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2007.08.31

「KANADEHON忠臣蔵」の抽選予約に申し込む

花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」
脚本 石川耕士
演出・出演 加納幸和
出演(予定) 水下きよし/原川浩明/溝口健二/山下禎啓
    植本潤/桂憲一/八代進一/大井靖彦
    北沢洋/横道毅/嶋倉雷象/高荷邦彦
    各務立基/秋葉陽司/松原綾央/磯村智彦
    小林大介/美斉津恵友/堀越涼/谷山知宏
    丸川敬之/二瓶拓也
2007年11月30日〜12月9日 世田谷パブリックシアター
料金 S席 6000円 A席 4500円

 やっぱり、年末には忠臣蔵を見なくては、と思う。
 脚本が加納幸和でないのは、少し意外だった。
 抽選予約に申し込んだ。

 花組芝居の公式Webサイトはこちら。

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2007.08.30

「たとえば野に咲く花のように」の抽選予約に申し込む

「たとえば野に咲く花のように」
作 鄭義信
演出 鈴木裕美
出演 七瀬なつみ/田畑智子/三鴨絵里子/梅沢昌代
    永島敏行/山内圭哉/大沢健/大石継太
    池上リョヲマ/佐渡稔
2007年10月17日〜11月4日 新国立劇場 中劇場
料金 S席 7350円 A席 5250円 B席:3150円

 ギリシャ悲劇を別の時代と場所に置き換えた三部作の2作目。このお芝居の元になったギリシャ悲劇は「アンドロマケ」だそうだ。もちろん、知らない。
 しかも、チラシに載っていた「アンドロマケ」の筋立てと、「たとえば野に咲く花のように」の筋立てを読んでも、どこが共通しているのか今ひとつ判らない。
 でも、三部作のうち、「たとえば野に咲く花のように」と、「アンティゴネ」を下敷きにした「異人の唄-アンティゴネ-」は見てみたいと思っている。

 新国立劇場では、すでに三部作の通し券(割引あり)を購入することができるのだけれど、私はこの時期に見たいお芝居が重なっているので、2・3作目のみチケットを取ろうと思っている。

 抽選予約に申し込んだ。

 新国立劇場の公式Webサイト内、「たとえば野に咲く花のように」のページはこちら。

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2007.08.29

「ツーアウト」の先行予約に申し込む

「ツーアウト」自転車キンクリートSTORE
作・演出 飯島早苗
出演 樋渡真司/岡田正/太田志津香(文学座)
    鹿野良太/瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)
2007年10月17日〜10月28日 THEATER/TOPS
料金 3800円

 自転車キンクリーツカンパニーのお芝居をここ数年見ていないような気がする。
 鈴木裕美演出作品は割と見ていると思うのだけれど、「作・飯島早苗」の文字を見るのは久しぶりだと思う。しかも、今回は演出も担当するという。それはぜひ見たい。

 先行予約に申し込んだ。

 自転車キンクリーツカンパニーの公式Webサイトはこちら。

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2007.08.27

「猫と針」を見る

「猫と針」演劇集団キャラメルボックス
作 恩田陸
演出 横内謙介
出演 岡田達也/坂口理恵/前田綾
    石原善暢/久保田浩
チェロ演奏 海老澤洋三
観劇日 2007年8月27日(月曜日)午後7時開演
劇場 俳優座劇場 4列1番
料金 5800円
上演時間 1時間45分

 チャレンジシアターと銘打っているためか、キャラメルボックスのDVDや、横内謙介と恩田陸が寄稿したPHOTO BOOKなどは売られていたけれど、キャラメルボックスにしては静かめのロビーだった。ちょっと迷ったけれど、キャラメルは配役やスタッフが載ったチラシ(というのだろうか?)を配布してくれるので、それでいいと思うことにした。

 ネタバレあり、かも知れない感想は以下に。

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「カリギュラ」の抽選予約に申し込む

「カリギュラ」
作 アルベール・カミュ
演出 蜷川幸雄
出演 小栗旬/勝地涼/長谷川博己/若村麻由美
    横田栄司/月川悠貴/廣田高志/塾一久
    青山達三/磯部勉/他
2007年11月7日〜11月30日 シアターコクーン
料金 S席 9000円 A席 7500円 コクーンシート 5000円

 カミュは、高校のときに課題図書か何かになっていた「異邦人」を読み、宮本亜門が演じた(のだったと思う)「変身」を見て、原作を読んだ。それだけだと思う。
 それだけでも、判りにくいという印象がある。
 演出・出演者からして、チケット争奪の激しさは容易に想像がつくけれど、でも、その判りにくさが舞台でどうなるのか、ぜひ見てみたい。
 抽選予約に申し込んだ。

