「ジョージ・ウィンストン ソロ ピアノ コンサート」を聴く
ジョージ・ウィンストン ソロ ピアノ コンサート
演奏 ジョージ・ウィンストン
曲目(当日、配布されたプログラムより。変更があった可能性あり。) 1曲目は判らなかった・・・
NEW ORLEANS SHALL RISE AGAIN #4
RAIN
IT WAS A SHORT SUMMER CHARLIE BROWN / WOODSTOCK
WOODW
CAT 6 MOUSE
LONGING
HAWAIIAN SLACK KEY GUITAR PIECE(ギター)
休憩
FRAGRANT FIELDS
BEVERLY
PIXIE or PIXIE #6
HARMONICA PIECE(ハーモニカ)
VARIATIONS ON THE KANON BY PACHELBEL
RIDERS ON THE STORM
SOLO GUITAR PIECE(ギター)
公演日 2006年6月8日(火曜日) 午後7時開演
場所 サントリーホール 2階4列27番
料金 6000円
今年(2010年)の来日コンサートはこの1回だけだったようだ。
にも関わらず、客席にかなり余裕があったのが淋しい。
ロビーでは、4月に出たばかりのCD(LOVE WILL COME - THE MUSIC OF VINCE GUARALDI Vol.2)等の他、日本での発売予定はないという楽譜集が販売されていた。
楽譜にはかなり心惹かれるものがあったのだけれど、2940円と割と高額だったことと、もう20年以上ピアノに触っていない私が譜面を見て弾くことはあるまいと冷静に判断し、購入を見送った。
ジョージ・ウィンストンは、相変わらずの、長袖シャツとジーンズ、靴下(靴を履いていない)というスタイルだった。Tシャツではなく、ダンガリーシャツのような襟付きのシャツだったのが変化かも知れない。
しかし、ジョージ・ウィンストンという人は本当に見た目が変わらない。
多分、最初にCDを聴いたのが学生の頃で、コンサートにはかなり後になってから行ったけれど、それでも15年くらい前ではあると思う。15年前と見た目は変わっていないのではなかろうか。
演奏する曲目はジョージ・ウィンストン本人がマイクを使って紹介する。
だから、曲目の変更も判る筈だったのだけれど、日本語で言うときと、英語で言うときとがあって、語学力に激しく欠ける私にとってはそれだけで聞き取りが10倍くらい難しくなる。あっさりと諦めた。
少し(多分、1ヶ月くらい)待てば、ジョージ・ウィンストンの公式Webサイト(英語)で、セットリストが紹介されるようなので、そちらを待とうと思う。
2階席だったけれど、上手よりだったので、ジョージ・ウィンストンがピアノを弾いている手元がよく見えた。
手を低めに這わせたり、叩きつけるようにしたり、手前に滑らすように押さえたり、様々な弾き方をしているのが判って面白い。
1台のピアノを1人で演奏しているのに、何重にも音が広がって重なって聞こえるところがいいと思う。
CDはやはりスタンダードにというのか、大人しめに弾いている感じで、コンサートになると「ゴツゴツした」感じの演奏をしているように思う。
派手といえば派手なんだろう。
装飾も増えるし、時々「勢いよく叩きすぎてミスタッチしたかな?」と思うような音がしていることもある。
でも、それが「生」という感じもするし、感情が入って強い音で弾かれるピアノの音を音響のいいコンサートホールで聴くのは贅沢だなとも思う。
やはり日本では「LONGING」が一番有名な曲で、コンサートには必ずと言っていい感じで弾かれていると思うのだけれど、「箱根の森美術館」でのイメージとはかなり違う曲のように聞こえる。
それが楽しい。
「ゴツゴツした」ジョージ・ウィンストンが本来のジョージ・ウィンストンなのかもとも思わせる、楽しいコンサートだった。
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