「Rockapella」を聴く
「Rockapella」
出演 Rockapella
Steven Dorian(Vocals / Tenor)
Jeff Thacher(Vocals / Percussion)
John K Brown(Vocals / Tenor)
George Baldi(Vocals / Bass)
Scott Leonard(Vocals / High Tenor)
公演日 2011年10月3日午後7時開演
場所 Billboard Live TOKYO
料金 8000円
今年も声をかけてもらって、米国のアカペラグループである「Rockapella」のライブに行って来た。
メンバーが最初、全員スーツ姿で登場したのにまず驚いたのだけれど、どうもこれは昨年も同じ趣向だったらしい。我ながら情けない記憶力である。
スコットだけがネクタイを締めている。
そして、ジェフは(曖昧な記憶によると)1曲目が終わると早々にスーツを脱ぎ、Yシャツのボタンも外してしまっていた。喉も使ってパーカッションの音を出す(喉にマイクが貼られている)ジェフの首は年々太くなりつつあるような気がする。うーん、きっとYシャツの襟がきつかったんだろうな、と勝手な感想を持った。
スコットは相変わらず日本語でMCをしていて、英語が判らない私には非常にありがたい。
気持ちよく歌を聴いていたから忘れていたけれど、ふと気がつくと私は英語の歌詞を全く聞き取れていないのだ。「いとしのエリー」を英語で歌っていたときも、どう考えても日本語の歌詞を英訳して歌っているのに、全く何を歌っているのか聞き取れなかったのだから、私の英語力も見事なものである。
客いじりが多いもダンスが多いのも昨年どおり。
手拍子を求めたり、手を振るよう求めたり、客席を自然に巻き込む。掛け声をかけるよう求めてもいたけれど、それはなかなか日本人には難しかろう、と他人ごとのように思った。
女性のお客さんをステージに上げて椅子に座らせ、彼女を囲んで歌ってみたり、取り合いっこをしてみたり、マイクを向けて一緒に「STAND BY ME」を歌ったり、なかなか楽しそうだった。
会場が小さく、ステージと客席(というか、飲食可能なテーブル席)が近いからこそだろう。
微妙に不揃いなダンスが逆に個性を表していて楽しいのも相変わらずだ。
トータルで1時間とちょっと、なかなか楽しかった。
テーブルがいくつか空いていたのが非常に勿体ないと思ったのだった。
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