「Rockapella」を聴く
「Rockapella」
出演 Rockapella
Steven Dorian(Vocals / Tenor)
Jeff Thacher(Vocals / Percussion)
John K Brown(Vocals / Tenor)
George Baldi(Vocals / Bass)
Scott Leonard(Vocals / High Tenor)
公演日 2010年6月2日午後7時開演
場所 Billboard Live TOKYO 4C11番
料金 6000円(ワンドリンク付き)
昨年、一昨年と職場のお姉さんに声をかけていただき、米国のアカペラグループである「Rockapella」のライブに行って来た。
今年は、メンバーが1人変更になった(ケヴィンが抜けて、スティーブンが加入した)ということで、三度、足を運んで聴いてきた。
今回は、初めて、Billboard Live TOKYOのカジュアル席を利用した。
自由席はかなりステージと近くてある意味「緊張」するので、3階席から見下ろす感じになるカジュアル席は逆にリラックスできた。
ライティングも綺麗に見えるし、これはこれでお勧めである。
ワンドリンク付き(逆に言うと、食事をすることはほとんど想定されていない)というのも気楽である。
メンバーが最初、全員スーツ姿で登場したのにまず驚いた。
全員が揃ってスーツというのは初めて見たような気がする。
スコットは(確か)以前にディズニーランドでショーに出演していたことがあるそうで、日本語も上手いとは言わないけれど、簡単なMCをほぼ日本語でこなしてしまう。
そのせいもあって、歌は全て英語だけれど、「置いてきぼり」感はない。
今回は、8月に新しいCDが出るためか、新メンバーが加入したためか、聞き覚えのある曲は2曲あったかなかったかくらいだった。
私が知っているくらい超ド級に有名なスタンダードナンバーはセットリストに入っていなかったと思う。
けれど、ジェフの驚異的な「口だけで表現するパーカッション」の超絶技巧はもちろん健在だし、低音を担当するジョージがメインボーカルを取る機会が増えていたのは嬉しい。
ここはやはり、ケヴィンが抜けてスティーブンが入ったことが影響しているのだろう。
一緒に行ったお姉さんも、ケヴィンが抜けたこともあって、ジョンの歌が抜きん出て感じられるようになったという感想を言っていた。
とはいうものの、やはり美しいハーモニーは健在だし、ところどころでマイクなしで聴かせてくれたアカペラも繊細な感じでとてもよかった。
一方で、これがメンバー変更の影響なのか、そもそも私の記憶違いなのかも定かでないのだけれど、今回のステージでは、ダンスのシーンが多くなっていたように思う。
あれ、この人たちこんなに踊ったっけ? と聴いている間も何回も思ったくらいだ。
微妙に不揃いなダンスが逆に個性を表していて、それを上から見下ろす感じになるので、フォーメーションも楽しめて、これはこれでなかなか楽しかった。
また、通常は2ndステージでやられることが多いという「客いじり」も今回はあって、フロアの中央で踊ったり、ステージに上げて椅子に座らせた回りで情熱的(?)に歌い踊るなどというシーンもあり、私は初めて見たので、これまたメンバーの茶目っ気が感じられて楽しかった。
トータルで1時間半、とても楽しめるライブだった。
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