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「マクベス」
原作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 河合祥一郎
構成・演出 野村萬斎
出演 秋山菜津子/小林桂太/高田恵篤/野村萬斎/福士惠二
2013年2月22日~3月4日 世田谷パブリックシアター
料金 S席 6500円 A席 5000円
いずれにしても見てみたい。
抽選予約に申し込んだ。
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「マクベス」
原作 ウィリアム・シェイクスピア
翻訳 河合祥一郎
構成・演出 野村萬斎
出演 秋山菜津子/小林桂太/高田恵篤/野村萬斎/福士惠二
2013年2月22日~3月4日 世田谷パブリックシアター
料金 S席 6500円 A席 5000円
いずれにしても見てみたい。
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G2produce最終公演「デキルカギリ」
作・演出 G2
出演 山内圭哉/大和田美帆/片桐仁
菅原永二/吉本菜穂子/岩井秀人
中川智明/久ヶ沢徹/久保酎吉
2013年2月21日~3月3日 本多劇場
料金 6500円
プロデュース公演で最終公演というのも、ちらしにも書いてあったとおり「わかりにくい」のだけれど、公式サイトによると、G2は今後はプロデュース業は行わず、作・演出に専念するということのようだ。
いずれにしても見てみたい。
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昨日(2012年11月24日)、招待券があると友人から誘ってもらい、国立新美術館で2012年12月23日まで開催されている、「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」に行ってきた。
10時30分に3人で待ち合わせをして入場したところ、いきなりの混雑に驚いた。これくらい人が多い美術展に来たのは久しぶりかも知れない。やはり3連休の真ん中で人出も多かったのだろう。
私は借りなかったのだけれど、イヤホンガイドは大地真央が声色を変えて演じるバージョンでなかなか楽しいらしい。
「リヒテンシュタインってどこ?」という体たらくで出かけたのだけれど、知らないのもむべなるかなという感じで、オーストリアとスイスに挟まれた、面積160平方キロほどの小さな国である。場所的にも、ハプスブルグ家との関係を考えても、ゲルマン系の人々の国だろうと思うのだけれど、仕事でリヒテンシュタインと付き合いのある彼女は「ラテンの乗りだ」と言い切っていた。
とにかく、そのリヒテンシュタイン侯爵家が18世紀以降、家訓に則って収集した一級かつ保存状態抜群の美術品のほんの一部が今回来日している、ということのようだ。
第二次世界大戦まで、ウィーン郊外にある侯爵家の「夏の離宮」で一般公開されていた美術品も、戦火を避けて一旦本国に戻り、その後長く秘蔵されていたのだけれど、2004年から再び夏の離宮で一般公開されるようになったのだという。
見終わってから、「次にウィーンに行く機会があったら、ぜひ、夏の離宮に行ってみたい」と3人で意見が一致した。
この美術展の白眉は、何といっても、エントランスからいきなり導かれる「バロック・サロン」である。
夏の離宮において、絵画、彫刻、工芸品、家具やタペストリーがバロック様式の室内装飾と調和するように一同に並べられ、空間全体がひとつの芸術として提示されており、そのため作品にはキャプションをつけていないのだという。
この「バロック・サロン」と名付けられた部屋だけは、その夏の離宮の展示方法を取り入れ、キャプションなし、ちょっと殺風景ではありつつも左右対称を意識し、天井には天井画が飾られ、広間風に展示品が置かれている。ナンバーはあるけれど、キャプションはなく、バロック・サロンだけの展示品案内の紙が別に用意されている。
象眼細工のテーブルやチェストはちょっと東洋趣味のようにも見えるし、最初は中国の情景を描いているのだろうと思ったタペストリーは実はインドがモチーフになっているらしい。
コンソール・テーブルという壁につけて置かれるテーブルの脚の装飾は見事だし、鏡に入ってしまったヒビを木の枝に見立てて装飾に仕立て上げてしまうというのも凝った装飾だと思う。
こんな贅沢品に囲まれたお部屋は落ち着かないよと思いつつ、しかし、ここまで徹底されるとふわーと溜息ともつかない溜息をつくしかない。
こういった美術品の数々に囲まれて育てば、家訓に則って「美術品の目利き」となることができるということだろうか。
贅沢な気分に浸った後も、贅沢な美術品の数々が続く。
リヒテンシュタイン侯爵家ゆかりの品々の後は、ルネサンス期、イタリアバロック、ルーベンス、17世紀のフランドルとオランダ、18世紀の新古典主義から、ビーダーマイヤーまで、これでもかと続くから凄い。
美術展のポスターやチケットでクローズアップされている、ルーベンスの「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」の女の子も可愛買ったけれど、彼女よりも、「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」の寝顔の方がもっと可愛かったと思う。
みんな、お人形を握りしめてほっぺたを赤くして眠る彼女の絵に釘付けである。
「ようこそ、わが宮殿へ」という惹句だって、彼女に冠された方がずっと合っているではないか。
縦33cm横27cmという小さな絵だし、作者のフリードリヒ・フォン・アメリングという人も全く知らないのだけれど、とにかく印象に残ったということでいえば、この絵が1番だ。
この他に印象に残っているものというと、ラファエロの「男の肖像」のモデルは不明だということだったけれど、私にはクドカンに見えたとか、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの「虹の女神イリスとしてのカロリーネ・リヒテンシュタイン侯爵夫人」では身分高い夫人が裸足で描かれていることに物議が醸されたと聞いて「そんな僅かな部分が話題になるのか・・・」と唖然としたり(本当に裸足なだけでくるぶしまでの長いドレス姿なのだ)、ルーベンスの「マルスとレア・シルヴィア」では、マルスが全く普通の(というか、普通よりモテない)ただの人に見えるよと思ったこととかが挙げられる。
そして、「貴石象嵌のチェスト」と「豪華なジョッキ」には本当に唖然とした。
貴石(半貴石ではない)を象眼して風景や静物を描き、それを一面に張り巡らせたチェストの豪華さときたら普通ではない。流石に背面は木肌のままだったのを確認して、逆にほっとしたくらいだ。
そして「豪華なジョッキ」というタイトルも凄いけれど、確かに、全て象牙、高さ35cmのジョッキ全体にとにかくこれでもかと浮き彫りの彫刻が施されている。絶対にジョッキとしては使えないと思うけれど、それにしても、超絶技巧を駆使したあり得ないようなジョッキだった。
一番前でゆっくり見るには並んで待たなければならないところも多くて、大体90分くらい見ていたと思う。
かなり豪華な気分になった。友人に感謝である。
「マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像」などの絵は、ミュージアムショップで「100年くらいは褪色しない」と銘打たれた版画(だったと思う)が額装されて30000円から50000円で販売されていた。友人が買おうかどうかかなり迷っていて、散々後押ししたのだけれど、まだ迷っているようだ。
私もこっそりGINZA TANAKAが出したコインペンダントに惹かれたのだけれど、130000円は思い切れなかった。
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イキウメ「The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)」
作・演出 前川知大
出演 浜田信也/盛隆二/岩本幸子/伊勢佳世
森下創/大窪人衛/加茂杏子/安井順平
菊池明明/西山聖了
観劇日 2012年11月22日(木曜日)午後7時開演
劇場 東京芸術劇場シアターイースト F列12番
料金 4200円
上演時間 2時間20分
ロビーでは過去公演のDVD等が販売されていた。
ネタバレありの感想は以下に。
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あうるすぽっとプロデュース モンゴル国立馬頭琴オーケストラ×竹下景子「白い馬の物語」
演出 栗山民也
出演 竹下景子
演奏 モンゴル国立馬頭琴オーケストラ
公演日 2012年11月17日(土曜日)午後2時開演
場所 あうるすぽっと B列11番
料金 4000円
ロビーでは、モンゴル音楽の(恐らくは、今回来日したモンゴル国立馬頭琴オーケストラ関連の)CDが販売されていて、私も1枚(2000円)購入した。馬頭琴とホーミーを奏でる人のソロCDだそうだ。
また、ロビーにゲルが建てられ、自由に中に入ってみたり、スタッフの方の説明を受けたりできるようになっていた。その説明を少しだけ聞いていたら、モンゴルではゲル入口を背にして右側に女性が、左側に男性が寝るのだそうだ。そのため、炊事場も入口を背にして右側に作られているのだという。
モンゴルに行ったときゲルに泊まったり、遊牧民のゲルにお邪魔したりしたけれど、そんなことは気にしていなかったなと反省してしまった。
第1部がモンゴル国立馬頭琴オーケストラによる演奏、第2部が竹下景子の朗読による「白い馬の物語」という構成だった。
モンゴル国立馬頭琴オーケストラという名前だけれど、馬頭琴だけでなく複数の楽器で構成されている。全体で団員は50人ほどで、今回はそのうちの9人が来日したということだ。
馬頭琴奏者が3名、大馬頭琴(チェロのような感じである)奏者が1名、オルティン・ドーという民謡の歌い手が1名(彼女だけは他の奏者と衣装が異なる)、ヤタガという琴のような楽器の奏者が1名、リンベという横笛の奏者が1名、ヨーチンという箱形の弦楽器(こちら側から見ると鉄琴のように見える)の奏者が1名、打楽器奏者が1名という編成だ。
どれもモンゴルの伝統的な楽器である。
そして、もちろん、ホーミーも披露された。
曲目リストも配られており、第1部のコンサートの曲目は以下のとおりである。
ジャンツァンノロブ作曲「モンゴルのメロディー」
モンゴル民謡「空にかがやく太陽」
シャラブ作曲「ハラハ族の馬ジョノン」
ムルドルジ作曲「金のゲル宮殿」
オルティン・ドー「フォーシーズンズ」
ジャンサンノロブ作曲「望郷」
オルティン・ドー「涼しくて美しいハンガイ」
バラガ族民謡「遠くの恋人を慕って」
バットトグトフ編曲「風のささやき」
スヘバートル編曲「水辺に咲く花の上で」
モンゴル民謡「両手の10本のゆび」
ダンザンラブジャー作曲「最高の美しさ」
ジャンツァンノロブ作曲「心に沁みこむゴビ」
日本曲「浜千鳥」
ジャンツァンノロブ作曲「ゴビの野生馬ホラン」
印象に残ったのは、ヤタガという琴のような楽器の音である。
見た目は琴だけれど日本のものよりも弦が多く、奏者は座って楽器を斜めに降ろして演奏する。指に爪は嵌めない。
そのため、穏やかな音が響き、指で押さえたり、弾いたり、弦を揺らしたり、幅広い音を出すことができるようだ。
2曲目がこのヤタガの独奏で、思わずじーっと奏者の女性の手元を見つめてしまった。何しろ、前から2番目、ほぼ中央の座席だったので、細かいところまでよく見えたのだ。
もちろん、馬頭琴だけ4台の四重奏の響きも良かったし、ホーミーのどうやって出しているのか未だによく判らない二つの声の歌も何だか懐かしかった。
オルティン・ドーを聴いたときには、モンゴルは元ソ連領であるので、オペラが盛んだという話を思い出した。
意外だったのはリンベという横笛で、登場回数も多かったし、メロディーラインを担当していることも多くて、この編成の主役は彼だったんじゃないかと思ったくらいだ。
モンゴルでは、チンギス・ハンの誕生日について議論がずっと続いていたのだけれど、つい先ごろ、11月14日であるという結論が出たのだそうだ。
そして、11月14日は文化で功績のあった人に賞を贈ることになり、今回、作曲・編曲を担当したビャンバスレン・シャラブ氏もその受賞者の一人であるという。また、オーケストラからも5人が受賞したのだそうだ。
1時間10分ほどのコンサートの後、休憩を挟んで、「白い馬の物語」の朗読である。
題材は、「スーホの白い馬」だ。
物語はもちろん覚えている。
竹下景子は、アルプスの少女ハイジのようなといえばいいのか、アースカラーの短めのパンツにチュニック、バレエシューズのような靴を履き、赤い短いベストを羽織るという格好で現れた。
手に、薄い小冊子のような本を持ち、しかし、最初はこちらに語りかけるようにして始まる。
少しずつ「耳を澄ますように」言って、そして、朗読が始まった。
懐かしい、物語である。
最後には、朗読していた竹下景子自身が涙し、鼻を時にすすりあげながらの朗読になった。
もちろんハッピーエンドなどではないことは間違いないのだけれど、そこまで感情移入するということが、私にはすんなり受け入れられず、置いてきぼりを食ったような気持ちになってしまった。
でも、馬頭琴を作り上げたスーホの物語が終わり、後ろに張られていたパネルが開いて、馬頭琴奏者のネルグイ・アシト氏が現れて演奏を始めたときには、ほうっと思ったのだった。
満席とは言わないけれどかなり盛況で、なかなか充実した楽しいイベントだった。
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ラッパ屋 第39回公演 「おじクロ」
脚本・演出 鈴木聡
出演 おかやまはじめ/俵木藤汰/福本伸一/三鴨絵里子
弘中麻紀/大草理乙子/ともさと衣(客演)/岩本淳
中野順一朗/浦川拓海/宇納佑/熊川隆一/武藤直樹
観劇日 2012年11月16日(金曜日)午後7時開演
劇場 紀伊國屋ホール B列7番
料金 4800円
上演時間 1時間50分
ロビーでは過去公演の上演台本が販売されていた。
ネタバレありの感想は以下に。
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パルコ・プロデュース公演 「ホロヴィッツとの対話」
作・演出 三谷幸喜
出演 渡辺謙/段田安則/和久井映見/高泉淳子
2013年2月9日~3月10日 パルコ劇場
料金 9800円
これは問答無用で見てみたい。抽選予約に申し込んだ。
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アトリエ・ダンカン プロデュース 「教授」
構成・演出 鈴木勝秀
音楽監督・弾き語り 中村中
五木寛之作「わが人生の歌がたり」より
出演 椎名桔平/田中麗奈/高橋一生/岡田浩暉
坂田聡/伊達暁/佐々木喜英/上條恒彦/中村中
2013年2月7日~2月24日 シアターコクーン
料金 S席 8500円 A席 7000円 コクーンシート 5000円
ミュージカルではなさそうで、歌うのは中村中一人だけのようだ。
前にも中村中が歌うお芝居を観た記憶があって、確認してみたら「ガス人間第1号」だった。このお芝居での中村中の印象がとても良くて、(ちなみに、そちらにも高橋一生が出演している)今回も見てみたいと思った。
抽選予約に申し込んだ。
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「ヨーヨー・マ チェロ・リサイタル 」
演奏 ヨーヨー・マ(vc)/キャサリン・ストット(Pf)
曲目 ストラヴィンスキー: イタリア組曲
ヴィラ=ロボス(ホルへ・カンドリ編曲): アルマ・ブラジレイラ
ピアソラ(ヤマモト・キョウコ編曲): オブリビオン
グアルニエリ(ホルヘ・カンドリ編曲): ダンサ・ネグラ
ファリャ: 7つのスペイン民謡
休憩
メシアン: 『世の終わりのための四重奏曲』から第5楽章「イエズスの永遠なることへの頌歌」
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108 (チェロ編曲版)
アンコール
エルガー:愛の挨拶
マリアーノ:クリスタル
ガーシュウィン/ハイフェッツ:プレリュード
サン=サーンス:白鳥
公演日 2012年11月11日(日曜日)午後3時開演
場所 サントリーホール 1階18列24番
料金 19000円
公演時間 2時間5分
ヨーヨー・マのチェロとキャサリン・ストットのピアノのリサイタルに行って来た。
去年もヨーヨー・マは来日しているのだけれど私は行かなかったようで(この辺りから既に記憶が曖昧である)、4年ぶりのヨーヨー・マだったことに自分で驚いた。
4年前と同じ、キャサリン・ストットと2人のステージである。
ヨーヨー・マはスーツにネクタイ、キャサリン・ストットはオレンジ色の鮮やかなノースリーブのブラウスに黒いパンツという衣装だ。
かなり不確かな私の耳には、出だしのイタリア組曲では、チェロの音がくぐもって聞こえた。ピアノのどちらかというと尖っているようにすら聞こえる音と比べると、負けそうなくらいだ。
続く3曲は、南米の作曲家の曲だ。ヴィラ=ロボスとグアルニエリはブラジルの作曲家、ピアソラはもちろんアルゼンチンの人だ。
ロビーで販売されていたCDの中で、最新盤と歌われていたのは、2012年4月に行われたブラジルの音楽をテーマにしたライブの録音で、ヨーヨー・マの関心が今もブラジルに向けられていることが判る選曲だと思う。
この辺りから、チェロの音も少しずつ冴えてきたように思う。
スペイン民謡は、7曲連続だ。私のスペインの音楽のイメージは即フラメンコというミーハーさを一歩も外していないので、意外と穏やかな曲が続くなという印象だった。
民謡と言われると、泥臭いというか灰汁の強いというか、そういうイメージがあって、そこにスペインと言われると「哀愁漂う」というイメージがプラスされるのだけれど、そういう感じの曲ではないし、演奏でもなかった。「たゆたう」という感じが似合っていたと思う。
休憩は20分間。
後半の 『世の終わりのための四重奏曲』から第5楽章「イエズスの永遠なることへの頌歌」は、とにかく印象的な曲だった。
チェロはとにかく泣きっぱなしで震えているし、一方のピアノはひたすら一定のリズムで和音を刻んでいる。この単調な楽譜を、チェロが歌うのに合わせ、支え、ただの単調な和音の羅列にならないようにしかしうるさくないように弾くというのは、相当大変だろうと思うしかない。
ぐっと入り込んできたヨーヨー・マと、もの凄い筋肉を張らせて端正に弾くキャサリン・ストットの「人」が印象に残る曲だった。
プログラムの最後、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番をチェロ用に編曲した曲は、何故か私の耳には「ポップスみたい」と聴こえた。自分でも理由はよく判らないのだけれど、耳に馴染みやすいメロディ、柔らかな音からそういう連想が働いたのかも知れない。
しかし、それが少しずつ激しさを増して行って、最後の第4楽章では超絶技巧の激しい演奏が展開され、そしてバサっとその音楽が切り取られたかのように終わる。
盛り上がる曲だし、その曲に断然負けていない演奏だ。
そういえば、聴いていて、じーっとチェロやピアノを弾く手元を睨みつけるように見ながら聴いていたい曲(部分)と、目を瞑って耳からの情報だけで聴きたい曲や部分があるのはどうしてなんだろう。
アンコール4曲のうち3曲は4年前と同じである。アンコールにも定番があるんだろうか。それはやはり、耳慣れた小品を優雅に演奏して観客にクールダウンしてもらいたいという意図があるということなんだろうか。
ちなみに、4年前と比べて新たに加わった1曲は「マリアーノ:クリスタル」である。
そして、4曲目のアンコールに2人が登場したときには、流石に客席もおぉでもどぉでもなくざわめいていた。
今回も、クラシックをほとんど聴かない私にも楽しめる、のんびりゆったりたゆたった気分になれるコンサートだった。
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「こどもの一生」
作 中島らも
潤色 桝野幸宏
演出 G2
出演 谷原章介/中越典子/笹本玲奈/山内圭哉
戸次重幸/玉置玲央/鈴木砂羽/吉田鋼太郎
観劇日 2012年11月8日(木曜日)午後7時開演(アフタートークショーあり)
劇場 パルコ劇場 I列24番
料金 7800円
上演時間 2時間
ロビーではパンフレット(1500円、だったと思う)とポスター(500円)が販売されていた。
ネタバレありの感想は以下に。
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グループ る・ばる「片づけたい女たち」
作・演出 永井愛
出演 松金よね子/岡本麗/田岡美也子
2013年1月12日~1月20日 東京芸術劇場 シアターイースト
料金 4500円
確か「片付けたい女たち」は一度見たことがある。
しかし、内容がさっぱり思い出せない。
これは見るしかなかろうと、先行予約に申し込んだ。
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「遠い夏のゴッホ」
作・演出 西田シャトナー
出演 松山ケンイチ/安蘭けい/石川禅/田口トモロヲ
手塚とおる/福田転球/保村大和/吉沢悠 他
2013年2月3日~2月24日 赤坂ACTシアター
料金 S席 9800円 A席 7000円
惹句が「運命と戦う、二人の蝉(セミ)の男女。 せつなく、悲しく、そして美しい、異色のラブ・ストーリー。」であることに驚いたけれど、作・演出が西田シャトナーだったら納得である。
惑星ピスタチオ解散後、西田シャトナーの作・演出作品を見るのは初めてのような気がする。何年ぶりだろう。
その前に、恐らくはとても激しいだろうチケット争奪をくぐり抜けないと見ることはできない。
抽選予約に申し込んだ。
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今日(2012年11月4日)、どなたかが390000アクセス目を踏んでくださった。
そして、何故か380000アクセスをチェックしそびれていたことに、今気がついた。
これまでの経過(380000アクセスもチェックした)は以下のとおりである。
開始 2005年1月8日
10000アクセス 2005年5月17日
50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
150000アクセス 2009年3月10日
200000アクセス 2010年4月26日
250000アクセス 2011年2月6日
300000アクセス 2011年10月25日
310000アクセス 2011年12月14日
320000アクセス 2012年1月28日
330000アクセス 2012年3月9日
340000アクセス 2012年4月29日
350000アクセス 2012年6月12日
360000アクセス 2012年7月15日
370000アクセス 2012年8月24日
380000アクセス 2012年9月28日
390000アクセス 2012年11月4日
このブログにお越しいただきましてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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M&O playsプロデュース「八犬伝」
原作 滝沢馬琴「南総里見八犬伝」
台本 青木豪
演出 河原雅彦
出演 阿部サダヲ/瀬戸康史/津田寛治/中村倫也
近藤公園/尾上寛之/太賀/辰巳智秋
二階堂ふみ/田辺誠一 他
2013年3月8日~3月31日 シアターコクーン
料金 S席 9800円 A席 7500円 コクーンシート 5000円
森崎事務所の先行予約(だと思う)で、チケットを予約した。
阿部サダヲの八犬伝、どうして今まで上演されなかったのか不思議なくらいである。
とても、楽しみだ。
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二兎社公演37「こんばんは、父さん」
作・演出 永井愛
出演 佐々木蔵之介/溝端淳平/平幹二朗
観劇日 2012年11月2日(金曜日)午後7時開演
劇場 世田谷パブリックシアター 2階A列36番
料金 5500円
上演時間 1時間45分
ロビーではパンフレット(値段はチェックしそびれた)の他、永井愛の著作本が販売され、ご本人がその場でサインを入れてくださっているようだった。
ネタバレありの感想は以下に。
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