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2012.04.30

「闇に咲く花」を見る

こまつ座「闇に咲く花」
作 井上ひさし
演出 栗山民也
出演 辻萬長/石母田史朗/浅野雅博/増子倭文江
    山本道子/藤本喜久子/井上薫/高島玲
    大樹桜/小林隆/北川響/石田圭祐/水村直也
観劇日 2012年4月29日(日曜日)午後1時30分開演(千秋楽)
劇場 紀伊國屋サザンシアター 16列23番
上演時間 3時間10分(15分の休憩あり)
料金 6300円

 ロビーでは、パンフレット(800円)の他、井上ひさしの著作本等が販売されていた。
 井上ひさしが文、安野光雅が絵のガリバー旅行記の絵本があって、買おうかどうかかなり迷ったのだけれど、次の機会ということにした。

 ネタバレありの感想は以下に。

 こまつ座の公式Webサイトはこちら。

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340000アクセス達成!

 昨日(2012年4月29日)、どなたかが340000アクセス目を踏んでくださった。

 これまでの経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
150000アクセス 2009年3月10日
200000アクセス 2010年4月26日
250000アクセス 2011年2月6日
300000アクセス 2011年10月25日
310000アクセス 2011年12月14日
320000アクセス 2012年1月28日
330000アクセス 2012年3月9日
340000アクセス 2012年4月29日

 このブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いいたします。

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2012.04.26

「私が欲しいカラダ」のチケットを購入する

東京マハロ第9回公演「私が欲しいカラダ」
作・演出・出演 矢島弘一
出演 朝倉伸二/有川マコト/関戸博一(Studio Life) /土屋史子
    津乃村真子/武藤晃子/八代進一(花組芝居) /やまだまいこ(演劇集団Z団)
2012年4月26日~5月3日 下北沢駅前劇場
料金 4500円

 気になりつつもチケットを押さえていなかったのだけれど、やっぱり見ることにした。

 東京マハロの公式Webサイトはこちら。

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2012.04.25

「マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展」に行く

 今日(2012年4月25日)、国立科学博物館で2012年6月24日まで開催されている、「マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展」に行ってきた。

 なぜ仕事を休んでまで今日行ったのかというと、ズバリ、水曜日はレディースデーで女性は入場料1000円だったからだ。通常の当日券が1400円であることを考えると、これはお得である。
 しかし、美術館や博物館まで、いつの間にレディースデーを実施するようになったのだろう。私は今回が初めてである。

 ただし、15時前に到着したところ、入口には「大変混雑しています」の札が出ていたし、実際に入ってみても陳列ケースの前に三重くらいに人が群がっていた。400円を足してもう少し空いている日に行くべきだったか、迷うところである。
 それから、カメラは持って入場した方がいい。私は美術館等では身軽でいたいので今回もコインロッカーに荷物を預けてしまうのだけれど、会場の中で、毛織物等の制作過程を展示した部分と、十二角の石のレプリカを設置している部分と、その2カ所(だったと思う)は撮影可になっていた。たまたま今日はカメラをバッグに入れていたのに、コインロッカーに預けてしまっていた私はちょっと悔しい思いをした。

 このインカ帝国展は4部構成になっていて、「第1部 インカ:帝国の始まりとその本質」「第2部 インカ:帝国の統治」「第3部 滅びるインカ、よみがえるインカ」「第4部 マチュピチュへの旅」となっている。
 その他に、第2会場があって監修の方々のメッセージが流されていたり、キープを作ってみるコーナーがあったり、ミュージアムショップが置かれている。

