« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »

2020.04.30

「天空の城ラピュタ」のDVDを見る

「天空の城ラピュタ」
監督 宮崎駿
声の出演 田中真弓/横沢啓子/初井言榮/寺田農
    常田富士雄/永井一郎/糸博/鷲尾真知子 他
日本映画
1986年劇場公開

 祝日の昨日、時間が有り余っているような気がしてしまい(実際は、多分、やろうとすれば色々とやるべきことがあると思われる)、昼日中、自作した適当サングリアを飲みつつ、「天空の城ラピュタ」を見た。
 先週に見た「紅の豚」より、6年も前に公開されていたことが意外である。

 いつか分からない時代のどこか分からない国で、空から降ってきたシータを受け止めたことから、亡くなった父が「見た」というラピュタを探していたパズーの人生の物語が動き始める。

 二人が、一度は飛行石を狙ってきた海賊たちの協力を得て、「ラピュタ王の末裔」であるシータと彼女の持つ飛行石のペンダントを執拗に付け狙うムスカという男と対決する物語である。

 こう書くとかなりファンタジーな感じがするし、実際そういう映画だという記憶だったけれど、改めて見てみたら随分ときな臭い内容だったことに驚いた。
 シータを付け狙うムスカは軍の大佐で、軍事力を使いまくるし、戦車や飛行戦艦も登場するし、戦闘シーンもかなりの長さが割かれている。
 ラピュタも、進みすぎた文明を制御できなくなって放棄された空中都市という位置づけだ。
 ムスカは「自分(とシータ)は選ばれた人間だ」という嫌な感じを出しまくっている。

 何というか、意外と負の要素が多い。
 そこを、パズーとシータというキャラと二人の関係性、ドーラという海賊の親分の酸いも甘いもかみ分けた感じのキャラ、手の込んだ風景の描写と空の描写、何より久石譲の美しい音楽とでくるみこんで、見終わってしばらく経ったときの感想を柔らかなものにしているのだと思う。
 でも、伝えたいところは、そのくるみこんだその中にあるんだよ、芯をしっかり捉えてくれたまえよ、という感じ。

 とか何とか言いつつ、パズーを応援しつつのんびり見た。

| | コメント (2)

2020.04.29

「コメンテーターズ」公演中止

 ラッパ屋の公式Webサイトによると、

***** *****

 新型コロナウイルスに関連して7都府県を対象に「緊急事態宣言」が発令されました。
 これを受けてラッパ屋は、4月22日から29日まで紀伊國屋ホールでの上演を予定していた「コメンテーターズ」の公演を中止します。
 楽しみにしてくれていた皆さん、ほんとうにごめんなさい。

***** *****

 とのこと。

 楽しみにしていたので、とても、とても、残念である。

 ラッパ屋の公式Webサイトには、併せて、チケット代分のカンパのお願いも掲載されている。

| | コメント (2)

2020.04.25

「桜の園」公演中止

 シス・カンパニーの公式Webサイト内、「桜の園」のページにあった「お知らせ」によると、

***** *****

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が、4月7日(火)にも発せられる方針が本日表明されました。
 その重要性を鑑みて、やむなく舞台「桜の園」4月29日(水・祝)までの全公演を中止させていただく結論となりました。
 長い稽古期間を経て積み重ねてきた成果を、一度も皆様にご覧いただけないことは、私どもにとっても、大変残念で苦しいことですが、このような決断をさせていただきました。
 ご観劇を楽しみにお待ちいただきました皆様には、多大なるご迷惑をおかけすることとなり、誠に遺憾ではございますが、ご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
 キャスト・スタッフ一同、これまでの皆様の温かいご声援に心より感謝申し上げます。

***** *****

 とのこと。

 楽しみにしていたので、とても、とても、残念である。

| | コメント (0)

2020.04.22

「アンナ・カレーニナ」の抽選予約に申し込む

「アンナ・カレーニナ」
原作 レフ・トルストイ
上演台本・演出 フィリップ・ブリーン
翻訳 木内宏昌
出演 宮沢りえ/宮沢氷魚/白洲迅/川島海荷
    西尾まり/片岡正二郎/深見由真/金子岳憲
    井上夏葉/高間智子/富沢亜古/真那胡敬二
    山本龍二/大空ゆうひ/吹越満/段田安則
2020年8月7日~9月3日 シアターコクーン
料金 S席 11000円 A席 8500円 コクーンシート 5500円

 原作を読むことはこの先ないだろうし、余計に舞台で見ておきたい。
 抽選予約に申し込んだ。

 Bunkamuraの公式Webサイト内、「アンナ・カレーニナ」のページはこちら。

| | コメント (2)

