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2008.04.30

「アクメッド王子の冒険」を聴く

「ヨーヨー・マ&シルクロード・アンサンブル」
<スペシャルプログラム>「アクメッド王子の冒険」シルクロード・アンサンブル編
演奏 ヨーヨー・マ(vc)&シルクロード・アンサンブル
公演日 2008年4月27日(日曜日)午後5時30分開演
場所 サントリーホール 1階11列25番
料金 12000円
公演時間 1時間20分

 ドイツの切絵作家であるロッテ・ライニガーが、影絵で製作した長編アニメーション無声映画「アクメッド王子の冒険」に合わせ、シルクロード・プロジェクトが新しく書き下ろした音楽を、ヨーヨー・マ&シルクロード・アンサンブルが生演奏するという趣向である。

 影絵のアニメーション映画は舞台上方に吊されたスクリーンに映され、舞台上にはヨーヨー・マ&シルクロード・アンサンブルが陣取る。
 映画は無声映画で、ときどき登場人物の台詞や「第1幕」といった字幕が入る。
 字幕で表される部分と、影絵の人物達の動きなどで表される部分と、半分半分という印象だ。

 影絵なので、背景にはグラデーションでモスクや木々などが描かれているけれど、人物や魔法使い達は本当に黒い影で表される。
 でも、それが驚くほど表情豊かである。

 物語はアラビアンナイトで、アクメッド王子が悪い魔法使いに騙されて空飛ぶ馬に乗り、遠いどこかに国に飛ばされ、そこで女王様と出会い、中国に行ったら皇帝に騙されて女王様を奪われ、女王様は国に連れ戻され、その国に入るためにアラジンの魔法のランプを手に入れ、魔女と協力して悪い魔法使いをやっつけ、アラジンと結婚していた妹姫とともに国に帰るという内容である。
 突っ込みどころ満載の、ご都合主義の物語だ。
 それに、何故だかキスシーンが異様に多いのが謎である。

 登場人物それぞれを担当する楽器があって、その紹介があり、そして映画が始まり演奏が開始される。
 物語はこのとおりなので、これは、アニメーション映画の影絵の人物たちの動きや感情と音楽とのシンクロ具合を楽しむ催しであると考えた方が良さそうである。

 耳慣れない見慣れない楽器で演奏される音楽はナチュラルな感じでのんびりでき、正直に言うと時々眠くて落ちてしまったのだけれど、ゆったりと心落ち着く音楽を堪能できた。

 空席が目立っていたのが勿体ない、楽しい催しだった。
 もう少し、料金が安くなって気軽に出かけられるといいのにと思った。

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2008.04.29

「シンベリン」のチケットを購入する

子供のためのシェイクスピア「シンベリン」
作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 小田島雄志
脚本・演出 山崎清介
出演 伊沢磨紀/佐藤誓/山口雅義/戸谷昌弘
    土屋良太/石村みか/若松力/山崎清介
2008年7月12日~7月24日 あうるすぽっと
料金 4800円

 華のん企画からずっと前にチケットの先行予約の案内が来て、申し込んでいたのだけれどすっかり忘れていた。
 昨日、チケットが届いた。

 ところで、少し前まで「子供のためのシェイクスピア」ではなく「子どものためのシェイクスピア」だったような気がするのだけれど、気のせいだろうか。

 華のん企画の公式Webサイト内、子供のためのシェイクスピアカンパニーのページはこちら。

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2008.04.27

「どん底」を見る

「どん底」
原作 マクシム・ゴーリキー
上演台本・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 段田安則/江口洋介/荻野目慶子/緒川たまき
    大森博史/大鷹明良/マギー/皆川猿時
    三上市朗/池谷のぶえ/松永玲子/黒田大輔
    富川一人/あさひ7オユキ/大河内浩/犬山イヌコ
    若松武史/山崎一
観劇日 2008年4月26日(土曜日)午後7時開演
劇場 シアターコクーン N列1番
料金 9000円
上演時間 3時間20分(15分間の休憩あり)

 翌日が千秋楽だというのに、ちらほらと空席があったのが意外だった。
 ロビーでは、パンフレット(1500円)や、Tシャツ、DVD(今回の出演者が出演しているもの)などが販売されていた。
 喫茶コーナーでは、「ロシア」にちなんでピロシキが売られていたようである。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「どん底」を見る"

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2008.04.23

「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」の抽選予約に申し込む

北九州芸術劇場 Presents「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」~THEじゃなくてAなのが素敵~
原作 ウィリアム・シェークスピア
翻訳・演出 G2
出演 山内圭哉/竹下宏太郎/神田沙也加/樹里咲穂
    菜月チョビ/藤田記子/小松利昌/出口結美子
    権藤昌弘/新谷真弓/植本潤/コング桑田/陰山泰
2008年6月22日~6月29日 東京芸術劇場中ホール
料金 S席 5800円 A席 4800円

 ここのところ、芝居のチケットを買いまくっているなと思いつつ、どうしても止められない。
 このお芝居も、G2が初めてシェイクスピア作品を手がけると聞けば、そしてこの出演者陣を見てしまえば、それは「見てみたい!」と思うに決まっている。

