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2007.04.29

「ニコラス・マクファーソン」のDVDを見る

「ニコラス・マクファーソン」
作 後藤ひろひと
演出 竹下宏太郎
出演 小須田康人/みのすけ/三上市朗/六角慎司
    平田敦子/アドゴニー/川下大洋
2006年8月19日 紀伊國屋サザンシアターで収録

 この公演は生でも見ていて、とても面白かったし格好良かった。(私の中ではそういう記憶が大勢を占めているのに、何故かここに書いた感想はやけに渋いのが我ながら謎である。)
 GW前にDVDが発売されていることを知って、ついふらふらと衝動買いしてしまった。

 やっぱり、面白い。
 あの嘘のように動きが揃いタイミングが合いリズミカルに入り組んだ段取りのオンパレードの舞台は、やっぱり生で見たときの方がその「おぉ!」という感動が段違いに大きい。ぜひまた再演してもらいたいのだけれど、それはそれとして、面白いお芝居はDVDになってもやっぱり面白いのだった。
 この作品の場合は、多分、録り方も上手いのだと思う。

 DVDを見てますます確信したのだけれど、「天才脚本家」とこの「ニコラス・マクファーソン」は似ていると思う。私の中では完全に傾向の一致した作品だ。
 ただ、確信している割に、どこが似ているのかと聞かれるととても困る。

 パッケージには表示がないのだけれど、このDVDには副音声もついている。ちょっとだけ(最初の15分分くらい)、副音声でも見てみた。
 作の後藤ひろひとと、演出の竹下宏太郎、出演したいた川下大洋がしゃべっているのだけれど、舞台で聞く声と違って、マイクにぼそぼそとしゃべっている声を聞き分けるのはかなり難しい。私の耳が特別に聞き分け能力がないという可能性がとても高いけれど、「これは誰?」と思いながら聞いていたら疲れてしまったので、15分でギブアップした。
 我がままを言うと、副音声は男性と女性の二人でしゃべってもらえると、声を聞き分けようという努力が必要ないので、副音声でしゃべっていることとお芝居の画像とを安心して楽しめる。

 90分、ガッと見て、笑って、スカっとしたいときには、このDVDを見ることになりそうである。

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2007.04.28

「THE BEE」の抽選予約に申し込む

NODA・MAP番外公演「THE BEE(日本バージョン)」
原案・原作 筒井康隆
劇作・脚本・演出・出演 野田秀樹
劇作・脚本 コリン・ティーバン
出演 秋山菜津子/近藤良平/浅野和之

2007年6月22日〜7月9日 シアタートラム
料金 6500円

 NODA・MAPの本公演は(多分)欠かさず見ていると思うのだけれど、番外公演は欠かさずチケットを取ろうと努力してはいるけれど、それが報われたり報われなかったりしている。
 今回もぜひ見たいのだけれど、どうだろう。
 この後に引き続いてロンドンバージョンも上演されるのだけれど、自慢ではないが私は英語がさっぱり判らない。日本語字幕が付くそうだけれど、そうなればそうなったで字幕ばかり見てしまう。
 日本バージョンの公演に絞って抽選予約に申し込んだ。

 野田地図(NODA・MAP)の公式Webサイトはこちら。

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「夜の姉妹」の抽選予約に申し込む

リリパットアーミーII「夜の姉妹」
作・演出・出演 わかぎゑふ
出演 コング桑田/生田朗子/朝深大介/野田晋市
    千田訓子/橋田雄一郎/曽世海児(Studio Life)
    美津乃あわ(ファントマ)/浅野彰一(ファントマ)
    森崎正弘(MousePiece-ree)/上田宏/谷川未佳/他

2007年7月27日〜7月29日 全労済スペースゼロ
料金 4000円

 ラックシステムのスズナリでの公演を見たばかりのような気がするのだけれど、夏にリリパの公演が再び東京の来てくれる。嬉しい。
 しかし、3日間の公演期間で、先行抽選の期間がぴあとe+でほとんど重なっているのは何故なんだろう。何度もチャレンジしやすくなっていればいいのにと思う。
 えいやっと選んで(こういうときに「どちらかだけでも取れて」と願って抽選予約に申し込むと大抵、両方が当選したりするので)、抽選予約に申し込んだ。

 リリパットアーミーⅡとラックシステムの制作会社である「玉造小劇店」の公式Webサイトはこちら。

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2007.04.25

70000アクセス達成!

