ていただいて、読んでいただいて、ありがとうございます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.25

「12人の優しい日本人」を見る

「12人の優しい日本人」
作・演出 三谷幸喜
出演 浅野和之/石田ゆり子/伊藤正之/江口洋介
    小日向文世/鈴木砂羽/筒井道隆/生瀬勝久
    温水洋一/堀内敬子/堀部圭亮/山寺宏一
観劇日 2005年12月25日 午後2時開演
劇場 パルコ劇場 I列23番
料金 9000円
上演時間 2時間10分

 サンシャインボーイズの初演は見ていなくて、映画版はビデオで見ている。今回初めて舞台で「12人の優しい日本人」を見た。
 映画版を見たときはただひたすら笑っていたけれど、今回は陪審員制度が導入されると決まっているせいか、何故かリアルに痛かったりした。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「12人の優しい日本人」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.24

「とってもゴースト」のチケットを予約する

「とってもゴースト」音楽座ミュージカル
演出 ワームホールプロジェクト
脚本 ワームホールプロジェクト・横山由和
音楽 八幡茂
出演 鈴木ほのか/鳥居かほり/中村桃花/久積絵夢
    橋本久美/清田和美/間地まどか/西岡由布子
    荒川ゆかり/中野祥子/新木りえ/長尾純子
    平木寛子/藤田将範/広田勇二/佐藤伸行
    安中淳也/饗庭大輔/楢原潤也/渡辺修也
    萩原弘雄/山合大輔/藤井千也
    (私がチケットを取った日のキャスト)

2006年1月7日〜1月18日 東京芸術劇場 中ホール
料金 S席 9870円 A席 7770円 B席 5670円

 今でもそんなに見ている方ではないけれど、今よりももっとミュージカルを見ていなかった頃でも、何故か音楽座のミュージカルは好きだった。
 大掃除をしていて、音楽座から来たDMが封も開けないまま机のすみに押しやられているのを発見した。
 e+では予定枚数を終了していたけれど、ぴあではまだチケットを予約することができた。
 何だか懐かしい。そして、とても楽しみである。

 音楽座の公式Webサイトはこちら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.23

「セパレート・テーブルズ」を見る

「セパレート・テーブルズ」自転車キンクリートSTORE ラティガンまつり#3
作 テレンス・ラティガン
訳・演出 マキノノゾミ
出演 久世星佳/神野三鈴/山田まりや/菅原大吉
    坂手洋二/歌川椎子/南谷朝子/林英世
    大家仁志/奥田達士/小飯塚貴世江/秋山エリサ
    木下智恵
観劇日 2005年12月23日 午後2時開演(千秋楽)
劇場 スペース・ゼロ 2列8番
料金 5000円
上演時間 3時間40分(15分の休憩あり)

 2列8番は実際上最前列だった。しかし、舞台に奥行きがあり、階段状に傾斜があったので、却って最前列は見にくかったようにも思う。ちょっと残念だ。

 開演前は「休憩10分」と貼り出してあったのだけれど、休憩のアナウンスでは「15分」と言われ、ロビーに貼られた上演時間の紙も書き換えられていた。千秋楽のためなのか、上演時間は上記のとおり少し長めだった。

 500円のパンフレットを購入した。「ウィンズロウ・ボーイ」と「ブラウニング・バージョン」のパンフレットも販売されていた。
 3作の中では、私は「ウィンズロウ・ボーイ」が一番好みに合っていたように思う。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「セパレート・テーブルズ」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.18

「エビ大王」を見る

「エビ大王」TeamARAGOTO Vol.1 〜Strong Play of The World〜
作 ホン・ウォンギ
演出 マ・ジョンヒ
出演 筧利夫/橋本じゅん/河原雅彦/伊達暁
    サエコ/佐田真由美/こぐれ修/円城寺あや
    佐藤アツヒロ 他
観劇日 2005年12月18日 午後3時開演
劇場 青山劇場 1階M列37番
料金 8500円
上演時間 2時間20分