 抽選予約に申し込んだ。

 G2プロデュースの公式Webサイト内、「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」のページはこちら。

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2008.04.18

「混じりあうこと、消えること」の抽選予約に申し込む

「混じりあうこと、消えること」小劇場3作品連続公演 シリーズ・同時代Vol.2
作 前田司郎
演出 白井晃
出演 國村隼/南果歩/橋爪遼/初音映莉子
2008年6月27日~7月6日 新国立劇場小劇場
料金 A席 5250円 B席 3150円

 新国立劇場のサイトによると、「新しい世代の劇作家とすでに豊富な経験を持つ演出家とのコラボレーション「シリーズ・同時代」第2弾」だそうだ。
 何だか白井晃演出作品を久しぶりに見たくなってしまい、抽選予約に申し込んだ。

 新国立劇場の公式Webサイト内、「混じりあうこと、消えること」のページはこちら。

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2008.04.13

「ぼんち」を見る

音楽劇「ぼんち」
原作 山崎豊子
脚本 わかぎゑふ
演出 マキノノゾミ
音楽 coba
振付 南流石
出演 沢田研二/土居裕子/田中隆三/木下政治
    野田晋市/出口ルナ/佐藤綾/原尚子
    山口智恵/有馬自由/宴堂裕子/小椋あずき
    加納幸和/土田早苗
観劇日 2008年4月12日(土曜日) 午後6時開演
劇場 紀伊國屋サザンシアター 2列19番
料金 8500円
上演時間 2時間40分(15分間の休憩あり)

 ロビーでは、沢田研二のCDやこのお芝居のDVDが売られていたけれど、パンフレットやその他の物販はなく、何となく意外な感じだった。

 意外なことに、客席はまばらな感じだった。

 ネタバレありの感想は以下に。

続きを読む "「ぼんち」を見る"

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2008.04.11

110000アクセス達成!

 昨日、アクセスカウンターが110000アクセスを記録した。
 サイドバーの一番下にアクセスカウンターを設置してあるので、110000アクセス目を踏んでくださったご本人は気づかれていないと思う。

 これまでの経過は以下のとおりである。
 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 20000アクセス 2005年9月12日
 30000アクセス 2005年12月26日
 40000アクセス 2006年4月15日
 50000アクセス 2006年7月23日
 60000アクセス 2006年11月25日
 70000アクセス 2007年4月25日
 80000アクセス 2007年8月3日
 90000アクセス 2007年10月19日
100000アクセス 2008年1月20日
110000アクセス 2008年4月10日

 10000アクセスに3ヶ月弱で届いたのは初めてのことである。
 
 ただ自分が見たお芝居の感想を書いているだけのこのブログに、遊びに来ていただいて、読んでいただいて、ありがとうございます。

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2008.04.06

「ダージリン フェスティバル 2008 ジャパン」の招待券を申し込む

「ダージリン フェスティバル 2008 ジャパン」
2008年5月3日〜5月4日 品川インターシティホール
「世界のお茶専門店LUPICIA」のWebサイトはこちら。

 今年のゴールデンウィークにも、第3回となる、ルピシアのダージリン・フェスティバルが開催される。
 実は観劇の予定を入れまくってしまったのだけれど、やっぱり行っておきたいと、今日になって電話で優先招待券を申し込んだ。
 しかし、今回は昨年よりも1日短縮されて2日間の開催のためなのか、もうすでに予約がいっぱいで、申し込めるのは15時以降になりますと言われてしまった。

 確か、昨年はもっとギリギリになってから申込みをしてやっぱり午後遅い時間しか残っておらず、次はもっと早めに予約しようと思っていたはずなのに、すっかり忘れていたのが悔しい。

 昨年のダージリン・フェスティバルも、武夷岩茶フェスティバルも楽しかった。
 ついつい、散財してしまうのが痛いところなのだけれど、でも、たくさん試飲して、これぞという紅茶を購入しようと思う。

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2008.04.05

「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」の抽選予約に申し込む

「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」
原作 スーザン・ヒル
脚色 スティーヴン・マラトレット
演出 ロビン・ハーフォード
出演 上川隆也/斎藤晴彦
2008年8月7日~8月31日 パルコ劇場
料金 8500円

 何年か前に見た舞台である。上川隆也と斎藤晴彦で上演されるのは、今回が3回目だ。
 実は、かなり前に見た舞台であるにもかかわらず、かなり鮮明にストーリーを覚えている。このお芝居は、特に、ラストシーンを知っていると見る醍醐味が半減くらいしてしまうと思うので、チケットは取らないつもりでいた。

 でも、久しぶりにキャラメルボックスの舞台に出ている上川隆也を見て、やっぱり舞台で見られるのなら見ておきたいという気持ちになった。

 抽選予約に申し込んだ。

 パルコ劇場の公式Webサイト内、「ウーマン・イン・ブラック ~黒い服の女~」のページはこちら。

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