« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014.08.31

「君となら 〜 Nobody Else But You 〜」を見る

パルコ・プロデュース公演「君となら 〜 Nobody Else But You 〜」
作・演出 三谷幸喜
出演 竹内結子/草刈正雄/イモトアヤコ/長野里美
    長谷川朝晴/木津誠之/小林勝也
観劇日 2014年8月30日(土曜日)午後6時開演
劇場 パルコ劇場  H列7番
上演時間 1時間50分
料金 9500円

 ロビーでは、パンフレット(1800円、だったと思う)等が販売されていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 パルコ劇場の公式Webサイト内、「君となら」のページはこちら。

続きを読む "「君となら 〜 Nobody Else But You 〜」を見る"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014.08.30

「吉良ですが、なにか?」のチケットを予約する

伊藤四朗生誕?!77周年記念「吉良ですが、なにか?」
作  三谷幸喜
演出 ラサール石井
出演 伊東四朗/福田沙紀/馬渕英俚可/瀬戸カトリーヌ
    駿河太郎/伊東孝明/大竹浩一
    阿南健治/ラサール石井/戸田恵子
2014年11月21日~12月14日 本多劇場
料金 7500円

 これまた三谷幸喜作のお芝居で、お祭りみたいだし、出演者陣も豪華だし、見てみたい。
 チケットを予約した。

 アタリパフォーマンスの公式Webサイト内、「吉良ですが、なにか?」のページはこちら。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014.08.25

「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」に行く

 先日、東京都美術館で2014年9月23日まで開催されているメトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神に行って来た。
 以前に熊野古道のツアーでご一緒したお姉さま方とたまにお会いしていて、今回もその一環でお誘いをいただいたのだ。

 13時過ぎに東京都美術館に到着したところ、チケット売り場も入場口も行列はなかったけれど、中に入るとそこそこに混雑していて、展示物、特に小さくて目を凝らしてみたいような展示物の前には二重三重に人が取り巻いていた。
 それでも、先日、10万人の入場者を記録した展覧会の週末としては、比較的見やすかったのではないかと思う。

 「女王と女神」というタイトルのとおり、中心になっているのは、ハトシェプスト女王とハトホル女神である。
 展示の最初は、ハトシェプスト女王だ。
 エジプトに女王は複数存在しているけれど、いわば「唯一の成功した女王」という評価がこの展示のポイントである。
 古代エジプトでも「男性上位」は変わらず、そのため、ハトシェプスト女王も、肖像や彫刻では男性っぽく髭を生やし腰布や頭巾を身に着けた姿で表されている。
 しかし、「女性らしく」その在位中に戦争や外征は行わず、交易を拡大し、国を反映させたということである。

 義理の息子であるトトメス3世が8歳で即位し、その摂政として実権を握り、ついには王となってしまったという来歴や、ハトシェプスト女王のレリーフ等がそのトトメス3世により破壊されたと言われていること等々を考えると、その「平和を愛した女王」みたいなまとめ方には何だか違和感があるのだけれど、ある意味、受け入れられやすいというところはあるのかも知れないと思う。

 チケットやちらしにも採用されている、ハトシェプスト女王の頭部の像がまず登場する。
 赤と白の冠をつけ、髭はなく、女性の顔で造形されている。
 美人だと思う。
 一緒に行ったお姉さまは一言「前田美波里だね」と言っていたけれど、つまりは、現代日本にも通じる美人顔ということである。

 ハトシェプスト女王関連の展示で興味深かったのは、1906年から1936年にかけてメトロポリタン美術館の調査団が行ったハトシェプスト女王葬祭殿の発掘作業の様子を撮影した映像である。
 スポンサーや考古学者、写真家などの活動はもちろん、正しく人海戦術で行われた発掘の様子がよく判る。
 棺なのか、像なのか、人の形をしたものが地下から人力で割とぞんざいに地上に押し出されてくる様子など、面白い。それほど長くはない映像なのだけれど、じーっと見入ってしまった。

 ところで、同じく「美人だなぁ」と思ったのは「清めの儀式を受けるキヤのレリーフ」である。
 キヤというのは、アクエンアテン王の2番目の王妃で、ツタンカーメンの母とも言われているらしい人物である。
 アクエンアテンといえば、アテン信仰を強力に推し進め、ついでに美意識についてもかなり強烈に変革を行った人物、というイメージがある。
 実際のところ、正妃ネフェルティティはエジプト三大美人の一人とも言われているらしいけれど、胸像などを見てもあまり綺麗だとも思わない。これは、本人が美人ではなかったというよりも、アクエンアテン王の認める「美」に近いように像が彫られたんじゃないかという気がする。
 しかし、このキヤのレリーフは、今の私が見ても普通に美人で、何というかナチュラルな印象がある。

 ついでに書くと、時代が少し下がって、ラムセス2世の妃であったネフェルタリと女神が並んでいる絵や、ネフェルタリがゲームに興じている絵には何だか見覚えがあって、説明を読んでみると、やはりルクソールにあるネフェルタリの墓の壁画のレプリカであることが判った。
 ネフェルタリの墓の壁画は本当に美しい状態で残っていて、入場制限が行われて僅か10分の見学だったのだけれど、こうして再会でき、再会したことにきちんと気づけたのが嬉しい。
 ネフェルタリもまた、もちろん、エジプト三大美人のうちの一人である。

 女王や王妃は美人なのだけれど、女神たちは今ひとつ美人には造形されていない。
 大体、ハトホル神は「牛」である。
 牛の顔だったり、女性の顔なのだけれど耳だけ牛だったり、動物によってその神の力を象徴させることが普通だったらしい。そして、一人の神様がたくさんの役割を担っていたりするので、一人の神様が様々な姿を取ったりする。
 複雑すぎる。

 ハトシェプスト女王とアクエンアテンの関係などを考えているときなどもそうだったのだけれど、背景が判っていた方が楽しめる。
 展覧会に行く前に芝崎みゆき氏の「古代エジプトうんちく図鑑」などを予習で読んでおけば良かったなぁと思ったことだった。神々の役割と取り得る姿、王家の系図が判っていた方が絶対に面白い。

 ハトシェプスト女王関連も、エジプトに行ったときに葬祭殿を訪れているので懐かしかったのだけれど、女神様関係で懐かしいなぁと思ったのはセクメト像である。こちらは、雌ライオンの姿をしている。
 エジプトに行った際、ルクソールのカルナック神殿で、ガイドさんに連れられて端っこの方の暗い部屋に行き、そこで、やけにきれいなライオンの姿を模した女神像を見たのだ。黒っぽい石を使っているところも同じで、対になっていたり、グループになっていたりするものの一部なのかも知れないと思う。
 気のせいか、カルナック神殿にあったものの方が端正な顔立ちだったように思えた。

 神は動物の姿で表されたり現れたりするのだけれど、何故だかこの展覧会ではカバがポイントだったらしい。
 展示の中ではそれほど目立っていた訳ではないのだけれど、グッズ売り場には結構カバ関連のものが並んでいて、「欲しいと思わないなぁ」「でもカバばっかりだから、メトロポリタン美術館的には押しなのかなぁ」などと思ってしまった。
 もっとも、カバの姿をしていることにはきちんと意味があって、カバは出産や母子の守護を象徴しているそうだ。

 そして、何だかんだ言っても、アクセサリの類はやはり気になる。
 かなり豪華な装身具が並んでいる。
 ガラスが貴重だったのか、貴石ではなくガラスをはめ込んだものも多い。その土台となる部分はもちろん金である。
 重そうなネックレス、意外とシンプルな王冠(ガゼルの飾りがついている)、金の糸を組み合わせつなぎ合わせたようなネックレス、お魚を金の鎖でつなぎとめたようなベルト等々、見ていて楽しい。
 自然のものをモチーフにした様々なビーズも綺麗である。

 せっかくなので、一番重そうなネックレスのレプリカを作って、「試してみてください」「写真撮影OKです」ってしてくれればいいのにと思う。
 その他、一つだけ鏡が出品されていて、覗き込んだらそんなに映りいい訳でもなかったけれど、でもよくここまで磨いたよなぁと思ったりした。この鏡はトトメス3世が妻に贈ったものだという。
 展示物の中には、結構「トトメス3世が3人の外国人の妻に贈った」というものがあって、妻を平等に扱うことが引いては妻たちの出身国を平等に大切にしているとアピールすることになったのかしらとか、単純に嫉妬深い女性達だったのかしらとか思うと楽しい。

 そういえば、展示全体を通して、これらの展示物はエジプト政府の了承のもととか、適法に譲り受けてとか、一々断っているところがあったのが何となく可笑しかった。
 正直にいえば、「そんなことはあるまい」「エジプトから持ち出した際に一つ一つ許可を取ったり、エジプト政府の認証を受けたりしてはいまい」と思ってしまうのだ。
 それでも、どうしても断りの文句を入れたいというところが、何だか可笑しい。

 展示の最後には「再生」つまりはミイラをテーマにしたお部屋があった。
 カノポス容器はエジプトに行ったときにもたくさん見たけれど、ミイラから爪が失われないように嵌められていたという金のサックには驚いてしまった。指と爪の形に模されている。そこまでしなくてもとか、そんなに爪は重要視されているのに脳みそは掻き出されちゃったのよねとか、色々と思ってしまう。
 本当の最後には、アメン・ラー神の歌い手ヘネトタウィという人の棺とミイラに乗せるカバーのようなものが展示されていて、その意外と適当そうに描かれているのだけれどトータルで見るとやっぱり手が込んでいるその装飾にしげしげと見入ってしまった。
 王族でもないのにこの豪華さということは、結構な重要人物だったのかも知れない。

 何だかんだで2時間近くを堪能した。

 そういえば、帰り際、「私、まだメトロポリタン美術館って行ったことないんですよねー」と言ったら、お姉さまに「だったら、行きましょうか」とあっさり返されて驚いた。
 「今、ずいぶんサラリと言いましたね」とツッコミを入れたところ、「言いましたよ〜」と軽く笑っていた。
 それもなかなか楽しそうだなと思う。

 ミュージアムショップもかなり充実していて、そちらでもかなり楽しんだ。
 ジュニアガイドがなかなかに秀逸で、3人とも購入した。
 大満足のエジプト展だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.21

「紫式部ダイアリー」の抽選予約に申し込む

「紫式部ダイアリー」
作・演出 三谷幸喜
出演 長澤まさみ/斉藤由貴
2014年11月1日~11月30日 パルコ劇場
料金 8500円

 三谷幸喜の新作は、女性の2人芝居、登場するのは紫式部と清少納言だそうだ。
 何だかコワそうなテーマである。
 抽選予約に申し込んだ。

 パルコ劇場の公式Webサイト内、「紫式部ダイアリー」のページはこちら。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2014.08.16

680000アクセス達成!

 今日(2014年8月16日)、どなたかが680000アクセス目を踏んでくださった。
 この間の経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
150000アクセス 2009年3月10日
200000アクセス 2010年4月26日
250000アクセス 2011年2月6日
300000アクセス 2011年10月25日
350000アクセス 2012年6月12日
400000アクセス 2012年12月6日
450000アクセス 2013年4月28日
500000アクセス 2013年9月11日
550000アクセス 2013年12月8日
600000アクセス 2014年3月20日

610000アクセス 2014年4月7日
620000アクセス 2014年4月22日
630000アクセス 2014年5月9日
640000アクセス 2014年5月30日
650000アクセス 2014年6月20日

660000アクセス 2014年7月11日
670000アクセス 2014年7月31日
680000アクセス 2014年8月16日

 このブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.09

「ラストフラワーズ」 を見る

大人の新感線「ラストフラワーズ」
作 松尾スズキ
演出 いのうえひでのり
出演 古田新太/阿部サダヲ/小池栄子/橋本じゅん
    宮藤官九郎/高田聖子/皆川猿時/粟根まこと
    杉村蝉之介/河野まさと/荒川良々/山本カナコ
    平岩紙/保坂エマ/星野源/村木仁/松尾スズキ
観劇日 2014年8月8日(金曜日)午後6時開演
劇場 赤坂ACTシアター  D列33番
上演時間 3時間40分(25分の休憩あり)
料金 11000円

 どう「大人」なのか、とても気になるところである。ぜひ見てみたい。
 抽選予約に申し込んだ。

 大人の新感線の公式Webサイトはこちら。

続きを読む "「ラストフラワーズ」 を見る"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2014.08.03

「朝日のような夕日をつれて2014」 を見る

KOKAMI@network vol.13 紀伊國屋ホール開場50年記念公演「朝日のような夕日をつれて2014」
作・演出 鴻上尚史
出演 大高洋夫/小須田康人/藤井隆/伊礼彼方/玉置玲央
観劇日 2014年8月2日(土曜日)午後7時開演
劇場 紀伊國屋ホール  O列1番
上演時間 2時間
料金 8500円

 ロビーでは、「第三舞台」の復刻版や、DVD、Tシャツやパーカ、パンフレット(1000円)等が販売されていた。
 開演前後のロビーに鴻上尚史が立っているのも相変わらずだ。

 ネタバレありの感想は以下に。

 サードステージの公式Webサイトはこちら。

続きを読む "「朝日のような夕日をつれて2014」 を見る"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.02

「つんざき行路、されるがまま」のチケットを予約する

月影番外地 その4「つんざき行路、されるがまま」
作 福原充則
演出 木野花
出演 高田聖子/粟根まこと/竹井亮介/植田裕一/田村健太郎
2014年11月7日~11月16日 下北沢ザ・スズナリ
料金 4900円

 割と久しぶりの月影番外地、ではないだろうか。
 チケットを予約した。
 楽しみ。

 「つんざき行路、されるがまま」の公式ブログはこちら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.01

670000アクセス達成!

 昨日(2014年7月31日)、どなたかが670000アクセス目を踏んでくださった。
 この間の経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
150000アクセス 2009年3月10日
200000アクセス 2010年4月26日
250000アクセス 2011年2月6日
300000アクセス 2011年10月25日
350000アクセス 2012年6月12日
400000アクセス 2012年12月6日
450000アクセス 2013年4月28日
500000アクセス 2013年9月11日
550000アクセス 2013年12月8日
600000アクセス 2014年3月20日

610000アクセス 2014年4月7日
620000アクセス 2014年4月22日
630000アクセス 2014年5月9日
640000アクセス 2014年5月30日
650000アクセス 2014年6月20日

660000アクセス 2014年7月11日
670000アクセス 2014年7月31日

 このブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »