« 録画した「片岡鶴太郎世界を描く8」を見る | トップページ | 関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅「スペイン・太陽と音楽の国」を見る »

2006.12.30

牛王法印を部屋に飾る

 2006年のゴールデンウィーク中に熊野古道を旅行したときに、熊野三社でそれぞれ牛王法印をいただいてきた。昔の熊野詣でをした人々の目的も、この牛王法印を三社からそれぞれ拝受することだったという、有り難いご神符だ。
 果たして「飾る」と言っていいのか判らないけれど、大掃除もあらかた済んで部屋もさっぱりしたところで、最後の仕上げとしてずっとしまいこんでいたこの牛王法印を部屋に飾ることにした。

 巫女さんに「東向きか南向きに飾ってください」と教えてもらったのだけれど、私の部屋はどうがんばっても東向きにも南向きにもそんなスペースはない。ほとんど西に近い向きで飾らせてもらった。それでも、ちゃんと魔除け・厄除けの御利益はあるだろうか。少し心配である。
 
 牛王法印を入れてあった袋に、それぞれ説明が書かれていた。牛王法印そのものの図案ももちろん三社それぞれなのだけれど、説明の内容も三社で少しずつ異なっていて、なかなか興味深い。
 いずれにしても、牛王法印は、熊野権現のお使と言われる烏で社名を表しているところから俗に「お烏さん」とも言われ、厄払いや家内安全に効(しるし)があり、鎌倉時代には誓約文、江戸時代まで下ってくると起誓(請)文として用いられたことで有名である、ということは間違いないようだ。

 少し早いけれど、来年がいい年でありますように。

|

« 録画した「片岡鶴太郎世界を描く8」を見る | トップページ | 関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅「スペイン・太陽と音楽の国」を見る »

旅行・地域」カテゴリの記事

*200604熊野古道のその後」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 牛王法印を部屋に飾る:

« 録画した「片岡鶴太郎世界を描く8」を見る | トップページ | 関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅「スペイン・太陽と音楽の国」を見る »