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2005.05.13

ケニア旅行記3日目

2003年9月15日(月曜日)

 毎日夕方に、その日の夕食から翌日の出発までの予定を書いたメモを添乗員さんが手渡してくれる。
 前日にもらったメモによると朝食は6時45分から食べることができ、バゲージダウンが7時15分である。6時50分くらいに、スーツケースを部屋の外に出してから朝食を食べに行く。
 朝食もビュッフェでかなりボリュームがある。並んでいる中から好きな具を選んでオムレツを焼いてもらうコーナーがあったのでチャレンジした。やけに白い卵で、さっぱりしていて美味しい。

 8時にアンボセリ国立公園に向けて出発した。今日は2号車で、男性二人組(兄弟だと判明)と女性二人組(友人同士だと判明)、そして私の5人という組み合わせである。
 後になってドライバーのヴィンセントは実はかなり日本語が話せるということが判ったけれど、ヴィンセントは日本語が苦手(と思っていた)、私たちは英語が苦手、サファリカーは時速100キロを超えるスピードで爆走と、車内はあまり会話に向いた状況ではない。

 一度「シマウマ!」とヴィンセントが日本語で叫んでくれたけれど、「どこどこ?」と聞いているうちに通り過ぎてしまったらしい。
 マサイの人と牛とロバと羊をたくさん見かける。ナイロビから1時間くらいの間は工場が多く、門前には仕事を求める人の列があった。マサイの人の町があり、ヴィンセント曰く「この辺りの人は、みんなナイロビまで働きに行っている」ということだ。

 2時間くらいで、国境の町「ナマンガ」に到着した。お土産物屋さんでトイレ休憩を取る。トイレは比較的綺麗で、鍵もちゃんとかかったので一安心だ。
 ツアーの人たちはバナナの皮で風景やマサイの人を描いたタペストリのようなものを買っていた。言い値2500シリングのものを500シリングから始めて750シリングで買っていた人もいて、なかなか買い物上手である。

 ナマンガから先は舗装されていない砂の道を、今までとほとんど変わらない速度で爆走して行った。
 ヴィンセント曰く「ジャンピング・サファリだ」そうだ。
 四輪駆動でもないのによくスタックしないものだと感心する。
 窓を閉め切っていても、車の床からもうもうと砂埃が舞い上がる。マスクを持って来たのにスーツケースから出していない私は間抜けだ。

 国立公園の入口で、ドライバーさんが揃って手続きに車を離れてしまい、車がお土産物を売ろうとするマサイの人たちに囲まれてしまった。何も言わなくても、言い値80ドルのお面がすぐに35ドルにまで下がる。適正価格はいくらだったのだろう?
 国立公園に入ると、遠くに動物の姿が現れ始めた。象、ヌー(これは集団でいる)、シマウマ、ダチョウ、ガゼル・・・。「車停めてー!」と騒いでいたら「ゲーム・サファリでたくさん見られるから。安心して」と言われた。
 遠くに湖があると思ったら、それは蜃気楼だった。本当にゆらゆらとしている。

P9150028アンボセリ・セレナ・ロッジの部屋 そうして騒いでいる間に、アンボセリ・セレナ・ロッジに到着した。おしぼりとパッションフルーツのジュースをまず出してくれる。
 このロッジにはマサイの家をかたどった部屋(というかコテージ)が並んでいる。外壁も赤、部屋の中も赤い床に赤いベッドカバー、壁には動物の絵が単色で描かれていて可愛い。
 蚊取りマットやティッシュやシャンプー等のアメニティもあって、ない筈のバスタブもある。至れり尽くせりだ。

 少し休憩した後、ロッジのレストランでビュッフェの昼食となった。
 スープだけは全員同じものがサーブされる。その後、私はガーリックをたっぷり入れてパスタを炒めてもらった。コーヒーは外のテラスでセルフサービスである。
 そのまま、ロッジに来ているマサイの男の子と並んで写真を撮ってもらったり、庭先まで来ているサルを眺めたり、プールサイドでおしゃべりしたりしていたらあっという間に15時を過ぎてしまった。
 16時からイブニングサファリに出掛けるのだ。急いで部屋に戻って準備する。