 今さっき、どなたかが70000アクセス目を踏んでくださった。

 これまでの経過は以下のとおりである。
 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 20000アクセス 2005年9月12日
 30000アクセス 2005年12月26日
 40000アクセス 2006年4月15日
 50000アクセス 2006年7月23日
 60000アクセス 2006年11月25日
 70000アクセス 2007年4月25日

 遊びに来ていただいて、読んでいただいて、ありがとうございます。

 ところで、今日は異常なくらいアクセスが多くて、気味悪いくらいに思ったのだけれど、確認してみたら「吉田メタル」での検索が圧倒的に多いということが判った。
 岩崎ひろみさんと吉田メタルさんが結婚したというニュースは知っていたのだけれど、そのニュースとこのブログのアクセスが急に増えることとの関連が全く思い浮かばなかった。
 あー、びっくりした。

 ちなみに、お二方の結婚を報じる記事は、例えばこちら。

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2007.04.24

「砂利」の抽選予約に申し込む

劇団ダンダンブエノ 双六公演「砂利」
作 本谷有希子
演出 倉持裕
出演 坂東三津五郎/田中美里/片桐はいり/酒井敏也
    山西惇/近藤芳正

2007年7月21日〜7月31日 スパイラルホール
料金 6500円

 ダンダンブエノの作品は、少なくとも2つは見たことがあるように思う。いずれにしても、ちょっと不条理な感じがあったように思うのだけれどどうだろう。
 それで行くと、作・本谷有希子、演出・倉持裕というコンビも意外だし(そもそも初めて組むそうだし)、もしかして私にとって苦手な世界なんじゃないかという予感もある。
 でも、同時にとても魅力的だったりする。
 そこに加えて、この出演者陣は意外性たっぷりで面白そうだ。
 7月は見たいお芝居が多くて困ってしまうのだけれど、抽選予約に申し込んだ。

 劇団ダンダンブエノの公式Webサイトはこちら。

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2007.04.21

「写楽考」を見る

「写楽考」
作 矢代静一
構成・演出 鈴木勝秀
出演 堤真一/高橋克実/長塚圭史/キムラ緑子
    七瀬なつみ/西岡徳馬
観劇日 2007年4月21日(土曜日) 午後7時開演
劇場 シアターコクーン ML列22番
料金 8500円
上演時間 2時間10分

 ロビーでは、パンフレット(1000円)とポスター(500円)が売られ、劇場の外で写楽に関する本や出演者の過去のDVD作品などが販売されていた。

 ところで、演劇公演で「S席」「A席」というのは、どういう基準で誰が決めているんだろうか?
 今回の席はシアターコクーンの中2階(横側)の席だ。普通に椅子に座っていれば客席に私一人だけだとしても舞台上にどうしても死角ができる。しかも、手すりがとても邪魔で、ちょうど舞台中央に当たる部分が隠れてしまう。
 普通に座って舞台上に死角ができてしまう席をS席で売る(買う)というのは、何だかとても割り切れないし、納得できないと思ってしまった。

 終演後劇場を出たら、すでに明日(2007年4月22日)一般発売の「三人吉三」のチケットを取るためにすでに並んでいる方がいた。
 チケット発売開始まで12時間以上ある。驚いた。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「写楽考」を見る"

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2007.04.20

「ひーはー」の抽選予約に申し込む

Piper結成10周年公演「ひーはー」
作・演出 後藤ひろひと
出演 Piper:川下大洋/後藤ひろひと/山内圭哉/竹下宏太郎/腹筋善之介
    楠見薫/平田敦子/水野美紀/片桐仁(ラーメンズ)

2007年7月26日〜8月12日 本多劇場
料金 6000円

 Piperの公演となれば、何は置いておいても見たい。しかも、今回はゲスト陣がとてもとても豪華だ。
「ひーはー」というタイトルがどういう意味なのか、どういうお芝居なのか、今ひとつ判らない。Piperのサイトなどに行ってみて判ったのは「西部劇だ」ということだけだ。
 抽選予約に申し込んだ。

 「Piper」の公式Webサイトはこちら。

 ところで、Piperのサイトに行き、ネルケプランニングのサイト内のPiperのページにも行ってしまい、そこで「『ニコラス・マクファーソン』奴らは彼を守れるか+奴らは彼を殺せるか」のDVDが販売されていることに気がついた。気がついてしまったら仕方がない、ついふらふらと購入してしまった。
 ゴールデンウィークの楽しみということにしよう。

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2007.04.18

「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」の抽選予約に申し込む

「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」劇団、本谷有希子 第12回公演
作・演出 本谷有希子
出演 高橋一生/笠木泉/吉本菜穂子/ノゾエ征爾
    松浦和香子/高山のえみ/すほうれいこ

