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2005.05.21

ケニア旅行記6日目

2003年9月18日(木曜日)

 5時半に起き出して動物を見に行った。
 アバーディアのロッジは、これができるのが楽しい。
 池の周りにはインパラかガゼルかウォータバック(要するに、私にはこれらの見分けが未だについていない)がいる。雄が一生懸命求愛していて、そのたびにコケているのがもの悲しくもおかしい。子ハイエナもまた出てきている。

 6時半、モーニングコール代わりにロッジの人が木琴を鳴らしながら廊下を歩く。動物が来たときに鳴るブザーは各部屋にあっても電話はない。宿泊客は全員起きざるを得ない。
 朝食はビュッフェだった。その場でシェフが焼いてくれるオムレツがここにもある。フレッシュジュースにオムレツ、パンケーキ、ソーセージに火を通した野菜というのが、私の朝食の定番になってきた。コーヒーも美味しい。

 朝食が7時からで、集合が7時50分だったから、慌てて荷造りをした。
 朝から霧雨が降っている。通常は駐車場のバスまで数分歩くそうだけれど、今日は雨が降っているので特別にロッジの入口までバスが迎えに来てくれた。有り難い
 その「いつもは歩く」という木の歩道を少しだけ歩き、箱船の形をしているというロッジの全景を見て、写真を撮ってもらう。

 バスに乗ると、ロッジの支配人であるサイモンのサイン入り滞在証明書が配られた。
 また50分くらいかけてアバーディア・カントリー・クラブに戻る。すでに4台のサファリカーは準備万端だ。
 今日はジョージの車でまずは赤道へ向かった。

P9180300赤道 赤道に着く頃には、空は綺麗に晴れていた。
 単なる道端であるその場所には、赤い線が引いてあるわけではもちろんなくて、「赤道」という看板があってお土産物屋さんがあるだけだ。

 赤道の定番(?)であるコリオリの力の実験を見せてもらう。
 「赤道」から10mくらいずつ南と北へ歩き、ロートを使い、その辺に生えている草を投げ入れて水が渦を巻く方向を見せてくれる。
 確かに、北と南とでは渦を巻く方向が違ったし、赤道の真上で試すと渦を巻かずに水が下に落ちる。
 ここを出発するときに「赤道通過証明書」みたいなものをもらい、バスの中ではその後、これは一体誰が証明してくれているのか? と盛り上がった。

 すぐ近くに「トムソン・フォールズ」という滝があり、ここにもお土産物屋さん街があった。
 この滝は高さが74mあって、ケニア国内に6つか7つしかない滝の中でも大きな滝だそうだ。でも「ケニアの人はあんまり順番をつけることに興味がないから、正確に何番目に大きいのかは判らない」とは添乗員さんの説明だ。
 この滝の水源は、今朝までいたアバーディア山中だそうだ。今朝も雨に降られたし、鬱蒼とした森の中だったし、これくらいの水量は十分に蓄えられているに違いないと思う。

 「あれがアカシアの木だ」「ここは紅茶畑だ」と英語で教えてくれていたジョージが、「ダイチコウタイ」と日本語で教えてくれたそこは「大地溝帯」だった。
 地球上でこの「地球の割れ目」が地上に出ているのはアイスランドとアフリカ大陸しかない、というのは帰国してから仕入れた知識で、そのときには何の感慨もなくぼーっと眺めてしまった。
 なかなかのフォト・スポットだったと思うけれど、「明日も見る」の一言で車中から見ただけで素通りしてしまったのが残念だ。

P9180318TASKERビール ナクル湖国立公園の中にあるレイク・ナクル・ロッジに13時過ぎに到着した。
 まず、ピンクに染まるナクル湖を遠くに望めるテラスのレストランでビュッフェの昼食である。ここでは珍しくスープもセルフサービスで、セロリとナッツのクリームスープが美味しかった。
 ここで飲んだTASKERビールにはラガーの表示があった。何となく高級感がある気がして写真に撮る。TASKERビールは象の絵のラベルが可愛い。

 昼食が終わった頃に降り出した雨は、お土産物屋さんを覗いている間に本格的な雨に変わった。
 ロビーでコーヒーを飲みつつ雨宿りしたけれど、いっこうに止む気配がない。そういえばお部屋に傘が置いてあったと思いつつ、コテージ式になっている自分の部屋まで走って戻った。
 シマウマ模様のベッドカバーで、ちょっと狭いけれど(そして何故かバスルームが異様に広い)なかなか居心地がいい。気持ち良くお昼寝した。

 夕方のサファリに出掛ける頃には少し小降りになって、でも傘を持って出発した。車もオープントップにはしない。
 「ヒョウが見たい」「サイが見たい」「チーターが見たい」と我が儘なリクエストを出してヴィンセントに苦笑いをされ、「マサイ・マラの方がチャンスがある」と諭される。

 それでも出発してすぐにシロサイに遭遇した。
 「白くない!」と叫んだら、またしてもヴィンセントに「ホワイトというのは英語の白という意味ではなくて、南アフリカ語の平たいという意味だ。口の形からそう呼ばれている。シロサイは白くないのだ」と諭された。そうとは知らなかったよ、と思う。
 シロサイはかなり大きくて、ゆっくりと車の前を横切って行ってしまった。

 「雨が降ったからフラミンゴは飛んで行ってしまった。戻ってこないかもしれない」というのはヴィンセントの作り話だったようで、陽も射してきた湖の岸辺には一面のフラミンゴがいた。
 ここは国立公園では珍しく下車していいらしく、みんなで車から降りてフラミンゴを眺める。ペリカンもいる。湖の対岸までピンクで染まっているのが判る。フラミンゴの群れは湖をほとんど半周しているようだ。

 林の中に向かう途中で、バッファローや、ロスチャイルドキリン(ナイロビのジラフセンターで育ったキリンかもしれない)、ライオンを見る。
 フラミンゴが特に有名だけれど、この周辺には結構たくさんの動物がいるらしい。40頭近い雌を従えたインパラの雄も見かける。まさにハーレムだ。

 やけに急いで林の中の一本道を奥に向かっているな、と思っていたら、木の上にヒョウがいたらしい。どんどんサファリカーが集まって来たけれど、我々がその場に着いたときにはヒョウは姿を消した後だった。残念である。
 その後、サファリカーは細い道を凄いスピードでバックのまま戻り、少し道が膨らんだところで強引に方向転換した。その運転技術に、乗り合わせた4人で思わず拍手する。
 フラミンゴとヒョウの分予定よりれて、ロッジには18時半頃着した。ここは水辺だからか、気温は低いのに蚊が多い気がする。サファリ前につけておいた蚊取り線香が活躍していたようだ。

 夕食は19時半からだ。トマトのスープとバーベキューというメニューである。牛とラムと鶏とが用意されていて、シェフのところまで行って取り分けてもらう。なかなか美味しい。
 デザートのプリンも美味しい。この日はみんな寛いでいて、「旅行に行くならどこがいい」「どこが良かった」という話で盛り上がった。

 21時過ぎからステージでアクロバットショーのようなものが始まった。少し眺めたけれど、特にケニアらしい内容ではないようだし、早々にお部屋に戻る。
 シャワーを浴びて洗濯し、乾きそうにないので、バスタオルに挟んで必死で踏んで水分を取る。踏みつつ、明日の荷造りを考える。マサイ・マラに行く飛行機の重量制限が厳しいので、荷物を減らさないといけない。減らした分の荷物はナイロビで預かってもらえる。
 洗濯した物の乾き具合によっても荷物が変わるので荷造りは明日の朝に回し、23時半頃に就寝した。

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2005年6月4日画像追加

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