 2002年ソウル公演芸術祭「作品賞」「戯曲賞」受賞作品なのだそうだ。
 日本の時事ネタが時折り混ざっていたし、恐らくはかなり手を入れているのではないだろうか。

 しかし、どうして「エビ大王」なのだろう。韓国語の「エビ」には何か偶像的な意味合いがあるのだろうか。
 そもそもこの「エビ」は「海老」なのか? 韓国語の単語を一番近い日本語に置き換えると「エビ」だったのか。
 とうとう判らなかった。パンフレットを購入すれば判ったのだろうか。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「エビ大王」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.11

「母・肝っ玉とその子供たち−30年戦争年代記」を見る

「母・肝っ玉とその子供たち−30年戦争年代記」
作 ベルトルト・ブレヒト
翻訳 谷川道子
演出 栗山民也
出演 大竹しのぶ/福井貴一/秋山菜津子/山崎 一
    中嶋しゅう/梅沢昌代/たかお鷹/沖恂一郎
    中村美貴/粟野史浩/永山たかし/金子由之
    岡森諦/保村大和/福井博章/川北良介
    鳥畑洋人/鈴木健介/横山敬/岸槌隆至
    飯嶋啓介/伊藤総/さけもとあきら
観劇日 2005年12月11日 午後1時開演(千秋楽)
劇場 新国立劇場中劇場 1階12列26番
料金 7350円
上演時間 3時間(20分の休憩あり)

 新訳で上演するに当たって、タイトルを変えたそうだ。その辺りの解説も恐らくパンフレット(800円) には書かれていたと思うのだけれど、悩んだ末に購入しなかった。
 千秋楽だけれど、空席がちらほら。勿体ない。

 ネタバレ(しても問題ないような気もするけれど)ありの感想は以下に。

続きを読む "「母・肝っ玉とその子供たち−30年戦争年代記」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.10

「クロノス」を見る

「クロノス」演劇集団キャラメルボックス
原作 梶尾真治「クロノス・ジョウンターの伝説」(朝日ソノラマ刊)
脚本・演出 成井豊
出演 菅野良一/岡内美喜子/西川浩幸/坂口理恵
    岡田さつき/細見大輔/前田綾/藤岡宏美
    畑中智行/温井摩耶/三浦剛/左東広之
    實川貴美子/筒井俊作
観劇日 2005年12月10日 午後2時開演
劇場 サンシャイン劇場 18列31番
料金 5000円
上演時間 2時間5分

 キャラメルボックスのお芝居は相変わらずグッズが盛りだくさん。クリスマスツアーと銘打つ年末の公演はいつにも増してロビーのグッズコーナーが華やかだ。
 去年の「スキップ」のDVDが売っていて悩んだのだけれど、7500円が高く感じられてとりあえず諦めた。

 久しぶりにキャラメルボックスのお芝居を観たけれど、何だかとても良かった。
 見終わって、原作を読んでみたいなと思った。もちろん原作本もロビーで売っている。1000円で今日の昼公演現在では原作者の梶尾真治氏のサイン入りだった。東京公演初日から5日で500冊を売り切り、3日前に追加の500冊が入ったということだったので、来週にはもう「サインなし」になっているかも知れない。
 こちらも悩んだ末、「文庫で出ていないかなぁ」とせこいことを考えて購入を見送った。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「クロノス」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.06

「ピエール=ロラン・エマール ピアノ・リサイタル」を聴く

ピエール=ロラン・エマール ピアノ・リサイタル
曲目 ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第1番
    ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
             沈める寺
             野を渡る風
             雪の上の足あと
    ラヴェル:夜のガスパール
          オンディーヌ(水の精)
          絞首台
          スカルボ
    休憩
    シューマン:交響的練習曲 op.13(遺作変奏付)
アンコール
    ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より 亜麻色の髪の乙女
    モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 変二長調 K.570より 第3楽章
    ブーレーズ:4つのノクタシオン
    ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より パックの踊り
    クルターク:3つのゲーム
    ドビュッシー:前奏曲集 第1巻より 音と香りが夕べの大気に漂う
公演日 2005年12月6日(火曜日)午後7時開演
場所 東京オペラシティコンサートホール 3階C1列16番
料金 5000円