2007年6月4日〜6月24日 吉祥寺シアター
料金 4300円

 劇団、本谷有希子の公演は、気になりつつまだ見たことがない。
 確か本谷有希子はラジオのオールナイト・ニッポンをやっていたと思うのだけれど、こちらも聴いたことがない。
 しかも、今オフィシャルブログを開いてみて初めて、「本谷有希子」が「もとやゆきこ」と読むことを知った。ずっと「ほんたにゆきこ」だと思っていた。
 申し訳ない&お恥ずかしい限りだけれど、抽選予約に申し込んだ。

 「劇団、本谷有希子」のオフィシャルブログはこちら。

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2007.04.17

「ダージリン フェスティバル 2007 ジャパン」の招待券を申し込む

「ダージリン フェスティバル 2007 ジャパン」
2007年5月3日〜5月5日 品川インターシティホール
「ダージリン フェスティバル 2007 ジャパン」に関するWebサイトはこちら。

 今年のゴールデンウィークは、本当に久しぶりに旅行の予定も観劇の予定もない。
 あまりにも予定がなくて寂しかったし、いつも紅茶などのお茶を購入している「世界のお茶専門店 ルピシア」が、ダージリン・ファーストフラッシュの試飲・販売会を開催するというので、その招待券を申し込んだ。
 招待券の配布は今日までで、最終日に申し込んだためかもうほとんど残っていなかったのだけれど、何とか手にすることができた。これで指定の時間に行けば優先的に入場することができる。

 よくよく考えると、実は私はダージリンよりもアッサムやセイロンの方が好きだったりするのだけれど、どんな雰囲気なのか楽しんで来ようと思う。

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2007.04.14

「ジューゴ」を見る

「ジューゴ」TEAM発砲・B・ZIN 15周年記念&解散公演 
作・演出・出演 きだつよし
出演 平野勲人/工藤潤矢/小林愛/武藤晃子
    西ノ園達大/森貞文則/伊波銀治
    福田千亜紀/大橋夢能
観劇日 2007年4月14日(土曜日) 午後2時開演
劇場 本多劇場 M列8番
料金 4500円
上演時間 1時間45分

 開場とともにロビーに入ったら、物販のテーブルがあっという間に人だかりになった。パンフレット(1200円)や、Tシャツ、15周年記念DVDなどが販売されていたようだった。

 客席はほぼ満席だった。流石は解散公演と思っていたら、カーテンコールの挨拶で、きだ氏が「平日公演はガラガラです。ガラガラは言い過ぎか?」などと言っていた。終演後、ロビーでは平日限定でチケット販売が行われていたので、余裕があるのは確かなようだ。勿体ない。
 公演2日目にしてトリプルコール、それでも劇場を出たのが午後3時45分だったから、相当テンポ良く芝居が進んだのだと思う。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「ジューゴ」を見る"

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2007.04.12

「お気に召すまま」の抽選予約に申し込む

「お気に召すまま」
作 W・シェイクスピア
演出 蜷川幸雄
出演 成宮寛貴/小栗旬/吉田鋼太郎/田山涼成
    高橋洋/月川悠貴/大石継太/他

2007年7月5日〜7月29日 シアターコクーン
料金 S席 9000円 A席 7500円

 これはもう、当たればめっけもの、の世界だ。
 抽選予約に申し込んだ。

 「お気に召すまま」のオフィシャルブログはこちら。

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2007.04.11

QRコードを設置する

 2007年4月5日から、ココログの携帯閲覧サービス(β版)がスタートし、携帯電話から読むことができるようになったのだそうだ。
 ココログからこのお知らせがあるまで、実は携帯電話から見られなかいことも知らなかった。

 QRコード(実は、これもどんな役割をするものだか、さっぱり判っていない)も設置できるということだったので、サイドバーに設置してみた。

 (よく判らないけれど)どうぞご利用ください。

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2007.04.06

「劇的リーディング~旅する編~」を聴く

「劇的リーディング~旅する編~」―小さな本から広がる劇的世界の旅―
企画・構成・演出 土井美和子
ピアノ・作曲 園田優
出演 平田満/竹下明子
上演作品
 「使いみちのない風景」村上春樹 〜「使いみちのない風景(中公文庫)」より
 「街歩き」「新宿」長田弘 〜「感受性の領分(岩波文庫)」より
 「ゴルフと遊園地」江國香織 〜「赤い長靴(文藝春秋)」より
 「ノモンハンの鉄の墓場」村上春樹 〜「辺境・近境(新潮文庫)」より
 「ひぐれのひまわり」安房直子 〜「夢の果て−十七の物語−(瑞雲社)」より
 「花の下」倉橋由美子 〜「夢の通い路(講談社)」より
 「猫町」萩原朔太郎 〜「猫町(岩波文庫)」より
 「もうひとつの時間」星野道夫 〜「旅をする木(文春文庫)」より
アンコール
 「猫との旅」村上春樹 〜「使いみちのない風景(中公文庫)」より
観劇日 2007年4月6日(金曜日) 午後7時開演
劇場 赤坂区民センター 区民ホール D列21番
料金 3200円(Kissポート価格)
上演時間 1時間45分

 Kissポート財団の案内では、上演予定作品が「モンゴル紀行(司馬遼太郎)/海辺のカフカ(村上春樹)ほか」と案内されていて、そのラインアップに惹かれたのだけれど、ぴあで案内された上演予定作品情報が正しかったことが判明した。
 でも、結果としては、このラインアップで十分に楽しんできた。
 3日公演の千秋楽ということで、アンコールに「猫との旅」も読んでもらえてラッキーだった。客席に空席が目立っていたのがとても勿体なかった。

 感想は以下に。

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2007.04.04

「第16回 奉納靖國神社 夜桜能 第二夜」を見る

「第16回 奉納靖國神社 夜桜能 第二夜」
火入れ式/舞囃子「融(とおる)」梅若晋矢
狂言「磁石(じしゃく)」野村万作・野村萬斎
能「巴(ともえ)」梅若六郎
観劇日 2007年4月4日(水曜日) 午後7時10分開演
劇場 日比谷公会堂 2階K列52番
料金 4500円
上演時間 1時間40分

 前日になって靖国神社のサイトを確認し、チラシをダウンロードして初めて、雨天の場合の対応を知った。野外公演だというのにその辺りが全く無頓着だった私も私だけれど、プレイガイドでチケットを入手した人にももうちょっと親切に情報を流してくれてもいいのではないかと思う。
 チラシによると、午後4時30分の段階で野外で実施するか、日比谷公会堂に場所を移すか決定するので、電話で確認してくださいということだった。

 午後4時の段階で、職場の窓から外を見たら雪が降っていた。これは間違いなく、靖国神社から会場は日比谷公会堂に変更になるだろうと思っていた。案の定、指定の電話番号にかけてみたら「水たまりで足場が悪いので、みなさまの健康を考えて会場を日比谷公会堂に変更しました」というアナウンスが流れた。
 それはそれで仕方がないけれど、日比谷公会堂に会場が変更になる場合は開演時間も30分遅れるとは思わなかった。最初からその方針だったなら、チラシに書いておいてくれればいいのに、と思ってしまった。
 もうひとつ、開演時間はアナウンスがあったけれど、開場時間についてはアナウンスがなかった。30分前には開いているだろうとそのくらいの時間に行ったけれど、それもテープに吹き込んでおいて欲しかった。

 とは言うものの、突然の会場変更の上、事前に「雨天の場合のチケット」を請求していなかった人は、日比谷公会堂で当日に晴天用から雨天用にチケットを交換してからの入場になった。それにも関わらず、(少なくとも私の目には)大きな混乱もなく、きちんと運営されていたのだと思う。見事だ。

 ロビーではパンフレット(1000円)の他、夜桜能の絵はがきやお弁当なども販売されていた。終演後、カツサンドが半額になっていたのが何だかちょっと可笑しかった。

 帰り道、雨は上がり、うちの近くでは桜の花の向こうに月が白く浮かんでいた。
 明日は「夜桜能」が上演されるといいなと思った。(私は見に行けないが・・・。)

 感想は以下に。

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2007.04.01

「サムシング・スイート」の抽選予約に申し込む

「サムシング・スイート」
作 中谷まゆみ
演出 板垣恭一
出演 星野真里/辺見えみり/山崎樹範/金子昇/他

2007年6月17日〜7月3日 パルコ劇場
料金 6800円

 サードステージのサイトに「サムシング・スイート」に関する情報が全く載っていないということは、今回の公演は「サードステージ・プロデュース」ではないということなんだろうか。よく判らない。
 いずれにしても、中谷まゆみ作、板垣恭一演出の舞台となれば見てみたい。
 抽選予約に申し込んだ。

 「サムシング・スイート」の公式Webサイトは(多分)こちら。

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