「ルピシア 武夷岩茶フェスティバル」
2007年10月27日〜10月28日 ベルサール原宿
「ルピシア 武夷岩茶フェスティバル」に関するWebサイトはこちら。
今日の午後3時からの優先入場券を持っているしと思い、台風20号が接近中だというのに出かけてきた。
家を出たとき、まだ風はそれほどでもなかったのだけれど、原宿に着いたら暴風雨状態だった。
その中を駅から結構遠いベルサール原宿まで歩いたら、もちろんびしょぬれ。
台風を押して来た人たちを外で待たせるなんて論外だから次々と中に入れてもらえ、でも、おかげで会場内は大混雑だった。
受付でいただいたミニ冊子によると、武夷岩茶でも四大岩茶といわれているのが「大紅袍」「鉄羅漢」「白鶏冠」「水金亀」の四種のお茶だという。
これらについては、ルピシアとサントリーとの共同開発なのだそうだ。何をどう開発したのかはよく判らなかったけれど、とにかくそういう風に大々的にアピールされている。
まずは、この四種からいただいてみる。
前回のダージリン・フェスティバルで、「美味しい、お値段的にとても手が出ないお茶から飲むべし」と学んだのだ。
やはり、味は濃いのに渋みはなく、香りがあって美味しい。
この四種の中では、私は、「鉄羅漢」が柔らかい丸い味で一番好みだった。
試飲できるお茶は、ミニ冊子にチャートが載せられ、味の近いもの、遠いもの、香りの近いもの、遠いものが判るようになっている。
おもむろに、「美味しい」と思った「鉄羅漢」に近いお茶や、真逆のお茶など、片っ端からいただいてみる。
「渋いなぁ」と思ったお茶が、会場内に用意されているクッキーと一緒にいただくといきなりちょうどいいお味になったりして、なかなか「好みの味」を見つけるのも難しい。
場内ではお茶の人気投票も行われていて、「最高峰」と歌われている「大紅袍」をはるかに引き離して、チャート上、金鳳凰がトップを独走中だった。
胡弓の演奏があったり、台湾茶の入れ方のミニ講習会が開かれていたり、お茶などが一割引で購入できたり、なかなか楽しい。
結局、1時間以上も楽しんで迷った末、チャートの中央に位置していた「武夷水仙」と、それよりほんの少しだけ「鉄羅漢」寄りだった「銀鳳」、人気投票につられて「金鳳凰」の3種類を購入した。
茶器も欲しかったのだけれど、台風の中を持ち歩くかと思うとくらくらしてしまい、今回は見送った。残念。
お土産もいただき、タクシーの列(ルピシアのスタッフの方が次々と呼んで案内してくれていたようだった)を横目に、「来るときよりも歩きやすいかも」と思いつつ、原宿駅まで歩いて帰ったのだった。
次回、またイベントがあったらぜひ参加したいと思う。
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