「ニコラス・マクファーソン」のDVDを見る
「ニコラス・マクファーソン」
作 後藤ひろひと
演出 竹下宏太郎
出演 小須田康人/みのすけ/三上市朗/六角慎司
平田敦子/アドゴニー/川下大洋
2006年8月19日 紀伊國屋サザンシアターで収録
この公演は生でも見ていて、とても面白かったし格好良かった。(私の中ではそういう記憶が大勢を占めているのに、何故かここに書いた感想はやけに渋いのが我ながら謎である。)
GW前にDVDが発売されていることを知って、ついふらふらと衝動買いしてしまった。
やっぱり、面白い。
あの嘘のように動きが揃いタイミングが合いリズミカルに入り組んだ段取りのオンパレードの舞台は、やっぱり生で見たときの方がその「おぉ!」という感動が段違いに大きい。ぜひまた再演してもらいたいのだけれど、それはそれとして、面白いお芝居はDVDになってもやっぱり面白いのだった。
この作品の場合は、多分、録り方も上手いのだと思う。
DVDを見てますます確信したのだけれど、「天才脚本家」とこの「ニコラス・マクファーソン」は似ていると思う。私の中では完全に傾向の一致した作品だ。
ただ、確信している割に、どこが似ているのかと聞かれるととても困る。
パッケージには表示がないのだけれど、このDVDには副音声もついている。ちょっとだけ(最初の15分分くらい)、副音声でも見てみた。
作の後藤ひろひとと、演出の竹下宏太郎、出演したいた川下大洋がしゃべっているのだけれど、舞台で聞く声と違って、マイクにぼそぼそとしゃべっている声を聞き分けるのはかなり難しい。私の耳が特別に聞き分け能力がないという可能性がとても高いけれど、「これは誰?」と思いながら聞いていたら疲れてしまったので、15分でギブアップした。
我がままを言うと、副音声は男性と女性の二人でしゃべってもらえると、声を聞き分けようという努力が必要ないので、副音声でしゃべっていることとお芝居の画像とを安心して楽しめる。
90分、ガッと見て、笑って、スカっとしたいときには、このDVDを見ることになりそうである。
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