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2009.06.11

映画「天使と悪魔」を見る

「天使と悪魔」
監督 ロン・ハワード
脚本 デヴィット・コープ・アキヴァ・ゴールズマン
原作 ダン・ブラウン
出演 トム・ハンクス/ユアン・マクレガー
    アイェレット・ゾラー/ステラン・スカルスガルド
    ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/ニコライ・リー・カース
    アーミン・ミューラー=スタール 外
配給 ソニー・ピクチャーズ
「天使と悪魔」公式Webサイト

 ネタバレしているので改行















 2009年6月10日に、「天使と悪魔」を新宿ピカデリーで見てきた。
 さすがにレディースデーは大混雑で、18時30分の回を午後になって予約してもらったら売り切れ寸前だった。公開して1ヶ月近くたとうというのに、なかなかの人気らしい。

 てっきり、トム・ハンクスが同じラングドン教授役で出演している「ダヴィンチ・コード」の続編だろうと思っていたのだけれど、前日になって「ターミネーター2じゃなくてダイ・ハード2って感じ」という誘ってくださったお姉さんの的確な説明をもらい、「ダヴィンチ・コード」の原作を読んでいるだけではこの映画の筋を理解するにあまり役に立たないということが判明した。

 「天使と悪魔」のメインの舞台はヴァチカンのサン・ピエトロ寺院である。
 コンクラーベという教皇選挙を行おうとしている中、その有力候補だった4人の枢機卿が誘拐される。
 一方、どこかの大々的な実験施設から反物質が盗まれる。
 この2つの事件の犯人は同一人物である。
 4人の枢機卿を1時間ごとに1人ずつ殺すことを予告し、反物質の入った装置の電源が5時間後に切れることから、そのときには大爆発が起こる。

 そこまでは思い出せたのだけれど、そういえば、この「犯人」がこの脅迫により何を「要求」していたのか、さっぱり思い出せない。
 イルミナティ絡みだったと思うのだけれど、もしかして、何の要求もなかったけど4人の命を救い、反物質の大爆発を防止するためにラングドン教授らが走り回ったのかも知れない。

 もう一つ、どう考えても重要なのに思い出せないのか判らないのかすら判らないのだけれど。
 いきなりネタバレすると、犯人は前教皇の侍従であるカメルレンゴ(これはずっと人名だと思っていたのだけれど、最後に役職名だということが判った)である。
 一緒に行った2人はユアン・マクレガーがちょい役のわけがないから、コイツが犯人だろうと思っていたとあっさり言っていたけれど、自慢ではないけれど映画をほとんど見ない私はユアン・マクレガーも知らず、そういう推測もできなかったので、実はラングドン教授の相棒を務めていた女性の物理学者が犯人なんじゃないかと勝手に思っていた。

 私の思い込みはともかくとして、このカメルレンゴが4人の枢機卿を次々と殺した動機がまず判らない。
 科学が神を作り出すようなことは許せないというようなことは言っていたけれど、かといって、この事件を起こしたからといって、その「現実」をストップする効果があったとも思えない。
 自分が英雄になって、父とも慕っていた(でも弱気になったのだと自ら殺してしまった)教皇の後を襲って次の教皇となり、自分の思うようにカトリック教会を動かすことが目的だったんだろうか。

 それと、カメルレンゴは衛兵隊長に罪を看破され、「仕方ない、計画変更だ」と「カメルレンゴが危ない」と駆けつけてきたラングドン教授らが到着するタイミングで自らの体に焼き印を押し、衛兵隊長をその犯人に仕立て上げることに成功する。
 そうしたら、彼の元々の計画はどういうものだったんだろう?

 大体、ラングドン教授は、土・空気・火・水という焼きごての次に教皇を表すマークの焼きごてがあることを発見して、「教皇の代理であるカメルレンゴが危ない」と直感する訳だけれど、今まで土・空気・火・水という四元素が表していたのは殺害現場であって殺される枢機卿のことではなかった筈なのだ。
 おかしいだろう。

 おかしいと言えば、カメルレンゴにお金で雇われて殺し屋をやっていた男も、最後の仕事が終わって、今までは「報酬は銀行口座に」という話だったのに、最後だけ「車にある」とか言われたら、プロなんだし、普通、疑うだろうとツッコミたくなった。
 プロなのだから、もう少し用心深く行動していただきたい。

 そんなこんなで文句を言いつつも、衛兵隊長と、終始一貫して怪しげな態度を保っていたコンクラーベを司る大選皇枢機卿とに思いっきり騙されて、最終のタイムリミットまであと5時間、しかも1時間刻みでタイムリミットが次々と襲ってくるという展開にすっかり飲み込まれて集中して見てしまった。

 「もう1回見たい」と言って誘ってくれたお姉さんの気持ちがすごく良く判ったのだった。
 ハラハラドキドキして楽しめるし、1回じゃ判らないし。

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