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2007.08.26

「エレンディラ」を見る

「エレンディラ」
原作 ガルシア・マルケス
脚本 坂手洋二
演出 蜷川幸雄
音楽 マイケル・ナイマン
出演 中川晃教/美波/品川徹/石井愃一
    松下砂稚子/立石涼子/國村隼/瑳川哲朗/他
観劇日 2007年8月25日(土曜日)午後0時30分開演
劇場 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 1階O列21番
料金 12000円
上演時間 3時間55分(15分間、10分間の休憩あり)

 ロビーで混雑していたのは、パンフレット(1500円)や原作本、Tシャツなどが売られている物販コーナーではなく、来年上演される「身毒丸(白石加代子・藤原竜也出演)」のチケット先行予約のコーナーだった。
 「身毒丸」は6年前の「これが最後の白石加代子と藤原竜也」というバージョンを見ていて、さて、封印を解いて上演するというのを見るべきかどうか迷ったのだけれど、「身毒丸」は凄いお芝居だと思うけれど好きなお芝居ではないよな、という結論になって見送った。後悔するかも。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2007.08.25

「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」に行く

 2007年7月21日から9月30日まで、東京都現代美術館で開催されている 「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」 に、昨日、仕事を半日休んで行って来た。今日行って来た。当日券(大人)は1100円である。
 東京都現代美術館のWebサイトに書かれている混雑状況を見ると、土日祝日は入館までに60〜80分待ちと書いてあったので、駅から15分も歩いてそれでは入る前に疲れてしまう。

 午後2時前に現代美術館に到着した時点では、チケット売り場が10分待ち、入館の待ち時間はゼロだった。
 でも、一歩中に入ったら、展示された絵の前には二重から三重の人だかりができている。しかも、人気のある絵に集中しているわけではなくて、満遍なく人が取り巻いている。
 これは焦っても仕方がないと思い定め、ゆっくり列に並んでそのペースで歩くことにした。

 それで、周りの話し声が聞くともなく聞こえてきたのだけれど、タイトルからも判るように、まず、ジブリ・アニメのファンの人たちがたくさんいる。彼らは、背景画の一枚一枚について「これは**のシーンの背景だ」と言い合っている。
 そして、次に多い(ように思われる)のは、自分でも漫画や絵を描く人々だ。漫画研究会会員と思われる制服姿の中学生(高校生?)もいる。彼らはもっぱら「ここの筆遣いが」とか「こういう風に描けばこういう風に見せられるんだ」と技術的な勉強をしている感じだ。
 その他に、例えば「紅の豚」のコーナーでは、当時の戦闘機について語っている男の子もいた。これはかなりマニアックな楽しみ方といえるだろう。
 ジブリ・アニメのDVDを4本持っている私は、ジブリ・アニメのファン(の隅っこ)に分類されることになるだろうか。

 「トトロ以前」の、例えば「時空の旅人」や「幻魔大戦」「はだしのゲン」などの世界からスタートし、次のトトロのコーナーが大盛況だった。やっぱり、トトロに思い入れの強い人が多いのだな、と感心した。

 その後、魔女の宅急便、紅の豚、おもひでぽろぽろと進むにつれて人はまばらになってくる。
 平成狸合戦ぽんぽこ、耳をすませば、もののけ姫、千と千尋の神隠しくらいまで来ると、一番前で少し絵から離れたところから一枚一枚ゆっくりと見ることができた。
 やっぱり、まっすぐ続く道の絵を見たら少し離れたところからその「どこまでも続く道」を味わいたいし、森や海岸線や家を俯瞰で見る絵も少し離れたところからその「高さ」の感じを味わいたい。

 トトロの家の絵を見ていて、自分の影が絵に映っているのではないかと思って避けたら、それは最初から絵に描き込まれた影だった。
 紅の豚が飛ぶアドリア海の街並みを見ていたら、逆に引き込まれて自分が一瞬絵の方に落ちて行くんじゃないかと思った。
 それで十分、という気がした。
 気がしつつも、おもひでぽろぽろで紅畑に朝陽が射す絵はやっぱり大好きなシーンだし、もののけ姫の森はやっぱり深い。ハウルの動く城のお花畑のシーンも懐かしい。