 第1部で何度も繰り返されていたのは「八芒星」の図柄の貫頭衣や、「六芒星」の形をした武器(棍棒のようなもの)だった。インカ帝国独特の、あるいはインカ帝国の皇帝御用達の模様だったということなのか、たまたまこの展覧会に揃ってしまったのか、それは判らないのだけれど、とにかく繰り返される紋様が繰り返し現れていたのが印象に残った。
 そして、もう一つ繰り返されて印象に残ったのが「インカではペアでひとつ、ペアで完成形」というような思想があったということだった。そう言われて私が思い出したのは「パチャパパとパチャママで一組だったな」ということなのだけれど、会場ではケロと呼ばれるコップのようなものがあって、「2つで1組だけれど、これはその片方だけ」というように説明書きがあったのが面白かった。
 実際は、征服した国で、征服された統治者と2つ1組のケロで乾杯したというのだから、相当に政治的なシロモノである。

 ポスターにも使われている「小型女性人物像」も小さいけれど、だからこそ精巧で興味深かった。ちゃんと羽根飾りまでつけていて、ミイラと一緒に埋葬されたりしていたらしい。
 同じような「小型女性人物像」の組み立て前の姿もこの後の方に展示されていて、そちらと一緒に展示してくれればいいのにと思ったものだった。「組み立て後」の姿からはよく判らないのだけれど、格となっている人形はとても小さい(全長3cmくらい)のに、そこに布で服を着せたり羽根飾りを付けたりして全長20cmくらいの人形に仕立ててあるのだ。
 「本体はこんなに小さかったんだ・・・。」と後でしきりと感心することになった。

 第2部の白眉は何といってもミイラだと思う。
 人だかりがしているガラスケースがあって、そこだけ特別に説明の音声も流されている。何かと思っていたのだけれど、人だかりが少し引いたところで覗いてみたら、そこには5体のミイラが展示されていた。1体は布を被って顔に当たる場所に目鼻口の刺繍まで施されている。その他の4体は布は外されていわばむき出しの状態である。
 ミイラはエジプトのように人工的にあれこれ加工しているわけではないのだという。それでも、同じような姿勢を取っていたり、手に同じようなかけ方で糸(というかヒモ)がかけてあったり、何らかのルールに則って葬られていたことは間違いないらしい。

 眼球が残っているという少女のミイラもあって、何というか、切ない気持ちになった。
 解説の方は「彼女は最後に何を見たのだろう」という風に言っていたけれど、私は、今頃になってこんなに沢山の人に目を覗き込まれるとは思っていなかっただろうなと感じてしまった。
 ミイラについてなるほどと思ったのは、これらのミイラはコンドル湖のほとりで発見されたそうなのだけれど、その辺りに暮らしていた人々は元々はミイラを作る習慣は持っていなかったのだそうだ。「埋葬」という、生活に根ざしていて、宗教的な意味も強くて、なかなか変えることは難しいだろう習慣を変えさせるほど、インカ帝国の影響が大きかったのか、やり方が強行だったのか。
 私のインカ帝国のイメージは「征服した地の実情に合わせた統治を行った」(というか、任せきりにして一定の義務さえ果たせばオッケーとした)という感じだったので、ちょっと意外な話だった。

 第3部は、インカ帝国を滅ぼしたスペインのこと、滅ぼされた後で抵抗したインカ民族の人々のことが丁寧に説明されていた。
 ここは、実はあまり興味が湧かなかったのと、時間が押していたのですーっと通ってしまった。今にして思えば勿体ない話である。

 第4部では、マチュピチュで発掘された品もいくつか展示されていたけれど、ここは「マチュピチュへの旅」と銘打たれているけれどその本体は3Dスカイビューシアターにこそあったように思う。
 そもそも、このインカ帝国展はあまり展示品が多くないし、展示されているものも(私からすると)地味である。そこをその展示しているものの「意味」や「背景」を説明する映像を2〜3分ずつ流していて、それで立体的に判りやすく興味深くさせていたと思う。
 その最後にマチュピチュを3Dで空から見せましょう、という15分の映像を持ってくるというのは、まさに演出だと思う。

