« 「年中無休!」を見る | トップページ | 「NARUTO-ナルト-」を見る »

2018.08.11

「ダイアログ・イン・サイレンス」に行く

「ダイアログ・イン・サイレンス」
2018年7月29日〜8月6日 LUMINE 0 NEWoMan新宿 5F
「ダイアログ・イン・サイレンス」の公式Webサイトはこちら。

 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と同様、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」も上手く説明できないので、公式サイトから説明をお借りする。

**********

~静けさの中の対話~

言葉の壁を超えて、人はもっと自由になる。

音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント、
それがダイアログ・イン・サイレンス。

体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。
参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。
静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。

そしてボディーランゲージなど、
音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。
たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。

1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国でも開催。
これまで世界で100万人以上が体験しています。

2020年、東京オリンピック・パラリンピックを迎えるにあたり、
私たちの「おもてなしの心」を育み、ホスピタリティを高める体験となるでしょう。

日本に静かな衝撃を起こす一か月、はじまります。

**********

 ネタバレになってしまうので、感想は以下に。
 これから行かれる方は「絶対に」読まないようご注意ください。

 さらに改行。

**


**


**


**


**


**

 とはいうものの、あまり中味は書かなくていいような気がする。
 1回の参加者は12名。
 12名につき一人のアテンドが付く。私が参加した回のアテンドの方は聴覚障害を持つ方で、最後のおしゃべりの時間に生まれたときから聞こえないとお話されていた。

 ちなみに、荷物はもちろんのこと携帯電話の持込不可とサイトに書いてあるけれど、最後のお部屋でだけは写真撮影可ということで、スマホを持ち込んでいる方が多かった。
 ポケットがないという人には小さいウエストバッグを貸してもらえる。
 私はスマホを持たないので、ウエストバッグには荷物を預けたロッカーのカギだけ入れた。
 ロッカーは100円である。

 ヘッドセットを付けて、体験のお部屋に入って行く。
 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は「黒」だけれど、この「ダイアログ・イン・サイレンス」では「白」だ。
 それぞれのお部屋にテーマが書かれた看板がかかっている。
 おしゃべりは禁止、手話も封印、ボディランゲージや顔の表情等々でコミュニケーションを取って行く。
 その「道具」が各部屋に用意されている。

 ヘッドセットを付けると無音になるというよりは、何となく耳鳴りがしているような、耳鳴りのときのような音がずっとしているような気がする。
 それが、気になるといえば気になる。
 あとはもう、ひたすら集中して口元を見、何を言わんとしているのかを探る90分だ。
 この場で伝えようとしていることは、抽象的なことではないのに、それでも難しい。
 そして、疲れる。

 大体が、日頃使っていない表情筋を使いまくっているような気がする。
 というよりも、かなり私の表情筋は退化していたようで、なかなか思うように顔が動かない。
 口元を見、表情を見、手振りを見、集中する。そうしないと、何を相手が伝えようとしているのかが判らない。
 いつもと全く違う脳みそを使っている感じがして、90分の間、他のことは全く考えられない。
 素晴らしいことだ。

 比べることでもないのだろうけれど、ダイアログ・イン・ザ・ダークと比べると、こちらの方が成立させるのが大変だろうなと思う。
 言い方は悪いけれど、ダイアログ・イン・サイレンスの方が、参加者を平等に保つことが難しいように思う。

 手話を学んでいる人はいらっしゃるし、私が参加した回でも1/3くらいは手話でお話される方のようだった。手話は使わないでくださいねと言われていたけれど、手話を学んでいるということは、聞こえないということへの理解があるということでもある。
 関わり方、接し方の経験のあるなしが、ダイアログ・イン・ザ・ダークよりも出やすいように思えた。正直に言えば、全くないこちらとしては、何だかごめんなさいという気持ちが少しだけ生まれた。

 そして、ダイアログ・イン・ザ・ダークでは、黙ってしまえばアテンドの方は存在(気配)を消すことができるし、その場から一歩引くことができるけれど、ダイアログ・イン・サイレンスではどうしても参加者である我々の視線はアテンドの方に集中する。
 また、集中してもらわなければ伝えたいことが伝えられないという状況でもある。
 この点の違いは大きいんじゃないかしらと思う。

 何はともあれ、難しかった。疲れた。楽しかった。少しスッキリした。

|

« 「年中無休!」を見る | トップページ | 「NARUTO-ナルト-」を見る »

*番外」カテゴリの記事

コメント

 みき様、コメントありがとうございます。
 そして、お返事が遅れまして申し訳ありません。

 「サイレンス」に行かれたんですね。
 同好の士がいらして嬉しいです。

 私の参加した回では、楽器演奏はありませんでした。ちょっと残念。
 夜の回で、お子さんの参加がなかったからかしら。
 アテンドの方や参加者によって、メニューがちょっと変わるのかも知れませんね。
 であれば、複数回の参加という楽しみもありそうです。

 またどうぞ遊びにいらしてくださいませ。

投稿: 姫林檎 | 2018.08.18 09:14

こんにちは!姫林檎さまのこのブログで「サイレンス」を知って、私も体験してきました。(以前のコメントで「ダーク」の時に苗を植えたと書きましたが、姫林檎さまと同じく種まきでした。私の勘違いでした)
目を見開いて、顔の筋肉使って大変でしたけど、言いたいことが伝わった時の嬉しさは格別でした。
全員が違う楽器を持っての合奏には、こんなことができるんだーとびっくりしたり、かたちや位置を言葉以外で伝える難しさを感じました。
また、アテンドの女性がとても美しい方で、両耳完全に聞こえないにもかかわらず、きれいな言葉でお話されて、感動しました。
夏休み期間で子供の参加も多く、良い体験になっただろうなと思いました。

投稿: みき | 2018.08.12 16:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ダイアログ・イン・サイレンス」に行く:

« 「年中無休!」を見る | トップページ | 「NARUTO-ナルト-」を見る »