 アニメの背景というのは、絵のようだったり、漫画のようだったり、写真のようだったり、密度が濃かったり薄かったり、本当に様々なのが意外だった。
 近づいてみると「手抜きじゃないの」と思えるのに、少し離れてみるとその「手抜き」に見えた線の一本一本が絵を構成する重要な要素として生きていて、本物らしさを演出しているのが不思議だった。

 ここまでで、入場後、1時間半がたっていた。

 「ジブリ後の仕事」の展示では、雑誌の表紙や小説の挿絵などが多かった。
 ここまで来て、これまで見てきた、トトロやおもひでぽろぽろ、平成狸合戦ぽんぽこ、もののけ姫の世界も合わせて、日本の自然だってやっぱり捨てたもんじゃない、と思えた。

 この後は3階に上がって、アニメ撮影の技法や、それに合わせた背景画の描き方、ご本人のアトリエの机が再現されていたり、絵の描き方のパネルや映像表示がされている。
 自分でも絵を描く人が多かったのか、その映像の前にはかなりの人だかりができていた。
 絵心というモノが全くない私はスルーする。

 アニメ撮影の方法が、今ではかなりデジタル化されているとはいえ、かなり手工業的なのが意外だった。森の中を疾走するシーンで、何重にも描かれた森の絵と走る人とを描いたセルを異なるスピードで動かして速さを表現する。そのセルを動かす際にこすれて傷つかないように注意したと書いてある。
 そんな「手作業」でアニメが撮られているとは思わなかった。

 崖を駆け下りるシーンでは、カメラが駆け下りるサンを追うために、背景画を予め縦長に描いておくというのも、考えれば当然なのだけれど、そんな原始的な方法でクリアしているのかと思って意外だった。

 「背景の中に入ろう」といって、サツキとメイの家が大きく描かれていてその前で写真を撮ることができたり、トトロを折り紙で折るコーナーは満員御礼だ。
 この「写真撮影OK」のコーナーでは、ほとんどの人が携帯電話で写真を撮っている。カメラ付き携帯を持っているということが既に常識なんだな、ということを感じた。私は、「写真撮影OKなら、チケットにでもそう書いておいてよ。カメラ持ってきたのに!」と怒ったクチである。
 逆に、男鹿和雄が監督して作画もしたという、紙芝居風のアニメ「種山ヶ原の夜」の上映コーナーが閑散としていたのは意外だった。イスが少なくて、床に直接座布団が置かれていたせいかもしれない。スカートでそれはちょっとためらわれる。
 私は空いていたイスに座ることができたので、(美術展などで上映される映像としてはかなり長めだったし)ゆっくり鑑賞できた。

 ショップはもちろん大盛況だ。
 レジには行列ができていて、20人待ちくらいだったと思う。

 美術館を出たのは、入館後、3時間20分後だった。
 楽しかった!

 東京都現代美術館の公式Webサイトはこちら。
 「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」の公式Webサイトはこちら。

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2007.08.24

「ヴェニスの商人」を見る

「ヴェニスの商人」
作 ウィリアム・シェイクスピア
演出 グレゴリー・ドーラン
美術 マイケル・ヴェイル
出演 市村正親/藤原竜也/寺島しのぶ /京野ことみ
    佐藤仁美/団時朗/西岡徳馬/他
観劇日 2007年8月23日(木曜日)午後6時30分開演
劇場 天王洲 銀河劇場 1階J列8番
料金 10500円
上演時間 3時間25分(15分間の休憩あり)

 パンフレット(多分、1500円だったと思う)がロビーで売られていたのは覚えているのだけれど、その他が今ひとつはっきりしない。
 
 感想は以下に。

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2007.08.22

「犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート」を見る

劇団☆新感線 2007年夏休みチャンピオン祭り
 「犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート」
作・演出 いのうえひでのり
出演 古田新太/宮藤官九郎/勝地涼/橋本じゅん
    高田聖子/小松和重/粟根まこと/逆木圭一郎
    右近健一/河野まさと/村木よし子/インディ高橋
    山本カナコ/礒野慎吾/吉田メタル/中谷さとみ
    保坂エマ/村木仁/川原正嗣/前田悟
    池田成志/木野花
観劇日 2007年8月21日(火曜日)午後6時開演
劇場 サンシャイン劇場 20列6番
料金 9500円
上演時間 3時間5分(20分間の休憩あり)

