2022.07.10

「風の谷のナウシカ」を見る

七月大歌舞伎「風の谷のナウシカ(かぜのたにのなうしか)上の巻―白き魔女の戦記―」
原作 宮崎駿 
脚本 丹羽圭子/戸部和久
演出 G2/尾上菊之助/尾上菊之丞
振付 尾上菊之丞
観劇日 2022年7月9日(土曜日) 午後6時30分開演
劇場 歌舞伎座
料金 16000円
上演時間 2時間40分 (30分の休憩あり)

 ふと気がついたら、観劇は1ヶ月ぶりだった。

 歌舞伎座は現在、2席販売して1席は使用せず、次の2席を販売して1席は使用しない、という感じでチケットを売っているようだった。
 これはチケットを1枚購入したときも同じで、私の場合も、左隣は空席、右隣は知らない人が座っていた。一人で観劇に行けば両隣は知らない人だから、特にどうということはない。

 また、客席及びロビーでの飲食は(水分補給を除き)禁止されている。
 30分の休憩時間はそしたらいらないだろうと思ったけれど、歌舞伎座内には食事処があり、事前予約すればそちらで食事を摂ることはできる。また、予約不要のカフェもあったと思う。
 私は開演前に早めの夕食をいただき、30分の休憩は持て余すかなと思ったけれど、購入した筋書きを読んだり、売店でナウシカグッズを見たりしていたらあっという間だった。

 ネタバレありの感想は以下に。

 歌舞伎美人のサイト内、七月大歌舞伎のページはこちら。

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2022.07.02

「風の谷のナウシカ」のチケットを購入する

七月大歌舞伎「風の谷のナウシカ(かぜのたにのなうしか)上の巻―白き魔女の戦記―」
原作 宮崎駿 
脚本 丹羽圭子/戸部和久
演出 G2/尾上菊之助/尾上菊之丞
振付 尾上菊之丞
2022年7月4日~7月31日 歌舞伎座
料金 1階桟敷席 17000円 一等席 16000円 二等席 12000円 3階A席 5500円 3階B席 3500円

 少し迷っていて、気がついたら初日間近になっていた。
 やはり見たい。

 チケットを購入した。

 歌舞伎美人のサイト内、七月大歌舞伎のページはこちら。

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2019.12.21

「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」を見る

「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」
原作 漫画 宮崎駿
脚本 丹羽圭子/戸部和久
演出 G2
出演 尾上菊之助/中村七之助/尾上松也/中村歌昇
    坂東巳之助/尾上右近/中村種之助/中村米吉
    中村吉之丞/市村橘太郎/嵐橘三郎/片岡亀蔵
    河原崎権十郎/市村萬次郎/中村錦之助/中村又五郎
    中村歌六 ほか
観劇日 2019年12月20日(金曜日)午前11時開演/午後4時30分開演
劇場 新橋演舞場
上演時間 3時間35分(35分・20分の休憩あり)
     4時間10分(35分・20分・10分の休憩あり)
料金 各17000円

 劇場には「一部、演出を変更して上演します」の張り紙があった。
 グッズも販売されていて、「風の谷のナウシカ」のグッズはほとんど作られていないと聞いたことがあったような記憶があったので、ちょっと驚いた。

 ネタバレありの感想は以下に。

 「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」の公式Webサイトはこちら。

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2019.10.15

「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」のチケットを予約する

「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」
原作 漫画 宮崎駿
脚本 丹羽圭子/戸部和久
演出 G2
出演 尾上菊之助/中村七之助/尾上松也/中村歌昇
    坂東巳之助/尾上右近/中村種之助/中村米吉
    中村吉之丞/市村橘太郎/嵐橘三郎/片岡亀蔵
    河原崎権十郎/市村萬次郎/中村錦之助/中村又五郎
    中村歌六 ほか
2019年12月6日~12月25日 新橋演舞場
料金 1等席 17000円 2等A席 10000円 2等B席 6500円 3階A席 6500円 3階B席 3000円 桟敷席 18000円

 なかなかチケットが取れなくて、何とか(平日だけれども)通しでチケットを確保することができた。

 「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」の公式Webサイトはこちら。

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2018.08.12

「NARUTO-ナルト-」を見る

新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」
原案・原作 岸本斉史
劇作・脚本・演出 G2
出演 坂東巳之助/中村隼人 /市川笑也/市川笑三郎
    中村梅丸/市瀬秀和/嘉島典俊/市川猿弥
    市川猿之助 ほか
観劇日 2018年8月11日(土曜日)午後4時30分開演
劇場 新橋演舞場
上演時間 4時間10分(30分、25分の休憩あり)
料金 14500円
 
 ネタバレありの感想は以下に。

 「NARUTO-ナルト-」の公式Webサイトはこちら。

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2018.06.04

「NARUTO-ナルト-」の抽選予約に申し込む

新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」
原案・原作 岸本斉史
劇作・脚本・演出 G2
出演 坂東巳之助/中村隼人 /市川笑也/市川笑三郎
    中村梅丸/市瀬秀和/嘉島典俊/市川猿弥
    片岡愛之助/市川猿之助
2018年8月4日~8月27日 新橋演舞場
料金 S席 10000円
 
 迷いつつも、こういう舞台設定はかなり魅力的だと思う。
 抽選予約に申し込んだ。

 「NARUTO-ナルト-」の公式Webサイトはこちら。

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2018.01.23

「初春大歌舞伎」夜の部を見る

歌舞伎座百三十年 壽 初春大歌舞伎 夜の部
双蝶々曲輪日記 芝翫/七之助/宗之助/錦吾/愛之助
襲名披露 口上 二代目松本白鸚/十代目松本幸四郎/八代目市川染五郎
歌舞伎十八番の内 勧進帳 幸四郎/染五郎/鴈治郎/芝翫
    愛之助/歌六/吉右衛門
相生獅子 扇雀/孝太郎
三人形 雀右衛門/鴈治郎/又五郎
観劇日 2018年1月21日(日曜日)午後4時30分開演
劇場 歌舞伎座
上演時間 4時間20分(25分、30分、15分の休憩あり)
料金 20000円

 知り合いのお姉様に声をかけていただいて、高麗屋三代同時襲名の口上を見ることができた。

 歌舞伎の公式Webサイト内、「歌舞伎座百三十年 壽 初春大歌舞伎 夜の部」のページはこちら。

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2017.11.26

「ワンピース」を見る

スーパー歌舞伎II「ワンピース」
原作 尾田栄一郎
脚本・演出 横内謙介
演出 市川猿之助
出演 尾上右近/市川右團次/坂東巳之助/中村隼人
    坂東新悟/市川寿猿/市川右近/市川弘太郎
    坂東竹三郎/市川笑三郎/市川猿弥/市川笑也 
    市川男女蔵/市川門之助
    平岳大/嘉島典俊/浅野和之  ほか
観劇日 2017年11月23日(木曜日)午後4時30分開演
劇場 新橋演舞場
料金 14500円
上演時間 4時間10分(30分、25分の休憩あり)

 市川猿之助が左腕を負傷し、休演中の「ワンピース」を見た。
 ネタバレありの感想は以下に。

 歌舞伎美人のサイト内、「ワンピース」 のページはこちら。

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2017.05.21

「氷艶 hyoen2017 ―破沙羅―」を見る

「氷艶 hyoen2017 ―破沙羅―」
出演 市川染五郎/髙橋大輔/荒川静香/市川笑也
    澤村宗之助/大谷廣太郎/中村亀鶴/鈴木明子
    織田信成/浅田舞/村上佳菜子/大島淳
    鈴木誠一/蝦名秀太/佐々木彰生/中村蝶紫
    澤村國矢/片岡松十郎/中村かなめ
公演日 2017年5月21日(日曜日)午後0時開演
劇場 代々木体育館 南1階Gブロック
上演時間 3時間(30分の休憩あり)
料金 18000円

 「氷艶 hyoen2017 ―破沙羅―」の公式WEBサイトはこちら。

 染五郎さんファンのお姉様に誘っていただき、「氷艶 hyoen2017 ―破沙羅―」に行って来た。
 開場が開演1時間前で、それより少し前に到着すると入場待ちの列が出来ていた。これって東京オリンピックのときはどうするんだろうね、と何故か二人で真剣に心配してしまった。
 気温30度で日陰もないところで立ったまま待つのは、僅かの時間でも辛い。

 グッズ売場は控えめで、パンフレット、ポストカード、クリアファイルというラインアップだった。
 会場の内と外にグッズ売場が設置されていた。それほど混雑はしていなかったと思う。
 写真撮影は禁止だけれど、客席での飲食は特に禁止とは明示されていなかった。やはり、歌舞伎では客席での飲食が一般的なことだからだろうか。

 1階スタンド席は、上が長袖Tシャツの上にアクリル素材のストール、下はストッキングに登山用パンツ、さらにシャカシャカした素材のパンツを重ねた。最初は平気でも見ているうちに腿の辺りが冷えてきた感じがして、これでちょうど良い。
 椅子はプラスチックで固いので、アウトドア用のクッションを持参して敷いていた。これは必携だと思う。

 「氷艶」の物語は、荒川静香演じる女神が少年に見せる夢物語という枠組みになっている。
 神話の時代、織田信成演じる瓊瓊杵尊は浅田舞演じる木花開耶姫と恋に落ち、駆け落ちしてしまう。木花開耶姫とともに瓊瓊杵尊に嫁いだのに置き去りにされた市川笑也演じる岩長姫は二人に復讐しようと、市川染五郎演じる歌舞伎の世界の大敵役の仁木弾正を呼び出す。瓊瓊杵尊の家来の猿田彦は、悪を倒して二人を助ける為に、歌舞伎の世界の英雄である高橋大輔演じる源義経を呼び出し、この善悪のキャラが対決する、というお話だ。