2020.04.19

「アルキメデスの大戦」の抽選予約に申し込む

「アルキメデスの大戦」
作 古川健
演出 日澤雄介
出演 鈴木拡樹/宮崎秋人/福本莉子
    中村太郎/岡本篤/奥田達士
    小須田康人/神保悟志/岡田浩暉
2020年6月30日~7月16日 シアタークリエ
料金 9200円

 原作の漫画も、最近公開されたらしい映画も、両方とも知らないけれど、何だか面白そうである。
 抽選予約に申し込んだ。

 東宝の公式Webサイト内、「アルキメデスの大戦」のページはこちら。

| | コメント (2)

2020.04.18

「人間合格」のチケットを予約する

こまつ座第133回公演「人間合格」
作 井上ひさし
演出 鵜山仁
出演 青柳翔/塚原大助/伊達暁
    益城宏/北川理恵/栗田桃子
2020年7月6日~7月23日 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
料金 8800円

 「人間合格」はまだ見たことがない、ような気がする。
 7月に公演が行われることを、公演が行われるようになっていることを祈りつつ、チケットを予約した。

 こまつ座の公式Webサイト内、「人間合格」のページはこちら。

| | コメント (0)

2020.04.12

「紅の豚」のDVDを見る

「紅の豚」
監督 宮崎駿
声の出演 森山周一郎/加藤登紀子/桂三枝/上条恒彦
    岡村明美/大塚明夫/関弘子 他
日本映画
1992年劇場公開

 久々にDVDを見てみようと思い立ち、「紅の豚」を見た。
 かなり久しぶりで、でも、意外とストーリーや登場人物の台詞を覚えていて、楽しかった。

 1920年代のイタリアやアドリア海を舞台に、元はイタリア空軍のパイロットで、今は豚になって飛行艇を駆使して用心棒稼業で暮らしているポルコ・ロッソが主人公の物語である。

 エンタメ上等! という印象が強くあったところ、今回見てみたら、意外と「主張」がストレートに語られていて驚いた。

 けれど、このアニメの要諦は、ポルコ・ロッソではなく、マダム・ジーナ(演じているのは加藤登紀子である)の歌声と、空賊達に囲まれて啖呵を切った後のフィオの「身体が震えてきた」「怖かった」と少女の顔を見せるシーンにあると思う。

 ラストシーンは、ポルコ・ロッソとそのライバルであるカーチスが、フィオとポルコ・ロッソが払うべきフィオの工房への飛行艇修理代金とを争った後、そこへ乗り込んできたイタリア空軍を攪乱すべく飛び立った、その数年後のフィオの述懐である。
 数年後の、フィオとジーナ、ポルコ・ロッソの姿が画面に登場することはない。

 やっぱり楽しい。
 そして、久しぶりに見返すと色々な発見があって楽しい。
 他の宮崎駿作品も見返してみようと思った。

| | コメント (0)

2020.04.11

「新 陽だまりの樹」公演中止

 「新 陽だまりの樹」の公式Webサイトにあった「お知らせ」によると、

***** *****

 この度、新型コロナウイルスの感染拡大の状況及び大型イベントの自粛要請を受け、舞台「新 陽だまりの樹」の全公演を中止させて頂く事になりました。 公演を楽しみにお待ちいただいたお客様には大変申し訳なく、改めて深くお詫び申し上げます。

***** *****

 とのこと。

 楽しみにしていたので、とても、とても、残念である。

| | コメント (0)

2020.04.02

1270000アクセス達成!

 2020年3月31日、どなたかが1270000アクセス目を踏んでくださった。
 これまでの経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
100000アクセス 2008年1月20日
200000アクセス 2010年4月26日
300000アクセス 2011年10月25日
400000アクセス 2012年12月6日
500000アクセス 2013年9月11日
600000アクセス 2014年3月20日
700000アクセス 2014年9月29日
800000アクセス 2015年6月29日
900000アクセス 2016年3月29日
1000000アクセス 2017年2月17日
1100000アクセス 2018年1月28日
1200000アクセス 2019年4月1日

1210000アクセス 2019年6月6日
1220000アクセス 2019年7月22日
1230000アクセス 2019年9月10日
1240000アクセス 2019年11月1日
1250000アクセス 2019年12月18日

1260000アクセス 2020年2月4日
1270000アクセス 2020年3月31日

 新型コロナウイルス感染症対策で上演中止になる公演が相次いでいます。
 また、週末の観劇を楽しみに日々を過ごせるようになりますように。

| | コメント (0)

« 2020年3月 | トップページ | 2020年5月 »