 ロビーでは、パンフレット(2800円)他、TシャツやDVDなどが販売されていた。
 20thBOXというDVDがあって、「星の忍者」や「LOST SEVEN」、橋本さとし主演の「野獣郎見参」、第2部に続きそうに終わったのにその後上演された気配のない「西遊記」などが入っているそうだ。もの凄く欲しかったのだけれど、36000円。
 お値段を見て冷静に戻り、そもそも財布に36000円も入っていなかったので諦めた。

 ところで、これはお芝居そのものとは関係ないのだけれど。
 一幕目、客電が落ちてもしゃべっていたところから嫌な予感がしたのだけれど、隣に座った女性2人組の話し声が気になって仕方がなかった。大きい声を出すとか、のべつまくなしにしゃべっているというわけではないのだけれど、「あ、**のパロディだよね」「これって微妙」といった感じではっきりとした感想を言い合っているのは、とても耳についてしまって集中できない。
 二幕目の始まりも、やっぱり客電が落ちたのにしゃべり始めたので、意を決して「おしゃべりはやめていただけますか。」と言ってみた。
 私としては、そんなにキツイ調子でなく落ち着いて言えたと思ったし、二幕目はおかげさまでおしゃべりの声はほとんど聞かれず、集中して見ることができた。
 でも、正直に言って、お芝居を楽しめたとはとても言えない。
 言われた彼女たちも気分が悪かったかも知れないけれど、言った方も、決して気分のいいものではない。
 本当に、お芝居を見ているときにはおしゃべりをしないということが、基本的なマナーとして、周知徹底されて欲しいと切に願う。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2007.08.19

「LOVE 30〜女と男と物語〜」を見る

「LOVE 30〜女と男と物語〜」
演出 宮田慶子
音楽 稲本響
「北向きの女」
作 青木豪(グリング)
出演 純名りさ/内田滋
「アルゼンチンにて」
作 赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)/田村孝裕(ONEOR8)
出演 鈴木砂羽/尾美としのり
「箪笥の行方」
作 田村孝裕(ONEOR8)
出演 小西美帆/羽場裕一
観劇日 2007年8月18日(土曜日)午後3時30分開演
劇場 パルコ劇場 B列25番
料金 7000円
上演時間 1時間50分

 実際には30分3本勝負よりも少し長めだった。
 開演ギリギリに劇場に着いたので、パンフレット等の物販はチェックしそびれてしまった。
 客席は、比較的空席が目立って少し勿体ない。今日以降の公演では、終演後に出演者や作者によるアフタートークが開催されるそうだ。ロビーではチケットを5000円で販売していたようだけれど、当日券はどうなのだろう?

 多分ネタバレありの感想は以下に。

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2007.08.14

第二章「流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜」の抽選予約に申し込む

第二章「流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜」
作 千葉雅子
演出 河原雅彦
出演 河原雅彦/千葉雅子/坂田 聡/村岡希美
    高田聖子(2代目ゲストレイパー)/小林顕作/政岡泰志
    伊達 暁/信川清順/相島一之(2代目ゲストラバー)
2007年10月6日〜10月21日 赤坂RED/THEATER
料金 5500円

 第一章も面白かった。
 大体、千葉雅子が惚れちゃいそうなくらい格好いい。
 その彼女にまた会えるとなればぜひ見たい。抽選予約に申し込んだ。

 「真心一座 身も心も」の公式Webサイトはこちら。

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2007.08.12

「ひーはー」を見る

Piper結成10周年公演「ひーはー」
作・演出 後藤ひろひと
出演 Piper:川下大洋/後藤ひろひと/山内圭哉/竹下宏太郎/腹筋善之介
    楠見薫/平田敦子/水野美紀/片桐仁(ラーメンズ)
観劇日 2007年8月11日(土曜日)午後6時開演
劇場 本多劇場 P列20番
料金 6000円
上演時間 2時間20分

 ロビーに一歩入ると、そこは物販の嵐だった。
 何しろ、呼び込みの声が凄い。パンフレット(1500円)やTシャツといった定番から何故かフィギュアまで売られ、次回出演作のチケット先行発売や、DVD先行予約の受付なども行われている。
 でも、迷った末に何も購入しなかった。

 ネタバレ大ありの感想は以下に。

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2007.08.11

「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」に行く

 2007年7月14日から9月24日まで、上野の国立科学博物館で開催されている「「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」に、今日行って来た。当日券(大人)は1400円である。