 ストーリーはと聞かれれば、大枠、こういう感じになると思う。
 でも、実際のところ、ストーリーはあまり関係ないのかなという感じがする。歌舞伎とアイスショーとどちらに近いかと聞かれれば、それはアイスショーに近い印象だ。
 フィギュアスケートの見せ方として、ストーリーのあるショーに仕立てました、ストーリーには歌舞伎のエッセンスを取り入れました、という感じだ。
 歌舞伎では、善悪の主役級のキャラが同じ舞台に立つことはないそうだけれど、歌舞伎に全く詳しくない私からすると「だから?」という感じにどうしてもなってしまう。掟破りをしているという売り文句は、掟を熟知している観客に対してのみ「売り」として機能すると思う。

 出演しているフィギュアスケーターは、やはり皆芝居っ気のあるスケーターで、立ち姿やポーズが決まっているし、成りきっている感じがある。もちろん、身体を使った感情表現が豊かだ。見栄を切ったり、刀を持って立ち回りをしたり、楽しんで演じている様子が伝わって来るのが良い。
 高橋大輔は、スケート靴なしで、氷上に作られた舞台の上で踊っていて、それも格好良かった。これまた日舞の素養のない私にはよく判らなかったけれど、一緒に行ったお姉様によると「すり足なんかも上手かった」という話だ。

 ストーリーを運んでいるのは歌舞伎役者の方々で、そもそも台詞はほぼ歌舞伎役者さんたちが語っていたし、お話の進行はナレーションで流されていることがほとんどだった。
 笑也さんはずっとスケート靴で通していたと思うけれど、他の役者さん達は、スケート靴を履いたり履かなかったりだったと思う。スケート靴ではないとき、危なげなく靴で氷上を歩いたり走ったり立ち止まったり戦ったりしていて、オペラグラスでじーっと見てみたら、靴底に鋲がたくさん打ってあるスパイクのような靴を履いていた。なるほど、氷上で滑らないためにはそれくらいしないとだめなんだなと思う。

 見終わってから思い出したところ、そういえば染五郎さんは何年も前にドラマでアイスホッケー選手の役を演じていたと思う。
 そこから「氷上で歌舞伎を上演する」「フィギュアスケーターとコラボレーション」という発想が生まれたのかしらと思ったりした。

 スペクタクルとしてかなり贅沢な舞台で、氷上と奥に設置したスクリーン(というかカーテン)を使ってプロジェクションマッピングのようにしていたし、宙乗りはそれこそ何回も何回も披露された。
 衣裳も派手だったし、音楽はBGMの他、和太鼓のDRUM TAOが生出演していた。
 豪華というなら、これだけのフィギュアスケーターが揃い踏みしていること自体が、豪華以外の何ものでもない。この豪華さと準備期間で、公演が僅か3日間なのだから、その贅沢さといったらない。
 後半は殺陣も惜しみなく披露されて、スケートで滑る人と靴で走る人とが入り交じった状態での殺陣は時々ひやっとしたけれど、やはりスピード感が違う。迫力である。

 歌舞伎でもアイスショーでもないエンターテインメントだったと思う。
 思わず拍手するシーンもたくさんあって、結構楽しんだ。

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2017.02.12

「江戸歌舞伎三百九十年 猿若祭二月大歌舞伎 夜の部」を見る

江戸歌舞伎三百九十年 猿若祭二月大歌舞伎 夜の部
一、門出二人桃太郎 三代目中村勘太郎 二代目中村長三郎 初舞台
    初舞台勘太郎/初舞台長三郎
    時蔵/芝翫/勘九郎/七之助
    染五郎/松緑/菊之助/児太郎
    橋之助/福之助/錦吾/亀蔵
    彌十郎/雀右衛門/魁春/梅玉/菊五郎
二、絵本太功記
    芝翫/魁春/錦之助/橋之助
    孝太郎/鴈治郎/秀太郎
三、梅ごよみ
    染五郎/菊之助/勘九郎/萬太郎
    児太郎/吉之丞/歌女之丞/松之助
    橘三郎/亀鶴/歌六
観劇日 2017年2月11日(土曜日)午後4時30分開演
劇場 歌舞伎座 1階14列26番
上演時間 4時間20分(25分、30分、5分の休憩あり)
料金 18000円

 知り合いのお姉様に声をかけていただいて、こけら落とし公演以来となる歌舞伎座に行って来た。
 中村勘九郎の長男そして次男の二人の初舞台である。

 歌舞伎の公式Webサイト内、「江戸歌舞伎三百九十年 猿若祭二月大歌舞伎」のページはこちら。

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