「テーブルウエア フェスティバル2013」に行く
「テーブルウエア フェスティバル2013」
2013年2月4日〜2月11日 東京ドーム
東京ドームシティのサイト内、「テーブルウエア フェスティバル2013」のページはこちら。
招待券をいただいて、生まれて初めて、「テーブルウエア フェスティバル」に行って来た。
まず足を踏み入れたのは海外特集のコーナーである。
その最初にリチャード・ジノリのコーナーがあった。
2013年に入って破産宣告がされたリチャード・ジノリからの出品があって、ちょっとほっとする。その後の状況は知らないのだけれど、どうなっているのだろう。
それはそれとして、ジノリと言えばベッキオホワイトだと思うのだけれど、そのラインを活かしたテーブルセッティングがあった。
春らしくて素敵である。
第21回テーブルウエア大賞受賞作品はこちらである。
これまた、春らしい、そして繊細な食卓である。
このテーブルウエア大賞の応募要領がよく判らないのだけれど、壁面やテーブルそのものについてはどうやって評価されているのだろう。そこまで含めて審査の対象なんだろうか。
応募作品は結構和風のしつらえが多い印象だったので、その中で洋風ど真ん中を突破したこのテーブルセッティングが大賞というのはちょっと意外だった。
また1時間後とか1日後とかくらいに行くと変わるような気もするのだけれど、この日の私のお気に入りはこちらのテーブルである。
逆に和風ど真ん中、素朴な印象を受ける。
こんな風にすることはまず無理なのだけれど(それは大賞受賞作品も同じである)、でも、このテーブルにならそんなに緊張せずにつけるような気がする。
意外とこのテーブルウエアの展示に私がハマらなかったのは、「いや、自分でやるのは無理だし」とか「この方々だっていつもこんなテーブルでお食事されている訳じゃないだろうし」とか思ってしまうかららしい。というよりも、ハマったら大変なので、防衛反応で「興味がありません」ということにしているのかも知れない。
こうした展示スペースは全体の1/3くらいで、あとの2/3はひたすらショップのブースが並んでいるのだ。陶磁器はもちろんのこと、漆器やわっぱもあったし、お箸やカトラリーもあったし、テーブルクロスなどの布製品も多い。なるほど、帰る方とすれ違ったけれど大きな荷物を持っている方も多かったし、コインロッカーが軒並み使用されている訳である。
最初から「**焼のお皿が欲しい」とか狙いを定めて来るといいのかも知れない。
著名人が提案するテーブルセッティングというコーナーもあった。
こちらはもう一段豪華に、「コーナー」ではなく「部屋」が作られている感じである。
多くの方は、お食事を4人でいただくというシチュエーションのしつらえだったのだけれど(子供のお誕生パーティーのセッティングもあったけれど)、今田美奈子氏のテーブルだけは違う。
丸テーブルの真ん中に花瓶(だったと思う)を置き、周りにはティースプーンを並べ、あとは小さめのカップ(デミタスカップ?)でテーブルを埋め尽くしている。
テーブルクロスに淡いグリーンを選んでいることもあって、ほーうという溜息が聞こえてくるようなテーブルだった。
この2つはノリタケのコーナーで見たように記憶しているのだけれど、自信がない。大倉陶器だったかも知れない。
屏風はともかくとして、こういう感じなら作れるかもしれない。
お茶会のセッティングならもの凄く無理してがんばればできるかも。
そう思って写真を撮った。
大きなカメラでバシバシ撮っていらっしゃる方も大勢いて(もちろん、スマートフォンで撮っている方はもっと大勢いて)、写真を撮ろうという方と、お買い物をしようという方と、両方を集めてかなり盛況な感じだった。
次ぎに行く機会があったら、事前に食器棚をチェックして「こういうお皿が欲しい」と狙いを定めてお買い物を楽しみたいと思ったのだった。
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