 国立科学博物館のWebサイトで混雑状況を配信しており、「待ち時間なし」になっているのを確認して出かけた。
 けれど、午前中よりも午後の方が混んでいたらしく、14時30分くらいに到着したら、確かに待ち時間なしで入場はできたけれど、内部はかなり混雑していて、係員のお姉さん達が始終「場内が混雑していて申し訳ありません。少しずつで構いませんので進んでいただけますよう、ご協力をお願いいたします。」と声かけするような状況だった。

 「どうしても見たい」と思った、例えば翡翠の仮面(実は3点出展されていた)のところでは並び、少し進んで空いたようだと戻り、という感じで、混雑していたなりに楽しんで来た。
 渋滞の原理と同じなのか、一番手前の「マヤ」よりも、次のアステカ、さらに最後のインカの方が幾分空いていたように思う。

 マヤ文明のパートは、何といっても翡翠の仮面3体が光っている。
 翡翠はユカタン半島北部(だったと思う)でしか産出されない貴重なもので、緑色は生命の源の色とされていたこともあって、特にマヤでは珍重されていたのだという。
 その翡翠で作られた仮面が、カラクルム遺跡などで発掘されている。緑色のモザイクで覆われ、目は白く、黒目は黒く、口は赤く塗られている。仮面なのに目と目が合うようでちょっと怖い。

 この仮面の印象があまりにも強かったせいか、「密林の中の遺跡」という画像が流れていたせいか、王がジャガーを足蹴にして従えている石碑や、黒曜石の人形、盛んに行われていたという球技で浸かった防具を石で作ったもの、カカオの実を体中に付けた神様の土偶などもあって面白かったのだけれど、マヤ文明は「緑」というイメージが強く残った。

 そして、実は、この3つのパートの中で一番楽しかったのは、アステカ文明だった。
 アステカ文明の都市はスペインに徹底的に破壊されてしまい、その後にメキシコシティが作られたので、例えば、マチュピチュやティカル、テオティワカンのような形では遺跡は残っていない。
 でも、少しずつ発掘が行われている。

 アステカの神様の意匠は、何故かシンメトリである。
 インカ・マヤ・アステカに共通の特徴なのかと思って、途中で引き返して見てみたりしたのだけれど、明らかにシンメトリなのはアステカ文明だけだったように思う。
 そして、意匠になると三頭身くらいのバランスで造形されていたりして、どことなくユーモラスである。親しみを感じる。

 そして、例えば、雨の神トラロックを模した壺は青く塗られているのだけれど、全体として「赤」という印象が強い。
 人を生け贄に捧げることで自然の運行が守られると信じられていたという説明があったり、赤いスポットが当てられたりしていたこともその印象を強めているのかもしれない。
 そして、土器の彩色もどちらかというと明るめの赤を使ったものが多いように思えたし、「ワシの戦士像」や、死の神である「ミクトランテクトリ神像」など、ほぼ等身大の彫像が赤みがかった色をしていたせいかも知れない。

 インカ文明の展示では、いきなり「金」が並ぶ。
 だから、インカ文明のイメージカラーは「金」で決定である。実際、アンデスで金銀を産出しており、インカの富は相当なもので、インカ帝国最後の皇帝はスペインの求めに応じて自らの身代金として大きな部屋いっぱいの金銀を差し出したそうだ。(スペインは、その後、約束を違えてこの皇帝を殺してしまっている。)

 今ではインカ帝国第9代皇帝の私領であったと考えられているマチュピチュからは、しかし、金のものは腕輪が一つだけしか発見されていないそうだ。
 その腕輪が展示されていたのだけれど、他の金製品の展示物に比べて明らかに薄い。ペラペラな感じさえする。これは、富の衰えを示しているのか、あるいは金を加工する技術の高度さを示しているのか、どちらなのだろう。

 代々のインカ帝国皇帝はミイラの姿になって死後も大切にされていたそうなのだけれど、スペインに全て焼かれてしまって残っていない。
 展示されていた、ミイラの親子は、死後も髪を編んでもらったり手入れをしてもらい、家の中で家族の一員のように扱われていたそうである。
 その人のミイラはもちろんのこと、犬のミイラ、恐らくは副葬品として一緒に埋葬されたクイのミイラなどもあって、そちらはさらにグロテスクな感じだった。
 乾燥した気候のため、普通に埋葬してもミイラになったという。それなら、死は日常生活からそれほど遠くにはなかったかも知れないと思う。何しろ、姿が「残る」のだ。

 混雑していて、解説を読み飛ばしたところも多かったせいかも知れないのだけれど、この3つの文明の関係についてがあまり語られていなくて、イメージとして掴みにくかったところがちょっと残念だった。

