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2021.12.30

2021年の5本を選ぶ

 2021年の観劇は12月16日の「仇花に水やり」で幕を閉じた。

 今年見たお芝居は25本だ。今、数えてみるまで昨年より(わずか1本とはいえ)少ないとは思ってもみなかった。ショックだ。
 「1回も劇場に行かなかった月」が5月しかなかったし、劇場でも新型コロナウイルス感染症を前提とした取組みが自然な感じになりつつあるように感じていたし、昨年よりも「例年通り」に近づけたつもりでいた。

 昨年に引き続き、今年も「5本を選ぶ」のではなく、2021年に上演された芝居、私が観劇できた芝居すべてに感謝の気持ちを込めて、私が観劇した全25本をここに記載する。

「ザ・空気 ver.3」@東京芸術劇場シアターイースト 2021.1.20
「イキウメの金輪町コレクション 乙」@東京芸術劇場シアターウエスト 2021.2.12
「藪原検校」@パルコ劇場 2021.2.19
「アユタヤ」@あうるすぽっと 2021.3.5
「画狂人北斎 令和3年版」@新国立劇場小劇場 2021.3.9
「ほんとうのハウンド警部」@シアターコクーン 2021.3.17
「カメレオンズ・リップ」@シアター1010 2021.4.2
「外の道」@シアタートラム 2021.6.2
「アカシアの雨が降る時」@六本木トリコロールシアター 2021.6.4
「キネマの天地」@新国立劇場小劇場 2021.6.18
「首切り王子と愚かな女」@パルコ劇場 2021.7.1
「フェイクスピア」@東京芸術劇場プレイハウス 2021.7.9
「日本の歴史」@新国立劇場中劇場 2021.7.15
「君子無朋 ~中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝~」@東京芸術劇場シアターウエスト 2021.7.22
「コメンテーターズ」紀伊國屋ホール 2021.7.25
「ウェンディ&ピーターパン」@オーチャードホール 2021.8.19
「ショーマスとゴーオン」@本多劇場 2021.9.10
「狐晴明九尾狩」@赤坂ACTシアター 2021.10.14
「ジュリアス・シーザー」@パルコ劇場 2021.10.26
「ザ・ドクター」@パルコ劇場 2021.11.5
「パ・ラパパンパン」@シアターコクーン 2021.11.12
「鴎外の怪談」@東京芸術劇場シアターウエスト 2021.11.18
「叔母との旅」@サンシャイン劇場 2021.11.22
「イモンドの勝負」@本多劇場 2021.12.8
「仇花に水やり」@ザ・スズナリ 2021.12.16

 すべて書き出してみると、我ながら意外なラインアップである。
 こまつ座の芝居を1本も見ていない、というのが何より意外だ。「藪原検校」と「キネマの天地」は、井上ひさし作ではあるけれど、こまつ座の舞台ではなかった。
 あと、東京芸術劇場率が高いような

 2022年はもっとたくさん劇場に通い、もっとたくさんの舞台に出会えますように。

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2021.12.26

「ザ・フィンランドデザイン展」に行く

 2021年12月24日、Bunkamura ザ・ミュージアムで2021年12月7日から2022年1月30日まで開催されているザ・フィンランドデザイン展に行って来た。
 土日祝日は時間指定の予約制を採用しているが、平日はそういった制限はない。金曜日の午後3時頃という時刻だったせいか、場内はゆったりしていて、マイペースでゆっくり見ることができた。

 フィンランドの50人前後のアーティストの作品が、1890年台のアアルトに始まって年代順に展示されている、いってみればシンプルな美術展である。
 その「デザイン」の範囲は幅広く、ガラス製品、陶磁器、家具、ファブリック、テーブルクロス、ドレス、ラグ、おもちゃまである。

 「イッタラ」「アラビア」「マリメッコ」とメーカー名は知っていても、それぞれで活躍してきたデザイナーの名前は全然知らないし、その存在を考えたこともなかったよ、と思いながら見る。
 デザイナーの一人一人(全員ではなかったかもしれない)の顔写真がその作品の近くに飾られ、デザイナー本人についての説明が作品の説明よりも長いくらいに丁寧に書かれている。面白い。