 クラシックに詳しい友人に「この人が弾いたベートーベンの熱情を聴いたけど、途中までベートーベンだとは気がつかなかった」と誘ってもらい、急遽聴きに行ってきた。いつものことなのに言い訳めくけれど、だからピエール=ロラン・エマールというピアニストも、演奏される曲目も、予備知識はゼロだ。
 アンコールで「亜麻色の髪の乙女」が演奏されるまで、いわゆる「正統的な」演奏がどういったものかイメージすらない曲ばかりだったので、彼女の評も今ひとつピンと来ていなかった。「亜麻色の髪の乙女」を聴いて初めて、言い古された上に何も表していないような気もするけれど、この人の演奏には独特の文法がある、という感想が頭に浮かんだ。

 ドビュッシーとラヴェルは、曲がそうなのか彼の解釈がそうなのかは判らないけれど、東洋的な日本的な印象があった。何故だろう。
 シューマンの曲は、何だか楽しかった。こういう元気な曲の方が、自分が賦活される気がする。

 長大なシューマンの曲を演奏した後なのに、アンコール曲が次々と(ご本人による日本語アナウンス付きで)披露されるのには驚いた。
 リサイタル全体を通じて、本当にピアノを演奏することが好きなんだな、という感じがした。楽しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.05

シルヴィ・ギエム“最後の”「ボレロ」を見る

シルヴィ・ギエム“最後の”「ボレロ」
<スプリング・アンド・フォール>
 音楽 ドヴォルザーク
 振付 ジョン・ノイマイヤー
 出演 東京バレエ団
<小さな死>
 音楽 モーツァルト
 振付 イリ・キリアン
 出演 シルヴィ・ギエム
 特別出演 マッシモ・ムッル(ミラノ・スカラ座バレエ団)
<シンフォニー・イン・D>
 音楽 ハイドン
 振付 イリ・キリアン
 出演 東京バレエ団
<ボレロ>
 音楽 ラヴェル
 振付 モーリス・ベジャール
 出演 シルヴィ・ギエム/東京バレエ団
観劇日 2005年12月5日 午後6時30分開演
劇場 東京文化会館大ホール 14列36番
料金 14000円
上演時間 2時間10分(20分、15分の休憩あり)

 眼福、の一言に尽きる。
 会場限定で販売されていたシルヴィ・ギエムの写真集が着々と売れていたのも納得した。私は10000円を出す勇気はなかったけれども。
 音楽がテープだったのが本当に残念だ。

 感想は以下に。

続きを読む "シルヴィ・ギエム“最後の”「ボレロ」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.03

「アトムへの伝言」を見る

「アトムへの伝言」劇団扉座
作・演出 横内謙介
出演 六角精児/杉山良一/有馬自由/山中たかシ
    鈴木利典/岩本達郎/中原三千代/伴美奈子
    仲尾あづさ/田島幸/新原武/山口景子
    高木智之/上原健太/鈴木里沙/川西祐佳
    山下幸乃/田中信也/足立雄二/上土井敦
    江原由夏
観劇日 2005年12月3日 午後2時開演
劇場 紀伊國屋ホール D列13番
料金 4200円
上演時間 2時間10分

 開演前のロビーに横内さんがいて、私の記憶よりもかなり痩せていてびっくりしてしまった。前からあんなにスレンダーだっただろうか。
 久しぶりだったけれど、舞台の上の役者さん達はお馴染みの顔で、あっという間の2時間だった。
 えんげきのぺーじの一行レビューで「最後は大粒の涙」とあったのでタオルを手に持って見ていたのだけれど、これが正解だった。
 カーテンコールで、有馬自由が役そのものの顔と口調で「来週までやっています。チケットあります。よろしくお願いします。」と挨拶していたのが可笑しかった。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「アトムへの伝言」を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.01

「女中たち」の抽選予約に申し込む

3軒茶屋婦人会 第2回公演「女中たち」
作 ジャン・ジュネ
演出 G2
翻訳 青井陽治/武藤洋
企画・演出・出演 3軒茶屋婦人会(篠井英介/大谷亮介/深沢敦)

2006年2月16日〜2月26日 本多劇場
料金 5000円

 前回は3軒茶屋婦人会の面々が女子高生に扮したらしい。気にはなっていたのだけれど、見逃してしまった。
 今回もチラシやWebサイトを見る限り、かなり怪しそうである。
 抽選予約に申し込んだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »