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2019.11.30

「その鉄塔に男たちはいるという+」のチケットを予約する

MONO「その鉄塔に男たちはいるという+」
作・演出 土田英生
出演 水沼健/奥村泰彦/尾方宣久
    金替康博/土田英生/石丸奈菜美
    高橋明日香/立川 茜/渡辺啓太
2020年3月13日~3月22日 吉祥寺シアター
料金 4200円

 初演は見逃していると思う。見てみたい。
 チケットを予約した。

 MONOの公式Webサイはこちら。

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2019.11.27

「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」に行く

 2019年11月、横浜美術館で2019年9月21日から2020年1月13日までまで開催されているオランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たちに行って来た。

 横浜美術館に行ったのは初めてである。
 KAATで芝居を見た翌日、せっかく横浜まで来て宿泊もしたのだからと、10時の開館に合わせて出かけた。開館10分前に到着したら、「チケットを持っている人」と「チケットを持っていない人」を併せて30人くらいが並んでいたと思う。
 チケットは予め購入しておいた方が良さそうである。

 「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」は、サブタイトルのとおり、画家ごとに作品が展示され、「13人」以外の画家の作品は全く展示されていない。
 ちなみに、13人の画家は以下のとおりである。

 アルフレッド・シスレー 1点
 クロード・モネ 1点
 オーギュスト・ルノワール 8点
 ポール・セザンヌ 5点 
 アンリ・ルソー 4点
 アンリ・マティス 7点
 パブロ・ピカソ 6点
 アメディオ・モディリアニ 3点
 キース・ヴァン・ドンゲン 1点
 アンドレ・ドラン 13点
 マリー・ローランサン 5点
 モーリス・ユトリロ 6点
 シャイム・スーティン 8点

 ドンゲン、ドラン、スーティンの3人は、私は今回初めて名前を意識した。
 この13人の選出の基準は何だろうと思う。

 一つは、オランジュリー美術館のコレクションの基礎となるコレクションを築いた、ポール・ギョームとの関係(彼が好んでいたか、彼の肖像を描いていたか)というところにあるような気がする。
 画家に注目しているように見せて、実はこの美術展の中心は、画商であったポール・ギョームにあるように感じた。

 そもそも、オランジュリー美術館のコレクションの名前が、ポール・ギョームの夫人ドメニカの夫二人の名前であるとも言える。
 こう書くとややこしい。
 ポール・ギョームとドメニカの夫婦は美術品をコレクションし、邸宅美術館を開館したいという希望を持っており、ポール・ギョームの死後もドメニカは美術品のコレクションを続け(ついでに、気に入らないものは売り払い)、再婚もした、ということになると思う。
 この邸宅美術館の発想は、アンティーク家具も好んでいたというドメニカ夫人の希望が強かったんじゃないかしらと思った。

 ちらしなどにはルノワールの「ピアノを弾く少女たち」が使われていたけれど、今回出展された絵はいわゆる「習作」である。
 ルノワールは国家の依頼を受けて描くことになり、今回出展された絵を含め6枚の習作を描いたらしい。
 確かに、人物はいかにもルノワールな少女たちだけれど、背景などを見るとそもそも絵の具が乗っていない箇所もある。雰囲気を見るために、真っ白だと寂しいので人物の周りだけ色を付けてみました、という感じに見える。

 ルノワールの作品では、ピアノの少女たちよりも、私は「バラをさしたブロンドの女」の方が可愛いと思った。
 タイトルが「女」だから、ピアノの前にいる少女達よりも年上なのかも知れない。
 絵全体がバラ色で描かれていて、暖かい雰囲気の、可愛らしい少女(に見える)の絵だ。何というか、この絵が飾ってあったらその部屋はとても幸せそうな部屋だと思う。

 ルノワールは、1点しかなくて寂しかったクロード・モネとともに、印象派の画家としては珍しく「生前に成功した」画家なんだなと思った。
 ルノワールは国家の依頼で絵を描いているし、モネだって、オランジュリー美術館にある睡蓮の絵はフランス国家が買い上げて展示しているものだ(ったと思う)。

 アンリ・ルソーの絵を見た感想は「みんな、おじさんだよ!」に尽きた。
 「人形を持つ子ども」というタイトルの絵もあったし、集合写真みたいな「婚礼」という絵もあって老若男女が揃っていたけれど、顔だけみると、全員が同じ「おじさん」の顔に見えてくる。
 それも、あまり好ましいとは言えない雰囲気のおじさんである。
 どうしてまたこんな顔に揃えちゃったんだろう、と思った。

 パブロ・ピカソの絵はドメニカがあまり好んでいなかったらしく、結構売り払われてしまったらしい。
 勿体ないことである。
 それでも売り払われなかった絵たちは購入したポール・ギョームの先見性を証明しているといった説明板があって、そういうものかしらと思ったりもした。
 そういう説明があると、逆に、この企画展を企画した人は、ドメニカがあんまり好きじゃないのかしらとも思えてくる。好き嫌いというよりは「評価するかしないか」ということなのかも知れない。

 ポール・ギョームの肖像も色々な画家が描いていて、モディリアニが描いた肖像は20代の頃のギョームだと説明があったにも関わらず、どう見ても50歳になるくらいのおじさんに見えて、可笑しかった。
 多分、若い頃から老けていて、そのうち実年齢が外見を追い越していくタイプの人だったんだろうなぁと思う。

 ポール・ギョームの肖像といえば、アンドレ・ドランの描いた「アルルカンとピエロ」という絵の説明板に「ピエロのモデルはポール・ギョームと書いてあったけれど、私には描かれた二人のうちどちらがピエロなのか、どちらがポール・ギョームなのか、判別ができなかった。
 ピエロとアルルカンの違いは何なのか。
 写真も肖像画も何枚も見て来ているのに、「どっちがポール・ギョームをモデルにしているか」という意味でも区別ができなかった。
 この辺りが、私の顔覚えの悪さに繋がるんだわと一人で納得した。

 ポール・ギョームはドランを気に入っていたらしく、自宅の壁の一部をドランの絵で埋めていたらしい。
 そのうちの何枚か(私が確認できたのは3枚)を、自宅の壁と同じ配置で展示し、その向かい側にポール・ギョームの自宅の一室の写真を展示しているのが面白い試みだと思った。
 この美術展では、ポール・ギョームの自宅内部を復元したドールハウス(ドールなし)も展示されていて、それもなかなか楽しい。
 こういう美術館(とりあえず思い浮かぶのは、イザベラ・ステュワート・ガードナー美術館である)に行ってみたいなぁと思う。

 マリー・ローランサンの絵は、私にとってはイラストに近い。
 シャネルの肖像画がブルーを基調にしていて、ちょっと寂しげな色使いで、でもなかなか可愛らしかった。
 しかし、ドランの描いたドメニカの絵が「岩下志麻さんだ!」と思ったくらい強気な女性に描かれているのに比べて、マリー・ローランサンの描くドメニカはピンクを基調にさらに可愛らしく描かれていたから、マリー・ローランサンは何でも可愛く描いちゃう人だったのかも知れないと勝手なことを考えた。

 ユトリロの作品の中に、ノートルダム大聖堂を描いた絵があって、今は本物はないんだよなぁとしみじみと見入ってしまった。
 そういえば、ノートルダム大聖堂の再建は今どういう状況になっていただろうか。
 美術展に寄付を受付する場所があれば、結構、集まったのじゃないかしらとこれまた勝手なことを考えたりした。
 できれば、元の姿に戻す形で再建されるといいなぁと思う。ただ、骨格部分は木造だったとニュースで見たような記憶もあり、耐震や耐火のことを考えると「完全に元に」戻すのは難しだろうなとも思う。

 1時間以上かけてゆっくり堪能した。
 久々に美術展に出かけて、やっぱり、たまには美術展にも行こうと思った。

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2019.11.24

「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~ 」を見る

「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~ 」
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 多部未華子/瀬戸康史/音尾琢真/大倉孝二
    村川絵梨/谷川昭一朗/武谷公雄/吉増裕士
    菊池明明/伊与勢我無/犬山イヌコ/緒川たまき
    渡辺いっけい/麻実れい
観劇日 2019年11月23日(土曜日)午後6時30分開演
劇場 KAAT 神奈川芸術劇場
上演時間 3時間40分(15分の休憩あり)
料金 9500円

 初めて行った神奈川芸術劇場は、なかなか見やすい劇場だった。
 ロビーではパンフレットが販売されていた。戯曲も販売予定のようだ。

 ネタバレありの感想は以下に。

 KAAT 神奈川芸術劇場の公式Webサイト内、「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~ 」のページはこちら。

続きを読む "「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~ 」を見る"

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2019.11.23

「泣くロミオと怒るジュリエット」の抽選予約に申し込む

「泣くロミオと怒るジュリエット」シアターコクーン・オンレパートリー2020
作・演出 鄭義信
出演 桐山照史/柄本時生/橋本淳/元木聖也
    高橋努/岡田義徳/朴勝哲/みのすけ
    福田転球/八嶋智人/段田安則
    岩男海史/白石惇也/鈴木幸二/砂原一輝
    西村聡/平岡亮/ふじおあつや
    水谷悟/宗綱弟/ワタナベケイスケ
2020年2月8日~3月4日 シアターコクーン
料金 S席 10800円 A席 8500円 コクーンシート 5500円

 オールメイルのシェイクスピアで、しかもロミオは泣き、ジュリエットは怒るらしい。
 見てみたい。

 抽選予約に申し込んだ。

 シアターコクーンの公式Webサイト内、「泣くロミオと怒るジュリエット」のページはこちら。

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2019.11.17

「Q:A Night At The Kabuki」を見る

野田地図「Q:A Night At The Kabuki」
作・演出 野田秀樹
音楽 Queen
出演 松たか子/上川隆也/広瀬すず/志尊淳
    橋本さとし/小松和重/伊勢佳世/羽野晶紀
    野田秀樹/竹中直人 外
観劇日 2019年11月16日(土曜日)午後2時開演
劇場 東京芸術劇場プレイハウス
上演時間 3時間(15分の休憩あり)
料金 12000円 

 ロビーでは、パンフレットやトートバッグが販売されていた。
 また、舞台セットの模型があって、写真撮影コーナーになっていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 「「Q:A Night At The Kabuki」の公式Webサイトはこちら。

続きを読む "「Q:A Night At The Kabuki」を見る"

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2019.11.10

「ハケンアニメ!」を見る

「ハケンアニメ!」
原作 辻村深月
脚本・演出 G2
出演 大場美奈/小越勇輝/市川しんぺー
    三上市朗/菅原永二/町田マリー
    幸田尚子/山内圭哉/小須田康人
観劇日 2019年11月9日(土曜日)午後1時30分開演
劇場 紀伊國屋ホール
上演時間 2時間15分
料金 7500円 

 ロビーではパンフレット等が販売されていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 「ハケンアニメ!」の公式Webサイトはこちら。

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2019.11.05

「天保十二年のシェイクスピア」の抽選予約に申し込む

彩絢爛豪華 祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」
作 井上ひさし
演出 藤田俊太郎
音楽 宮川彬良
出演 高橋一生/浦井健治/唯月ふうか/辻萬長
    樹里咲穂/土井ケイト/阿部裕/玉置孝匡
    章平/木内健人/熊谷彩春/梅沢昌代/木場勝己 他
2020年2月8日~2月29日 日生劇場
料金 S席 13500円 A席 9500円 B席 4500円

 この「彩絢爛豪華 祝祭音楽劇」という書き方が、何というか無駄に派手な感じがして今ひとつ好みではない。
 しかし、久々に「天保十二年のシェイクスピア」が見られるのなら、ぜひ見たい。

 抽選予約に申し込んだ。

 東宝の公式Webサイト内、「天保十二年のシェイクスピア」のページはこちら。

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2019.11.04

「終わりのない 」を見る

「終わりのない 」
原作 ホメロス「オデュッセイア」
脚本・演出 前川知大
出演 山田裕貴/安井順平/浜田信也/盛隆二
    森下創/大窪人衛/奈緒/清水葉月
    村岡希美/仲村トオル
観劇日 2019年11月3日(土曜日)午後2時開演
劇場 世田谷パブリックシアター
上演時間 2時間
料金 7500円 

 ロビーではパンフレット等が販売されていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 世田谷パブリックシアターの公式Webサイト内、「終わりのない 」のページはこちら。

続きを読む "「終わりのない 」を見る"

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2019.11.03

「相対的浮世絵」を見る

「相対的浮世絵」
脚本 土田英生
演出 青木豪
出演 山本亮太/伊礼彼方/ 石田明/ 玉置玲央/ 山西惇
観劇日 2019年11月1日(土曜日)午後1時開演
劇場 本多劇場
上演時間 1時間50分
料金 8000円

 ロビーではパンフレットが販売されていた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 cubeの公式Webサイト内、「相対的浮世絵」のページはこちら。

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2019.11.02

1240000アクセス達成!

 昨日(2019年11月1日)、どなたかが1240000アクセス目を踏んでくださった。
 これまでの経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
200000アクセス 2010年4月26日
300000アクセス 2011年10月25日
400000アクセス 2012年12月6日
500000アクセス 2013年9月11日
600000アクセス 2014年3月20日
700000アクセス 2014年9月29日
800000アクセス 2015年6月29日
900000アクセス 2016年3月29日
1000000アクセス 2017年2月17日
1100000アクセス 2018年1月28日
1200000アクセス 2019年4月1日

1210000アクセス 2019年6月6日
1220000アクセス 2019年7月22日
1230000アクセス 2019年9月10日
1240000アクセス 2019年11月1日

 今年4月に職場が替わってから心身共に「何となく不調」な感じが続いていて、観劇ペースが落ちてしまっています。悔しい。
 それでもこうしてブログを続けていられるのは、遊びに来て、読んでくださる方のおかげです。
 ありがとうございます。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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