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2008.03.30

「きみがいた時間 ぼくのいく時間」を見る

「きみがいた時間 ぼくのいく時間」演劇集団キャラメルボックス
原作 梶尾真治「きみがいた時間 ぼくのいく時間」
脚本・演出 成井豊
出演 上川隆也/西山繭子/岡内美喜子/西川浩幸
    温井摩耶/阿部丈二/渡邊安理/筒井俊作
    坂口理恵/岡田達也/左藤広之/青山千洋
    三浦剛/小林千恵
観劇日 2008年3月29日(土曜日) 午後7時開演
劇場 サンシャイン劇場 2階1列27番
料金 6300円
上演時間 2時間50分(15分間の休憩あり)

 「キャラメル史上初の休憩」というのは前から聞いていたけれど、加藤昌史の前説のない舞台も私は初めてだった。代わりに、開演前には上川隆也のアナウンスが入っていた。

 もちろん、ロビーでの物販はあふれるほど行われている。
 大昔に購入したキャラメルボックス・プリペイドチケットが余っていたので、有料パンフレットを購入した。いつも通り、配役や役者のコメントや写真の入った無料のフライヤー(というのか?)は配布され、その他に有料パンフレットを販売しているというのは、私は初めてだった。いつ頃から始めたのだろう。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2008.03.29

「キーン」の抽選予約に申し込む

「キーン」
作 ジャン・ポール・サルトル
演出 ウィリアム・オルドロイド
出演 市村正親/他
2008年9月26日~10月19日 天王洲銀河劇場
料金 S席 9000円 A席 7500円

 作家と演出家、市村正親主演、「国随一と謳われたシェイクスピア俳優キーン」の物語だということしか判らない状態でチケットを取ろうというのは無謀なような気もする。
 しかし、興味を惹かれるのもまた事実である。

 抽選予約に申し込んだ。

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2008.03.28

「道元の冒険」の抽選予約に申し込む

「道元の冒険」
作 井上ひさし
演出 蜷川幸雄
出演 阿部寛/木場勝己/北村有起哉/大石継太
    高橋洋/神保共子/栗山千明/横山めぐみ
    池谷のぶえ/片岡サチ
2008年7月7日~7月28日 シアターコクーン
料金 S席 9500円 A席 7500円 コクーンシート 5000円

 井上ひさし作、蜷川幸雄演出という舞台は、「天保十二年のシェイクスピア」以来ではないだろうか。少なくとも、私が見たのはこの作品以来だという気がする。
 これだって、見たいに決まっている。

 抽選予約に申し込んだ。

 bunkamuraの公式Webサイト内、「道元の冒険」のページはこちら。

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2008.03.26

「五右衛門ロック」の抽選予約に申し込む

SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」
作 中島かずき
演出 いのうえひでのり
出演 古田新太/松雪泰子/森山未來/江口洋介
    川平慈英/濱田マリ/橋本じゅん/高田聖子
    粟根まこと/北大路欣也/他
2008年7月6日~7月28日 新宿コマ劇場
料金 S席 12500円 A席 10000円 B席 7500円

 何だか、タイトルと作・演出・出演者と、劇場とを見ただけで、いかにも「ド」派手な演出が目に浮かぶようである。
 イメージとしては、「メタル・マクベス」の和風バージョンなのだけれど、実際のところはどんなお芝居になるのだろう。
 これは見たいに決まっている。

 抽選予約に申し込んだ。

 「五右衛門ロック」の公式Webサイトはこちら。

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2008.03.23

「MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人」を見る

「MIDSUMMER CAROL ガマ王子 vs ザリガニ魔人」
作 後藤ひろひと
演出 G2
出演 吉田鋼太郎/志村玲那/笠原浩夫/新妻聖子
    山内圭哉/中山祐一朗/戸次重幸/月船さらら
    楠見薫/春風亭昇太/岡田浩暉
観劇日 2008年3月22日(土曜日) 午後6時開演
劇場 パルコ劇場 J列21番
料金 8500円
上演時間 2時間40分(10分間の休憩あり)

 当初出演が予定されていた内田朝陽が腰痛で降板し、笠原浩夫が代演していた。

 この出演者陣だと、ロビーはお花でいっぱいである。チケットを切る際に「ロビーでの写真撮影はご遠慮ください」と注意を受けた。
 物販のコーナーは混雑していたので素通りしてしまい、何がいくらで売られていたのかチェックしそびれてしまった。

 ネタバレありの感想は以下に。
 (未見の方は絶対に読まない方がいいと思います。)

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2008.03.22

「罪と、罪なき罪」を見る

「罪と、罪なき罪」リリパットアーミーII
作・演出・出演 わかぎゑふ
出演 コング桑田/朝深大介/生田朗子/千田訓子
    上田宏/谷川未佳/祖父江伸如/粟根まこと(劇団☆新感線)
    八代進一(花組芝居)/橋田雄一郎/美津乃あわ/小山茜
    森崎正弘(MousePiece-ree)/木村基秀(南河内万歳一座)
    福田靖久(デス電所)/曽我廼家八十吉(新生松竹喜劇)他
観劇日 2008年3月21日(金曜日) 午後7時開演
劇場 ザ・スズナリ E列9番
料金 4000円
上演時間 2時間20分

 ロビーでは、パンフレット(1500円)、Tシャツ、今回の出演者が出演しているお芝居のDVDなどが販売されていた。
 開演前にパンフレットを購入したら、その場でわかぎさんとコングさんがサインをしてくれた。
 ということは、終演後のサイン会はなしかなと思っていたら、ちゃんと開催されて、福田さんと木村さんという客演陣のサインもしっかりいただいてきた。

 土日のチケットは売り切れてしまっているようだけれど、月・火曜のチケットはまだ余裕があるそうだ(と劇中で何度も呟かれていた)。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2008.03.21

「喜劇 俺たちに品格はない」の抽選予約に申し込む

伊東四朗一座 ~帰ってきた座長奮闘公演~「喜劇 俺たちに品格はない」
作 妹尾匡夫
演出 伊東四朗/三宅裕司
出演 伊東四朗/三宅裕司/戸田恵子/渡辺正行
    ラサール石井/小倉久寛/春風亭昇太/東貴博
2008年5月30日~6月15日 本多劇場
料金 7000円

 伊東四郎一座は「旗揚げ解散公演」のときから気になっているのだけれど、まだ1回も見られたことがない。残念すぎることである。
 しかも、この楽しそうな、あらゆることの逆手を取りそうなタイトルがいい。

 抽選予約に申し込んだ。

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2008.03.20

録画した福祉ネットワーク「まっくらな世界へようこそ」を見る

 NHK教育で放映されている「福祉ネットワーク」という番組でダイアログ・イン・ザ・ダークが取り上げられた回が、2008年3月5日の午後8時から再放送された。
 タイトルは、「まっくらな世界へようこそ」である。
 録画しておいたこの番組を、今日になって見ることができた。

 赤坂メディアアート展「ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2007 東京」は、旧赤坂小学校の体育館で開催され、私も2007年11月3日に友人に連れて行ってもらい、とても新鮮な感覚で楽しめたことを覚えている。
 同時に、この後の展開が難しいのだろうなと思ったことも覚えている。

 番組では、パックンマックンの2人の体験の様子と、この展覧会を始めたドイツのアンドレアス・ハイネッケ博士のインタビューとで構成されていた。
 パックンマックンの2人が参加した回のアテンドが、私が去年に行ったときのアテンドの方と同じ方だったのが何となく嬉しい。彼はアテンド歴5年のベテランの方だったのだそうだ。そして、大枠はもちろん一緒だけれど、少しずつ体験した内容が違っているのが楽しい。
 ちなみに、テレビカメラが入ってももちろん会場は真っ暗で、テレビの画像は終始真っ暗である。カメラマンは一体どうやって歩き、何にカメラを向けていたのか謎だけれど、テレビ画面としては、しゃべっている人の声を色分けして、しゃべった内容を画面いっぱいを使ってテロップのように流していた。判りやすい。

 アンドレアス・ハイネッケ博士のインタビューで印象に残ったのは、この「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は目の見えない方に働く場所を提供することが重要な目的の一つであるということと、目が見えることによって差別が生まれる、見えない世界だからこそ平等になれる(言葉は正確ではないかもしれない)という言葉だった。
 見えてしまうから差別が生まれる、という風になると少し悲しいような怖いような気がする。
 私は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というこの催しをただ楽しんだけれど、やっぱり、この先にどう展開するのか、何を目指すのか、どんどんバランスを取ることが難しくなって行ってしまうのかなという感じを受けた。

2008年3月5日(水曜日)午後8時から
NHK教育 福祉ネットワーク「まっくらな世界へようこそ」
NHKの公式サイト内、番組のページはこちら。

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2008.03.18

「その鉄塔に男たちはいるという」の抽選予約に申し込む

「その鉄塔に男たちはいるという」*pnish*プロデュース vol.4
脚本 土田英生
演出 茅野イサム
出演 土屋裕一/鷲尾昇/上原健太/黒川薫/小須田康人
2008年4月24日~5月1日 青山円形劇場
料金 4000円

 *pnish*プロデュースとは何ぞやということは、Googleでちょっと検索をかけただけではよく判らなかった。
 でも、この春、MONOの「なるべく派手な服を着る」を見逃したし、何より、久しぶりに小須田さんを舞台で拝見できるとなれば、見たいに決まっている。

 抽選予約に申し込んだ。

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2008.03.16

「岡本でございます!」を見る

「岡本でございます!」Orega Challenge Vol.2
脚本 池田真一
演出 石山英憲
出演 西村雅彦/川口真五/阿部英貴/加瀬竜彦
    池田真一/北嶋哲也/竹匠/深来勝
    中本奈奈/坂井三恵/鎌田有紀
観劇日 2008年3月15日(土曜日) 午後6時開演
劇場 シアタートップス A列3番
料金 4500円
上演時間 2時間

 シアタートップスに上がる階段もロビーもお花でいっぱいだった。
 物販は過去の上演作品のDVDが何枚か販売されていたと思う。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2008.03.15

「恐竜と隣人のポルカ」のチケットを予約する

「恐竜と隣人のポルカ」パルコ・プロデュース
作・演出 後藤ひろひと
出演 寺脇康文/手塚とおる/水野真紀
    森本亮治/大和田美帆/後藤ひろひと
    兵動大樹/竹内都子/石野真子
2008年5月24日~6月15日 パルコ劇場
料金 7500円

 作・演出が後藤ひろひとで、出演者陣はさりげなく豪華とくれば、これまた見たいに決まっている。

 普通に生活していた父親が幼なじみ同士の二軒の家、その片方の家の庭から恐竜の骨が発掘されたら・・・、さてどうなるでしょうというお芝居のようだ。
 本当にそういうお芝居になるのか、一抹の疑いはあるのだけれど、このタイトルだし大きくは外れないに違いない。

 カード会社の先行でチケットを予約した。

 パルコ劇場公式Webサイト内、「恐竜と隣人のポルカ」のページはこちら。

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2008.03.14

ミッドナイトステージ館 昭和演劇大全集 第三舞台の「朝日のような夕日をつれて’87」が放送される

 新聞のテレビ欄を見て、今日(というよりも明日)の0時15分からNHK BS2の「ミッドナイトステージ館」という番組で、「昭和演劇大全集」と銘打ち、第三舞台の「朝日のような夕日をつれて'87」が放送されることを知った。

 この「昭和演劇大全集」という番組枠では、NHKだけが保存している舞台中継の映像素材と共に回顧するのだそうだ。

 第三舞台は「昭和演劇」とくくられるのか、「回顧」されてしまうのかと思うと、何だか哀しいような気持ちと、色あせていないって素晴らしいことだという気持ちと、両方が浮かんでくる。

 第三舞台の、特に初期の公演が2時間を超えたことはほとんどなかった筈なので、恐らく解説などがかなり詳しくされるのだと思う。この「朝日のような夕日をつれて'87」はDVDを持っているのだけれど、その解説部分が気になるので、録画しておこうと思う。

2008年3月15日(土曜日)午前0時15分から
NHK BS2 ミッドナイトステージ館 昭和演劇大全集 第三舞台の「朝日のような夕日をつれて’87」
NHKの公式Webサイト内、BSオンラインのミッドナイトステージ館のページはこちら。

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2008.03.11

「王様とおばさん」の抽選予約に申し込む

「王様とおばさん」
脚本・演出 福島三郎
出演 宮本信子/布施明/羽野晶紀/宮地雅子/東山義久
    本間剛/大内めぐみ/土居裕子/山路和弘 
2008年6月10日~6月22日 ル・テアトル銀座
料金 S席 8400円 A席 6300円

