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「ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン〜」
演出 吉澤耕一
構成・出演 白井晃
台本・出演 高泉淳子
音楽監督・出演 中西俊博(vn)
出演 陰山泰/パトリック・ヌジェ(visitor)
クリス・シルバースタイン(b)/竹中俊二(g)/林正樹(p)
観劇日 2005年12月26日 午後5時開演(千秋楽)
劇場 青山円形劇場 Gブロック22番
料金 6800円
上演時間 3時間20分(10分間の休憩あり)
毎年恒例の「ア・ラ・カルト」は10回くらい行っていると思うのだけれど、千秋楽は(多分)初めてだ。
ハンドベルの「きよしこの夜」の後にアンコールがあったのは、2回目。
楽しかった。ぜひまた来年も行きたい。
感想は以下に。
メニュー(プログラム)が、去年まではわりと薄手の色上質紙だったと思うのだけれど、今年はちょっとしっかりした紙になり、普通の印刷機っぽい黒インクだったのが、印刷物っぽく上等になっていた。
メニューはここ数年のパターンを踏襲している感じだった。
最初に、一人で若い女性がレストランに現れて、アペリティフを飲む。
のりこさんとタカハシがやってきて、メニューとワインを選び、前菜を食べかけた辺りでタカハシがのりこさんを怒らせる。
バリバリ働いている感じの女性が、目の前にいる男性は自分以外の女性を愛しているのだと思いこみ、勘違いのドタバタをする。
そして、ペギー富岡を始めとするレストラン専属音楽家達のショータイム。
ここで、休憩。
ロビーではワインサービスがある。
休憩後はレストランのオーナーであるマダムが来店し、ゲストの男性とおしゃべり。
離婚して今は母親と暮らしている娘(小学校高学年くらいに見える)と父親のデザートタイム。
老夫婦がコーヒーを飲みながらプレゼント交換し、ダンスを踊る。
そして、幕、である。
ハンドベルの「きよしこの夜」の後、アンコールが1曲。
今年のvisitorはフランスの方で、でも日本語がとても上手。17年も日本にいらっしゃるそうだ。
マダムとのおしゃべりタイムに「高泉さんが台詞はフランス語ですと言って出演依頼したのに、台本をもらったら49ページ全部が日本語でした」と言い、マダムが顔を隠すようにしていたのがおかしかった。
アコーデオンを弾き、艶のあるいいお声で歌い、何とも格好良いフランス紳士だった。
音楽家の方々は、ピアノの方が去年変わったと思うのだけれど、今年はギターの方が変わっていた。
去年感じた「演奏が変わった」という印象はそれほど大きくなかった。綺麗に溶け込んでいたのだろうと思う。
とても楽しい3時間だった。
また来年もこのレストランに出かけたいと思う。
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コメント
kazma様、コメントありがとうございます。
あんまりちゃんと覚えていないのですが(申し訳ないです・・・)10周年の公園を見た記憶があるのと、その前から「年末のおきまり」になっていたように覚えているので、恐らく10回は見ていると思います。
「ア・ラ・カルト」は本当に楽しい公演だと思います。kazmaさんも来年はぜひご覧になれますように・・・。
投稿: 姫林檎 | 2005.12.28 22:05
こんにちは。
「アラカルト」毎年行ってらっしゃるんですね~。
ここ3年、舞台を観るようになってから、一度は行きたい、と思いつつ、日程的に毎年行けずじまい…。
ここで「ネタバレ」を拝見できて嬉しいです!
「ネタバレ」を読んで、私もいつかこのレストランへ出掛けたいと更に強く思いました。姫林檎さんにあやかれますように。
投稿: kazma | 2005.12.28 11:41