« 「魔界転生」の抽選予約に申し込む | トップページ | 「放浪記」の抽選予約に申し込む »

2006.06.11

「ジョージ・ウィンストン ソロ・ピアノ・コンサート」を聴く

ジョージ・ウィンストン ソロ・ピアノ・コンサート
演奏 ジョージ・ウィンストン
曲目 1曲目は判らなかった・・・
    COLORS/TAMARACK PINES
    LINUS&LUCY
    MOON
    CAR CHASE
    LONGING
    ハワイアン・スラック・ギターの曲
  休憩
    CAROL OF THE BELLS/CLOUD BURST
    THE CRADLE
    'ROUND MIDNIGHT
    WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN
    ハーモニカの曲
    THANKSGIVING
    BUILDING THE SNOWMAN/THE SNOWMAN'S MUSIC BOX DANCE
    THUMBELINA
    ギターの曲

公演日 2006年6月11日 午後1時30分開演
場所 オーチャードホール 5列2番
料金 6000円

 ジョージ・ウィンストンは好きで、来日コンサートにももう何回も足を運んでいると思う。
 相変わらずの、長袖Tシャツとジーンズ、靴下(靴を履いていない)というスタイルだ。しかも、Tシャツの色が毎回同じなのは気のせいだろうか。同じTシャツを何枚も何枚も持っていたりして、と余計なことを考えた。

 演奏する曲目はご本人がマイクを使って紹介してくれる。マイクを使うのはその説明と、ハーモニカ、ギターの曲のときだけで、ピアノ演奏の際にはマイクは使われていない。
 それでも1台のピアノと1人の演奏者とは思えない何重にも何層にもなった音が聴こえてくるから不思議だ。

 その紹介で「1曲目はプログラムとは違って」と言っているのまでは聞き取れたのだけれど、曲名までは聞き取れなかった。必ず最後に日本語でも紹介してくれて、私の耳には「ちょうちょうじるば」と聞こえた。
 当然に予測されることだけれど、家に帰って手持ちのCD(リーディングとセットになっているもの以外はほぼ揃っていると思う)の曲目リストを見ても該当しそうな曲はなかった。
 というわけで、1曲目は不明である。

 他はほぼプログラムどおりに演奏された、と思う。

 この曲目紹介で、ジョージ・ウィンストン自身が影響を受けたピアニストや作曲者などを挙げるときに、そこだけ「○○さん」日本語でさん付けするのが何ともこの人らしいと思う。

 コンサートは相変わらずの心地よさだった。
 周りを見回しても、あまりの気持ちよさに舟をこいでいるひとがちらほらいたくらいだ。
 CDでの演奏よりも遊びがあるというか、装飾が増えているのはいつものことで、今回は何故だかあまり低音を響かせないようにしているような気がした。いつもは強くポーンと鳴らすところも、今日は抑えめに柔らかい音にしていたように思う。

 CAR CHASEは、少なくとも私の手持ちのCDには収められていない曲で、でもコンサートでは必ずといっていいくらい演奏されているように思う。
 また、左手と右手の追いかけっこのような曲で、ある意味派手な曲で、特に私の席からピアノを弾く手元がよく見えたので、聴いていても見ていてもとても楽しかった。

 楽しいと言えば、「聖者の行進(WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN)」をジョージ・ウィンストンが演奏するのは初めて聴いたように思う。何だか一緒に歌いたくなる感じの演奏だった。
 プログラムによると、2006年9月5日に新しいアルバム(GULF COAST BLUES & IMPRESSIONS)が発売予定だという。このCDに「WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN」も収録されるそうだ。それも楽しみだ。

|

« 「魔界転生」の抽選予約に申し込む | トップページ | 「放浪記」の抽選予約に申し込む »

音楽」カテゴリの記事

*コンサート」カテゴリの記事

*感想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ジョージ・ウィンストン ソロ・ピアノ・コンサート」を聴く:

« 「魔界転生」の抽選予約に申し込む | トップページ | 「放浪記」の抽選予約に申し込む »