 スタッキングがしやすいように収納しやすいように考えられたガラスの食器や陶磁器の食器が並んでいる。
 ガラス製品では、大量生産のときにできやすい気泡が目立たないようにという点が工夫されているそうだ。その工夫がそのままデザインに直結している。
 また、結核患者が呼吸をしやすいように背もたれの角度を調節した木製の椅子があったりする。

 機能性を追求しつつ、あるいは、機能性を追求したからこそ、そのデザインは「洗練されている」という印象を強烈に残す。
 だからこそ、日常生活ではあまり聞くことのない、工業製品のデザイナーの名前がここまでしっかり残り、確認できるようになっているのかなと思う。

 一方で、花瓶などのガラス製品や「布」は、実用性や機能性よりも「自然を写す」ことの意識が強い作品が展示されていたように思う。
 北極圏にも入るフィンランドでは、夏はとことん日光を楽しみ野外を楽しむ。トーベ・ヤンソンが夏の休暇を過ごしているときに、家族(弟だったかも)が撮ったという写真は、開放感に溢れている。
 冬をテーマにした写真は、雪の結晶をアップで撮っていたりして、むしろ、内へ内へと入っていく感じがある。

 割とそういう「日常的に使うもの」である展示が多い中、ビーズで作られたシギのオブジェが面白かった。
 ビーズと陶器に文字盤が描かれた時計を組み合わせて、田んぼに立っていそうな鳥のオブジェが作られている。
 一般家庭には置けなさそうな大きさの置物で、これはある程度以上の広さがあるところに置いてこそ映えるんだろうなぁと思う。冬は家に押し込められてしまう北欧のおうちは、もしかしてこのオブジェを普通に置ける大きさのお宅が多いのだろうか。

 ムーミンの絵があったのも楽しかった。
 病院の壁に飾られた絵で、ムーミンと仲間たちが楽しげに階段を上がっているような絵だ。この絵を病院の階段の壁に置き、子供たちが絵を見ながら楽しく階段を上がって診察室に辿り着く、というものだという。
 どこまでも実用的な発想だ。
 同時に、何しろムーミンである。心楽しくなる工夫でもある。

 ところで、自分でも意外だったのは、ミュージアムショップで物欲がほぼ生じないことだった。
 食器や布製品など品数は少ないながら揃っていたのに、「これは欲しい!」というものが見つからなかった。
 フィンランド展だし、ミュージアムショップで爆買いしたくなったらどうしようと少しばかり心配していたところ、全く無用の心配に終わった。

 がつがつ見るのではなく、雰囲気や、フィンランドデザインに囲まれるという気分を味わう美術展だったと思う。
 ゆったり味わった。

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2021.12.25

「サヨウナラバ」のチケットを購入する

わ芝居 ~その弐「サヨウナラバ」
作・演出・出演 わかぎゑふ
出演 野田晋市/うえだひろし/松井千尋(以上リリパットアーミーII)
    山像かおり(西瓜糖)/森崎正弘(MousePiece-ree)
    谷畑聡(劇団AUN)/江戸川じゅん兵/是常祐美(シバイシマイ)
    武市佳久(花組芝居)/吉實祥汰/澤田紗菜(以上リリパットアーミーII)
2022年2月15日~2月20日 ザ・スズナリ
料金 5000円


 同じ芝居を、こちらの演劇バージョンと、狂言師の方々が演じる狂言バージョンと、2バージョンで上演するという企画の第2弾である。
 第1弾は見逃してしまった。
 両方見たいところだけれど、年明けの予定がなかなか立たないので、まずは演劇バージョンのチケットを購入した。


 玉造小劇店の公式Webサイト内、「サヨウナラバ」のページはこちら。

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2021.12.20

「奇蹟 miracle one-way ticket」の抽選予約に申し込む

シス・カンパニー公演「奇蹟 miracle one-way ticket」
作 北村想
演出 寺十吾
出演 井上芳雄/鈴木浩介/井上小百合
    岩男海史/瀧内公美/大谷亮介
2022年3月12日~4月10日 世田谷パブリックシアター
料金 S席 10000円 A席 8000円 B席 6000円


 何だかよく分からないけれど面白そうである。


 抽選予約に申し込んだ。


 シス・カンパニーの公式Webサイト内、「奇蹟 miracle one-way ticket」のページはこちら。

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2021.12.19

「ブラッド・ブラザーズ」のチケットを予約する

ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」
脚本・作詞・作曲 ウィリー・ラッセル
演出 吉田鋼太郎
出演 柿澤勇人/ウエンツ瑛士/木南晴夏/鈴木壮麻
    内田朝陽/伊礼彼方/一路真輝/堀内敬子
    家塚敦子/奥山寛/河合篤子/俵和也/安福毅作
2022年3月21日~4月3日 東京国際フォーラム ホールC
料金 S席 12500円 A席 7500円

 この布陣で吉田鋼太郎演出のミュージカルである。吉田鋼太郎が出演しないのは残念だけれども、ぜひ見たい。
 チケットを予約した。

 ホリプロの公式Webサイト内、「ブラッド・ブラザーズ」のページはこちら。

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2021.12.18

「腹黒弁天町」のチケットを予約する

パルコ・プロデュース2022「腹黒弁天町」
作 鈴木聡
演出 松村武
出演 福田悠太(ふぉ~ゆ~)/辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)
    伊勢佳世/伊藤純奈/木村靖司/土屋佑壱
    政岡泰志/長谷部洋子/亀岡孝洋/福久聡吾
    柳瀬芽美/スガ・オロペサ・チヅル/ピーターピーター
    中村まこと/久保酎吉
2022年2月4日~2月20日 紀伊國屋ホール
料金 9500円

 ラッパ屋で上演された芝居を、松村武演出で再演するそうだ。
 見てみたい。
 チケットを予約した。

 PARCO STAGEの公式Webサイト内、「腹黒弁天町」のページはこちら。

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2021.12.16

「徒花に水やり」を見る

千葉雅子×土田英生 舞台製作事業VOL.2「徒花に水やり」
作・演出 土田英生
出演 田中美里/桑原裕子/千葉雅子/土田英生/岩松 了
観劇日 2021年12月16日(木曜日) 午後2時開演
劇場 ザ・スズナリ
料金 4500円

 ロビーでの物販状況はチェックしそびれてしまった。
 ほぼ満席だったのではないだろうか。嬉しい。

 ネタバレありの感想は以下に。

 MONOの公式Webサイト内「徒花に水やり」のページはこちら。

続きを読む "「徒花に水やり」を見る"

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2021.12.12

1370000アクセス達成!

 ちょうど1週間前(2021年12月5日)、どなたかが1370000アクセス目を踏んでくださった。
 これまでの経過は以下のとおりである。

 開始 2005年1月8日
 10000アクセス 2005年5月17日
 50000アクセス 2006年7月23日
 100000アクセス 2008年1月20日
 200000アクセス 2010年4月26日
 300000アクセス 2011年10月25日
 400000アクセス 2012年12月6日
 500000アクセス 2013年9月11日
 600000アクセス 2014年3月20日
 700000アクセス 2014年9月29日
 800000アクセス 2015年6月29日
 900000アクセス 2016年3月29日
1000000アクセス 2017年2月17日
1100000アクセス 2018年1月28日
1200000アクセス 2019年4月1日
1300000アクセス 2020年10月22日

1310000アクセス 2020年12月8日
1320000アクセス 2021年2月4日
1330000アクセス 2021年3月29日
1340000アクセス 2021年5月23日
1350000アクセス 2021年7月27日

1360000アクセス 2021年10月6日
1370000アクセス 2021年12月5日

 なかなか以前のようにとは行きませんが、少しずつ観劇を再開しています。
 もう、劇場で舞台を見られることが単純に嬉しい。そして、楽しいです。

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2021.12.08

「イモンドの勝負」を見る

ナイロン100℃「イモンドの勝負」
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 大倉孝二/みのすけ/犬山イヌコ/三宅弘城
    峯村リエ/松永玲子/長田奈麻/廣川三憲
    喜安浩平/吉増裕士/猪俣三四郎/赤堀雅秋
    山内圭哉/池谷のぶえ
観劇日 2021年12月8日(水曜日) 午後1時開演
劇場 本多劇場
料金 7600円

 ロビーでは、パンフレットのほか公演DVDの先行予約も行われていた。
 劇場での感染対策はもはや通常のことになりつつある。

 ネタバレありの感想は以下に。

 ナイロン100℃の公式Webサイト内「イモンドの勝負」のページはこちら。

続きを読む "「イモンドの勝負」を見る"

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