 作・演出が福島三郎で、本当に久しぶりに舞台で羽野晶紀を見ることができるとなれば、これは見たいに決まっている。出演者陣はさりげなく豪華だ。

 チラシによると、ハワイで「知らない声に応えてはならぬ」のに答えてしまった62歳の未亡人がどんどん弱ってゆくお芝居なのだそうだ。
 はて、これだけではどんなお芝居なのか判らないけれど(というよりも、暗いイメージではあるけれど)、でもチラシの写真を見ると楽しそうである。

 抽選予約に申し込んだ。

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2008.03.09

「眠りのともだち」を見る

「眠りのともだち」イキウメ
作・演出 前川知大
出演 浜田信也/盛隆二/森下創/緒方健児
    宇井タカシ/岩本幸子/日下部そう/奥瀬繁
    小島聖 
観劇日 2008年3月7日 午後7時開演
劇場 赤坂RED THEATER L列13番
料金 3200円
上演時間 1時間45分

 赤坂RED THEATERには千代田線の赤坂から行くことが多いのだけれど、この日は銀座線の赤坂見附駅から歩いて、しばし迷ってしまった(普通なら迷うような複雑な場所ではない)。
 それで慌てて駆け込んだので、ロビーの様子や物販などはチェックしそびれてしまった。

 2月最終週の週末は旅行に出かけ、3月第1週の週末は珍しく芝居のチケットを取っていなかったので、3週間振りの観劇になった。
 ここまで間が開くことは滅多にないので、何だか我ながら不思議な感じがする。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2008.03.08

「建築の記憶−写真と建築の近現代-」に行く

 2008年1月26日から3月31日まで、東京都庭園美術館で開催されている「建築の記憶−写真と建築の近現代-」に行って来た。

 平日の、夕方からは雨という天気予報、前日の木曜日に行けば学芸員の方のフロア・レクチャーがあり、翌日の土曜日に行けば記念講演会があるという狭間の日に行ったためか、館内は思いの外空いていて、のんびり見ることができた。

 入ってすぐの説明で「建てられた地から動かすことのできない建築は、実際にそこを訪れない限り見ることはできません。また様々な理由により形を変えられてしまったり、時代の変化とともに失われてしまうこともあります。したがってわたしたちの建築体験の多くは写真によるものなのです。」と書かれているのを見て、思わず「なるほど!」と言ってしまった。
 同時に、特別に建築にも写真にも興味を持っていない私などは、多くの建築を見ることはないままになってしまうのだろうなという風にも思った。

 今回、展示されていた写真は、ちょっとずつ「馴染み」がある写真が多くて、私にとってはとても親しみやすい感じがした。

 明治期(だったと思う)に撮影された熊本城の写真を見て、「ボロボロな感じがするけど、これが焼失する前の、本物の熊本城の姿なんだな」とか、「周辺の風景が変わってしまったから、これと同じ熊本城の姿を肉眼で見ることは絶対にできないのだな」とか思ったりする。
 明治期の写真の多くはどちらかというとセピアカラーだったのだけれど、何故か熊本城の写真は白黒写真だったのも何だか、「黒いお城」の熊本城に相応しい感じがして面白い。

 江戸城の写真を見て「随分と平らなお城だったんだな」と思ったり、木造の国会議事堂の写真を見て「3代とも左右対称のデザインだったのだな」と思ったり、確かに「写真で建築を見る」ということをしている。

 中でも興味深かったのは、伊東忠太が建築の勉強のために中国を訪れて紫禁城を撮った(写真を撮ったのは同行したカメラマンのようだけれども)写真である。
 僭越なことながら、そしてかつ図々しいことながら、撮られた建築の写真の数々を見て、「うんうん、旅行のときってこういう写真を撮りたくなるんだよね」と妙に共感してしまう。

 伊東忠太という建築家は、こうした際には必ずフィールドノートを携帯していたそうで、そのフィールドノートも展示されている。スケッチも美しく、彩色もきちんとされていて、文字部分は鉛筆で下書きをしてからペンで書かれている。几帳面な人だったのだなと思う。
 写真は白黒写真だったから、彩色した意匠のスケッチはきっととても貴重で、それもスケールから色見本までついた本が出されているくらいだからすごい。もの凄く時間をかけて観察してスケッチしたのだろうなということと、絵心溢れる人だったのだなということを思う。

 篠田真由美の「胡蝶の鏡」という小説で、伊東忠太がモチーフに使われているのだけれど、そこにも確か伊東忠太は絵を描く人だったと描写されていたと思う。
 「建築の写真」という、いわば地味な美術展に私が多少なりとも興味を持て、僅かなりとも「ジョサイア・コンドル」や「辰野金吾」「片山東熊」という名前に親しみを感じたのは、篠田真由美の「建築探偵」シリーズのおかげである。

 もうひとつ嬉しかったのは、昭和28年から3回に渡って伊勢神宮の式年遷宮の写真を撮り続けたという渡辺義雄の写真が展示されていたことだ。
 明治期にも撮影されたようなのだけれど、横山松三郎は垣の内側に入ることを許されず、それは遠くから撮られた写真である。
 渡辺義雄は、新しいお宮ができて、でもまだ神様がお移りになる前に、内部に入って撮影することを許されたのだそうだ。それでも身を清めて白い着物を着て撮影に臨んだという。

 先月に伊勢神宮に行ったときには四重の垣の内側にあり、とてもその様子は窺えなかった正殿の写真を見られたことはとても嬉しかった。
 そうか、こういう様子をしているのかと、じーっと見てしまう。
 同じアングルの2枚の正殿の写真が並べて展示されていて、1回毎に左右に移るのにどうして背後の木までほぼ同じなのだろうと首を傾げたのだけれど、間の1回が抜けて、昭和28年と平成5年の写真なのだと気づいて納得した。
 昭和28年の写真は白黒写真、平成5年の写真はカラー写真なのも楽しい。
 渡辺義雄は亡くなっているのだけれど、次回の式年遷宮の写真もどなたかが引き継いで撮ってもらえるといいのにと思う。

 「KUMANO」の写真集を撮った鈴木理策(写真美術館で開催されていた、彼が熊野と桜を撮った写真展に行きそびれてしまったのが本当に残念)が撮った、青山県立美術館の写真も、どういう建物なのかは私には全く判らないのだけれど、でも楽しかった。同じアングルで、手前と遠くとピントを合わせる場所を変えて撮って並べて展示されている写真を見て、ここでも図々しく「うんうん、こういうことってやってみたくなるんだよね」と思ったりする。

 空いていたし結構ゆっくり見たつもりだったのだけれど、それでも1時間半くらいで見てしまった。
 私ってもしかして建築にも写真にもそれほど興味がないのかもと思って、ちょっと悲しかったけど、でもやっぱり楽しかった。
  
 東京都庭園美術館の公式Webサイト内、「建築の記憶−写真と建築の近現代-」のページはこちら。

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2008.03.06

「けんか哀歌」の抽選予約に申し込む

「けんか哀歌」猫のホテル
作・演出 千葉雅子
出演 中村まこと/森田ガンツ/市川しんぺー/佐藤真弓
    池田鉄洋/村上航/いけだしん/岩本靖輝
    菅原永二/前田悟
2008年5月1日~5月11日 本多劇場
料金 4600円

 千葉雅子、市川しんぺー、池田鉄洋の各氏は(という書き方が何となく似合う気がする)、劇団以外の公演で拝見したことがあって気になっていたのだけれど、不思議と猫のホテルの劇団公演は見たことがない。
 一度、チケットを取ろうとしたことはあった筈なのだけれど、どうして見られたかったのか、記憶が定かではない。

 リベンジということで、どんな内容のお芝居なのかは全く知らないのだけれど、抽選予約に申し込んだ。

 猫のホテルの公式Webサイトはこちら。

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2008.03.04

「まどろみ」の抽選予約に申し込む

「まどろみ」M&O playsプロデュース
作・演出 倉持裕
出演 ともさかりえ/近藤公園/村岡希美
    玉置孝匡/六角精児
2008年5月15日~5月25日 あうるすぽっと
料金 5500円

 ここ2週間ほどで身にしみたのだけれど、どうも私は予定が決まっていないところで「そうだ、当日券でお芝居を見に行ってみよう」という行動はどうも取れないらしい。
 それなら、やっぱり少しでも気になったお芝居はチケットを取っておくよう努力しようという気持ちになった。
 実はどんなお芝居なのか全く予備知識がないのだけれど、抽選予約に申し込んだ。

 森崎事務所(M&O plays)の公式Webサイトはこちら。

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2008.03.03

福祉ネットワーク「まっくらな世界へようこそ」を見る(予定)

 NHK教育で放映されている「福祉ネットワーク」という番組で、2007年10月25日にダイアログ・イン・ザ・ダークが取り上げられた。私は、このときには見ていない。確か「ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2007 東京」に連れて行ってくれた友人に「実際に体験する前にテレビで見ない方がいいと思って、番組があるのは知ってたけど知らせなかったよ。」と言ってもらったと記憶している。
 その番組が、2008年3月5日の午後8時から再放送されるそうだ。
 タイトルは、「まっくらな世界へようこそ」である。

 赤坂メディアアート展「ダイアログ・イン・ザ・ダーク 2007 東京」は、旧赤坂小学校の体育館で開催され、私も2007年11月3日に友人に連れて行ってもらい、とても新鮮な感覚で楽しめたことを覚えている。
 同時に、この後の展開が難しいのだろうなと思ったことも覚えている。

 番組では、パックンマックンが実際に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験し、実況しているそうだ。
 明後日には忘れずにビデオをセットして出かけようと思う。

2008年3月5日(水曜日)午後8時から
NHK教育 福祉ネットワーク「まっくらな世界へようこそ」
NHKの公式サイト内、番組のページはこちら。

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2008.03.02

「天空の草原のナンサ」のDVDを見る

「天空の草原のナンサ」
監督・脚本 ビャンバスレン・ダバーン
出演 ナンサル・バットチュルーン/ウルジンドルジ・バットチュルーン/ツォーホル
ドイツ映画
2005年劇場公開

 モンゴルに旅行した際にツアーでお世話になった方に、映画のDVDをお借りした。
 Macの調子がおかしく、何故だかDVDを「名称未設定CD」と空っぽのCDだと認識してしまうのだけれど、久しぶりに試してみたら、何故かこの「天空の草原のナンサ」だけはDVDとして認識してくれたのでやっと見ることができた。

 見始めてすぐ「どうしてスクリーンにドイツ語が!」と思ったのだけれど、よくよく見てみればドイツ映画だった。
 「ラクダの涙」を撮影した監督の映画だそうだ。

 草原に暮らす一家の生活を、ナンサが拾ってきた犬を軸に淡々と映し出す。
 どこかドキュメンタリーのようだと感じたのは、主演の一家が本当の家族だというところから生まれる自然さと不自然さから醸し出されている空気のためのようだ。
 緑の草原、青い空、馬を乗りこなす6歳の少女、日々着ているデール、迷ったナンサを雨宿りさせてくれたおばあさんが語る「黄色い犬の伝説」、バイクで街に羊の毛皮を売りに行くお父さん、引っ越しのためゲルを解体する様子など、癒されるのと同時にどこかステレオタイプな感じも受ける。
 あくまでも、外から見たモンゴル、という印象だ。

 そう考えると、冒頭のお父さんとナンサが動物を土に還しているシーンと、草原から街に引っ越すナンサの一家と総選挙の投票を促す宣伝カーとがすれ違うラストシーンは、やはり外国映画なのだなと納得する気持ちになった。

 そうと判っていてもなお、ナンサと妹と弟の3人の笑顔を遊ぶ様子、お父さんの仏頂面とお母さんの歌声に癒される映画である。

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2008.03.01

「かもめ」の抽選予約に申し込む

「かもめ」
作 アントン・チェーホフ
演出 栗山民也
出演 藤原竜也/鹿賀丈史/美波/小島聖
    中嶋しゅう/藤木孝/藤田弓子/たかお鷹
    勝部演之/麻実れい
2008年6月20日~7月12日 赤坂ACTシアター
料金 S席 10000円 A席 7000円

 アントン・チェーホフという劇作家はとてもとても有名なわけだけれど、考えてみれば、ほとんど見たことがない。「桜の園」くらいではないだろうか。
 「かもめ」もとても有名の戯曲だという知識だけがあって、見たことがない。と思う。

 抽選予約に申し込んだ。

 ホリプロの公式Webサイト内、「かもめ」のページはこちら。

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