「ベスト・オブ・世界遺産」展に行く
2007年9月4日から9月9日まで、日本橋三越新館7階で開催されている「ベスト・オブ・世界遺産」展(入場料 800円)に行って来た。
意外なくらい混雑していて、入口のすぐ近くにあったコインロッカーを利用すれば良かったと少し後悔した。
日本橋三越のサイトでは、以下のように案内されている。
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質の高い番組として定評のあるTBSテレビ「世界遺産」は、今年で12年目を迎えます。番組の視点に立ったオフィシャルイベント『ベスト・オブ・世界遺産』展では、世界遺産のすばらしさを多くの方に体感していただくために、「中国」「エジプト」「イタリア」「日本」「海」「ベスト・オブ・世界遺産」の6つのテーマを、ハイビジョンによる番組映像と著名な写真家が撮影した写真作品で構成します。
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写真は、6つのテーマ毎に15〜20枚ずつくらい展示されていただろうか。
私はこのテーマの中ではエジプトに一番興味があったのだけれど、高官のお墓にある色鮮やかな写真や、ピラミッドが白く霞んでいる写真などが楽しかった。
遺跡の写真などは、エジプトに限らず、何というか「定番」という感じがして、「世界遺産を撮った写真」を見ているのではなくて、「写真に撮った世界遺産」を見ているようで、正直にいって、私にとって写真展としてはそれほど面白くなかったように思う。
それでも、うんと下から上を見上げたり、はるか上から見下ろしたり、普段の自分の目線とは違うところからの写真がやはり楽しいし、不思議な魅力があると思った。
「ベスト・オブ・世界遺産」のコーナーのラインアップが少し意外だった。
どちらかというと、写真よりも映像の方が楽しかった。
6つのテーマごとに、3〜5分にまとめられた「世界遺産ダイジェスト」といった映像が流されている。
ピラミッドの稜線(というのか?)に沿って登る太陽や、高い位置から撮影した遺跡の全景、街の全景、夕陽が沈むモン・サン・ミッシェル、真上からのぞき込んだエンジェル・フォールなどが印象に残っている。
やっぱり、エンジェル・フォールには一度行ってみたいと思った。
日本橋三越の公式Webサイト内、「ベスト・オブ・世界遺産」展のページはこちら。
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