 旅行に行く前、双眼鏡を購入するかどうかかなり悩んだ。結局、カメラのズームがそのまま双眼鏡代わりになるだろうと思って買わなかったけれど、大失敗だ。7〜12倍くらいの双眼鏡は必需品である。カメラのズームよりもずっと見やすいし、電池も必要ない。
 さらに、双眼鏡をデジタルカメラで覗く形でセットすることで、双眼鏡で拡大した画像をデジタルカメラで撮影できるそうだ。インターネットで紹介されていた方法らしい。

 シマウマ(鳴き声は何故か犬のようだった)の群に大興奮していたら、象(子供連れ)、ライオン(狩りの後で子供を呼びに行くところらしい)、カバ、キリンと次々と動物が現れて、そのたびに「停めてー!」と大騒ぎしてしまった。

P9150051アンボセリ国立公園 シマウマとヌーの群がひたすらのんびりと、少しだけ周りより濃い緑の中で草を食べている。
 空は低くて広くて色が薄くて、さらに低いところを雲が流れている。遠くに木が生えているのが見える。
 そういう風景がここでは月並みな風景で、それを砂埃まじりの風に吹かれながらぼーっと眺めているのは至福のときだった。
 ライオンが現れたり象が鼻で水をかけあっていたりするのを目にすれば、また大騒ぎを始めるけれど、何もない景色も贅沢だと思う。

 日が落ちてきたロッジへの帰り道、さっき見た雌ライオンが子ライオンを連れてきているのを発見し、しばし観察する。
 国立公園内は道路以外のところを車が走ってはいけないので、かなり遠くて、おまけに枯れかけたような草の色はライオンの毛色と似ている。それでも、子ライオンがはしゃいで追いかけっこをしている感じは見て取れた。
 後で知ったところによると、日没までにサファリを終えなければドライバーさん達にはかなり大きなペナルティが課せられるそうだ。
 ヴィンセントもこの後、子ライオンの観察で遅れた分を取り戻すべく猛スピードでロッジまで車を走らせていた。

 ロッジに戻ったのは18時半過ぎだった。急いでシャワーを浴びて、お洗濯をして、19時半からの夕食に行く。
 4〜8人くらいずつ、いくつかのテーブルに分かれて席に着く。
 サラダブッフェ、牛肉団子のコンソメスープと、ヴィクトリア湖で獲れたというお魚を選び、果物のデザートまでコースメニューだ。白ワインもカラフェでもらう(440シリング)。なかなか美味しくて完食した。

 夕食のとき、明日のモーニングサファリの後のオプショナルとして「ウォーキング・サファリ」と「マサイ村訪問」が添乗員さんから紹介された。ウォーキング・サファリはロッジのオプショナル、マサイ村訪問はドライバーさん達のオプショナル(?)らしい。そういえばここに来る車の中で、ヴィンセントが「アンボセリのマサイ村の方が面白い」と言っていた。
 でもマサイ村訪問はマサイ・マラでツアーに入っているので、ウォーキング・サファリ(15ドル)に申し込んだ。

 その後、テラスに場所を移してコーヒータイムとなった。
 同じテーブルに着いた女性2人組がしているブレスレットがなかなかいい感じだ。聞いてみると、さっき絵はがきと切手を買ったロッジのお土産物屋さんにあったとおっしゃるので、もう1回行ってみた。ブレスレットは普段しないから早々に諦めたけれど、ちょっと堅めの布を見つけて買うかどうか迷った末、もう1日悩むことにした。

 22時前に部屋に戻った。ついでに、灯りのないところまで星を見に行く。天の川がくっきりと判る。
 星がたくさんありすぎて、どの星を結べば星座になるのかさっぱり判らない。空いっぱいに星がくっきりと散っている。迫力である。こんなにたくさんの星を見たのは初めてだ。

 明日も早いので、23時過ぎに就寝した。

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2005年5月31日画像追加

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