 その映像では、マチュピチュを離宮であるという風にも説明していて、最新の説はそこに落ち着いたのかしらという違和感が多少あったものの、行ったけれど見られなかった角度であちこちを見ることが出来るのはやはり楽しい。
 私はどうも3Dに弱いらしく、見ている間、自分の体が揺れるのを止められなかったのだけれど、逆に臨場感は自ら高めることができたかなと思う。この映像はなかなか楽しかった。

 第2会場では、このインカ帝国展を監修した考古学、人類学、歴史学の先生方がそれぞれの視点を語り、キープを作ってみる体験コーナーがあり、十二角の石のレプリカと写真撮影ができるコーナーがある。
 そして、ミュージアムショップも併設されていて、私は公式ガイドブック(1000円)を購入した。図説とは別に用意されたこのガイドブックはインカ帝国について簡明に判りやすく紹介していて、なかなか優れものだと思う。
 何だかんだで2時間弱、けっこう楽しんだ。

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2012.04.23

「陽だまりの樹」を見る

「陽だまりの樹」
原作 手塚 治虫
脚本・演出 樫田正剛
出演者 上川隆也/吉川 晃司/岡本健一
    高野志穂/花影アリス/石倉三郎/瀬下尚人
    岡森諦/小林十市/斉藤レイ/伊藤高史
    長谷川純/加藤照男/本郷弦/大村美樹
    小野健太郎/勝信/田実陽子/湯田昌次
    鈴木健介/木村優希/岸本康太 ほか
観劇日 2012年4月21日(土曜日)午後5時開演
劇場 サンシャイン劇場 1階22列5番
上演時間 3時間(20分の休憩あり)
料金 9000円

 ロビーではパンフレット(1600円、だったと思う)や原作漫画(何故か1〜4巻のみ)等が販売されていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

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2012.04.21

「賭け」を見る

チェーホフ短編集「賭け」
作 アントン・チェーホフ
翻訳 松下裕
脚本・演出 山崎清介
出演 伊沢磨紀/佐藤誓/戸谷昌弘
    山口雅義/三咲順子/山田ひとみ
観劇日 2012年4月21日(土曜日)午後1時開演
劇場 あうるすぽっと A列15番
上演時間 1時間50分
料金 5000円

 ロビーでは、パンフレットが販売されていたけれど、値段はチェックしそびれた
 ネタバレありの感想は以下に。

 華のん企画の公式Webサイトはこちら。

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2012.04.19

「無伴奏ソナタ」のチケットを購入する

演劇集団キャラメルボックス アーリータイムス Vol.1「無伴奏ソナタ」
原作 オースン・スコット・カード
翻訳 金子司
脚本・演出 成井豊
出演 多田直人/大森美紀子/岡田さつき/岡内美喜子
    左東広之/小多田直樹/原田樹里
    小笠原利弥/石橋徹郎(文学座)
2012年5月25日~5月30日 東京グローブ座
料金 S席 6000円 A席 5000円

 何となく、久しぶりにキャラメルボックスを見てみよう思った。多分、この原作が気になったからだと思う。
 東京グローブ座に行くのも久しぶりだ。
 劇団の先行予約でチケットを購入した。

 演劇集団キャラメルボックスの公式Webサイトはこちら。

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2012.04.14

「シンベリン」を見る

彩の国シェイクスピア・シリーズ 第25弾「シンベリン」
作 W・シェイクスピア
翻訳 松岡和子
演出 蜷川幸雄
出演 阿部 寛/大竹しのぶ/窪塚洋介/勝村政信
    浦井健治/吉田鋼太郎/鳳蘭 他 
観劇日 2012年4月12日(木曜日)午後6時30分開演
劇場 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール M列7番
料金 9500円
上演時間 3時間30分(15分間の休憩あり)

 ロビーではパンフレット等を販売していたけれど、チェックする間もなく劇場に入ってしまった。
 このお芝居は、開演15分前には客席にいたいものである。

 ネタバレありの感想は以下に。

 埼玉県芸術文化振興財団の公式Webサイト内、「シンベリン」のページはこちら。

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2012.04.08

「天日坊」の抽選予約に申し込む

コクーン歌舞伎 第十三弾 「天日坊」
脚本 宮藤官九郎
演出 串田和美
出演 中村勘九郎/中村七之助/中村獅童ほか
2012年6月15日~7月7日 シアターコクーン
料金 1等(平場・椅子)席 12500円 2等席 9000円 3等席 5000円

 今年のコクーン歌舞伎にも勘三郎の出演はないようだ。
 コクーン歌舞伎は勘九郎のもの、ということだろうか。少し寂しい。
 しかし、宮藤官九郎の脚本はまた破天荒なことをしそうで楽しみである。

 抽選予約に申し込んだ。

 シアターコクーンの公式Webサイト内、 「天日坊」のページはこちら。

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2012.04.07

「まほろば」を見る

「まほろば」
作 蓬莱竜太 
演出 栗山民也
出演者 秋山菜津子/中村たつ/魏涼子
    前田亜季/大西風香/三田和代
観劇日 2012年4月6日(金曜日)午後7時開演
劇場 新国立劇場小劇場 D1列6番
上演時間 1時間45分
料金 5250円

 私にしては珍しいことに、当日券で芝居を見に行った。
 ここしばらく芝居を見ていなかったので、半ば中毒症状を感じたためということもある。
 でも、劇場に行ってチケットがなかったらショックなので、昼間のうちに電話で予約・決済をしておいた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 新国立劇場の公式Webサイト内、「まほろば」のページはこちら。

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2012.04.04

「なにわバタフライN.V」のチケットを購入する

パルコプロデュース公演「なにわバタフライN.V」
作・演出 三谷幸喜
出演 戸田恵子
2012年7月11日~7月22日 パルコ劇場
料金 7500円

 三谷幸喜生誕50周年は2011年だったと思うのだけれど、2012年も三谷幸喜祭りは継続中のようだ。
 こちらは多分三演目になると思う。前の2公演も見ているのだけれど、やっぱり見たい。
 先行発売でチケットを購入した。

 パルコ劇場の公式Webサイト内、「なにわバタフライN.V」のページはこちら。

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2012.04.03

「くじけまみれ」の抽選予約に申し込む

月影番外地 その3「くじけまみれ」
劇作・脚本 福原充則
演出 木野花
出演 高田聖子/丸山厚人/山本圭祐/碓井清喜
    植田裕一/政岡泰志
2012年8月3日~8月12日 ザ・スズナリ
料金 指定席 5000円 ベンチシート 4500円

 高田聖子をスズナリの空間で見られるというのは相当に贅沢だと思う。

 抽選予約に申し込んだ。

 こまつ座の公式Webサイトはこちら。

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2012.04.02

「其礼成心中」の抽選予約に申し込む

パルコ・プロデュース公演 三谷文楽「其礼成心中」
作・演出 三谷幸喜
出演 竹本千歳大夫/豊竹呂勢大夫/鶴澤清介/吉田一輔/ほか
2012年8月11日~8月22日 パルコ劇場
料金 7800円

 もしこのチケットを入手することができて、見ることができたら、それは私の人生初の「文楽」である。
 それってどうなんだろうと思いつつ、抽選予約に申し込んだ。

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2012.04.01

「桜の園」のチケットを購入する

パルコ・プロデュース公演 三谷版「桜の園」
作 アントン・チェーホフ
演出 三谷幸喜
出演 浅丘ルリ子/市川しんぺー/神野三鈴/大和田美帆
    藤井隆/青木さやか/瀬戸カトリーヌ/高木渉
    迫田孝也/阿南健治/藤木孝/江幡高志
2012年6月9日~7月8日 パルコ劇場
料金 9000円

 三谷幸喜とチェーホフ。判るような判らないような、やっぱり判らないような組み合わせだ。
 しかし、見てみたい。
 先行発売でチケットを購入した。

 パルコ劇場の公式Webサイト内、三谷版「桜の園」のページはこちら。

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