初島旅行記2日目
2005年6月12日(日曜日)
初島旅行2日目は「釣り+イタリアンランチ」のキャンセル状況を知らせる電話が8時半にかかってきて、万が一それで行けるようなら出発は9時と聞いていたので、7時半に目覚ましをかけた。
ちゃんと起きられたら朝風呂に行こうという魂胆だ。
旅先では眠りが浅くなる私はもちろんぱっちりと目を覚まし、朝風呂に出かけた。電話の時間もあってカラスの行水になってしまったのが残念だ。
そうやって急いで部屋に戻ったのに、案の定キャンセルはなしだった。
そのまま「石舟庵」で買ってきた冷菓をおめざとして食べ、胃が刺激されてさらにお腹が空いた気になり、朝ごはんにした。
熱海で買ってきたパン、コーヒー、チョコレートブラウニー、枇杷、ホテルのショップでヨーグルトや牛乳を買い込んでいた友人もいて、結構豪華な朝食になった。
何もやらないのは寂しいねという話になり、パターゴルフをすることになった。
ホテルのロビーまで降りると朝市をやっていた。覗いてみると干物や海苔、寒天が名物のようだ。
エントランスを出たところで「どうぞ。」と傘を日傘代わりに貸し出してくれる。
パターゴルフの場所を聞くと、「カルチャーコテージ(陶芸の工房)でパターやボールを借りてください。」と案内された。1575円也で借り、スコアカードももらう。
ゴルフコースに行くと、すでに結構たくさんの人がプレーしていた。
私はパターにしろ何にしろゴルフは初めてだけれど、友人の中には「打ちっ放しに行ってる。」「何年か前に凝った。」という子もいて、そういう年齢になってるのね、とこっそりしみじみする。
日差しがきつく、借りた傘の存在が有り難い。みんなもっと涼しい時間から遊び始めていたんだと納得する。私たちが始めたのは10時過ぎだ。
素人が5人というのは何とも進行が遅い。
つつじの植え込みにボールを打ち込んだり、池にボールを打ち込んだり、バンカーに入り込んだり、隣のホール(といってもとても近い)までボールが転がって行ったり、仕組まれたトラップ(笑)には全て見事にはまったと思う。
後から来たご夫婦に「先に行ってください。」と譲り、二人と三人に分かれてやっと何とか進み始めた感じだ。
パターゴルフは難しい。
最初の一打を必ずとんでもない方向に打っていた私は「そういえばビリヤードも最初の一回がどうしても上手く突けなかったんだよな」とまたもやこっそりとしみじみする。
全9ホールは概ねPer4かPer5だけれど、そこで12打まで行ったときには我ながら呆れた。友人にも「ゴルフはメンタルなスポーツだからね。」と笑われる。
ホテルのチェックアウトは済ませてあり、部屋が使えて温泉に入れるのは12時までだ。
1ラウンド回ったら11時半近かった。汗だくになり(いい汗をかいた、という状態はすでに通り越していたと思う)、十分満足した私たちはそのまま温泉に入りに行った。
超特急で髪を洗って汗を流し、泡風呂で筋肉痛を予防し(?)、最後の温泉を堪能する。
友人の一人はこのままもう2泊すると言う。その彼女の部屋に集まって精算し、会員制リゾートクラブに魅せられた別の友人は至極丁寧にアンケートに答え、釣りなしのイタリアンのランチを食べに行く。イタリアン・レストランのポルトはフィッシャリーナに併設されていて、ホテルのシャトルバスが連れて行ってくれる。
友人によると、EXIVは中華料理などはどこの宿泊施設でも共通のメニューになっており、初島クラブではこのイタリアン・レストランが「他のEXIVにはない特徴的な施設」なのだそうだ。
サラダ、日替わりのパスタor日替わりのスープ、メイン、デザート、コーヒーというランチコースを頼む。
私はスープ(この日はキャベツと鶏挽肉のコンソメスープ)とメインにはお魚(何のお魚だったか覚えていない・・・、写真を見てください)を選んだ。デザートはゆずのシャーベットと何かのケーキだ。
13時過ぎのレストランは人も少なくて、ゆっくり味わうことができた。
ちょうどよく来たシャトルバスに乗り、連泊する彼女を除く四人で14時50分初島発の船で熱海に戻った。
船に乗っている間に友人が携帯で帰りの電車を確認してくれ、このまま駅まで戻りお土産を買って帰ろうと話がまとまる。
船を下りるとちょうど目の前に熱海駅行きのバスが停車していたのでさっさと乗り込んだ。おかげで「カモメ用パンの耳」の販売状況が未確認のままになったのはちょっと残念である。
熱海駅ではそれぞれ職場にお土産を買ったり、ドトールで飲み物を買ったり、コンビニで帰りの電車用ビールを買ったりした。私は目に付いた塩辛二瓶を自分用のお土産に買い込んだ。
16時ジャスト発の快速アクティー東京行きに乗る。熱海始発なので四人で悠々ボックス席を占拠できた。午前中のパターゴルフで結構体力を使ったのかうつらうつらしながら帰ってきた。
17時半過ぎに東京駅に到着し、そこで解散である。
連泊した友人はこの次の日、「釣り+釣ったお魚でイタリアンのランチ」に挑戦したそうだ。
ボウズだったので、漁師さんが釣ってくれたタイでランチを作ってもらったらしい。
次回は(次回があるのか?)ぜひ挑戦したい。第一、優雅ではないか!
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