 物販のコーナーでは、DVDやカタログ、Tシャツやクリアケース、タオル、キーホルダー、マグカップ、コースターなどの、ミュージアムショップ・グッズがかなり充実していた。
 また、中南米の織物や民芸品、アクセサリーなども販売されていたけれど、「いつかグアテマラに行って買うんだ」と思い、なるべく近づかないようにした。
 インカ・コーラという、ペルーで飲まれている黄色の炭酸飲料も売られていて、2004年9月のペルー旅行以来、再び飲んでみたいとかなり惹かれたのだけれど、重さに負けて断念した。
  
 国立科学博物館の公式Webサイトはこちら。
 (ここのトップページに、「インカ・マヤ・アステカ展」の待ち時間情報へのリンクが貼られている。)

 「インカ・マヤ・アステカ展」の公式Webサイトはこちら。
 (ここのトップページに、「お盆期間は混雑が予想されます」と書いてあった。わざわざ混雑する時期を選んで行ってしまったらしい。ショックだ。)

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2007.08.08

「久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ コンサートツアー2007」を聴く

「久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ コンサートツアー2007」
出演者 久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
ゲスト 林正子(ソプラノ)
曲目
 World Dreams
 マイスタージンガー序曲
 パイレーツ オブ カリビアン
 ロシュフォールの恋人たち
 "24" Theme
 Mission impossible
 −休憩20分−
 Winter Garden 1st mov.
 Winter Garden 2nd mov.
 天空の城ラピュタ
 For You
 遠い街から
 Quartet
 La Ploggia
 水の旅人
 −アンコール−
 「太王四神記」よりM46
 となりのトトロ
公演日 2007年8月8日(水曜日)午後7時開演
場所 東京芸術劇場大ホール 1階J列28番
料金 8400円

 久石譲のコンサートは久しぶりに開かれると思っていたのだけれど、本人のコメントによると、ここ1年くらいはずっとコンサートをやっていたけれど、この後はしばらく作曲活動に入るということだった。
 私が知らなかっただけか、開催されていても平日だけで諦めていたか、多分そのどちらかだろうと思う。

 開場5分後くらいに行ったら、1階から大ホールに上がる長いエスカレーターも、会場入口も結構並んでいた。
 開場直後のためかと思っていたのだけれど、見た感じ、その行列はかなり長い間あったように思う。
 会場入口のひとつを招待券の引換窓口にしていたせいかも知れないけれど、それならば開場時間を通常より早めるとか工夫すればいいのにと思ってしまった。暑い中、並ばされると、私などはそれだけで不機嫌になってしまう。

 演奏された曲目については、開演前に「変更があります」というアナウンスが場内に流れ、予定されていた曲自体そもそも知らない曲が多かったので、どの曲がどう変わったのか、聴いているときは全く判っていなかった。
 曲名が判らなくても、コンサートを聴く分には全く問題ない。
 ここに書くときどうしようかなと思っていたら、終演後、演奏曲目がアンコールも含めて張り出された。ちゃんとメモしてきたつもりだけれど、書き写しミスがあったらご容赦いただきたい。

 感想は以下に。

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2007.08.04

「犯さん哉」の抽選予約に申し込む

作・演出=ケラリーノ・サンドロヴィッチ×座長=古田新太『犯さん哉』
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 古田新太/中越典子/犬山イヌコ/姜暢雄
    大倉孝二/八十田勇一/入江雅人/山西惇

2007年10月6日〜10月28日 パルコ劇場
料金 8500円

 サイトの惹句には、以下のとおり書かれていた。

*****
最高のコンビ?最悪の組み合わせ?
「大人の毒気」と「子供の奔放さ」を併せ持つ2人の中年、
ケラリーノ・サンドロヴィッチと古田新太ががっつりタッグを組む!
*****

 多分、私にとっては苦手な種類のお芝居なんだろうなと思いつつ、抽選予約に申し込んだ。

 CUBE Groupの公式Webサイト内、「犯さん哉」のページはこちら。

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2007.08.03

80000アクセス達成!

 今日、どなたかが80000アクセス目を踏んでくださった。

 これまでの経過は以下のとおりである。
 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 20000アクセス 2005年9月12日
 30000アクセス 2005年12月26日
 40000アクセス 2006年4月15日
 50000アクセス 2006年7月23日
 60000アクセス 2006年11月25日
 70000アクセス 2007年4月25日
 80000アクセス 2007年8月3日

 遊びに来ていただいて、読んでいただいて、ありがとうございます。

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