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2007.01.03

モンゴル旅行記1日目

2006年8月12日(土曜日)

 今回参加したツアーでは、往復ともJALのチャーター便を利用する。行きは関西空港から飛び、帰りは羽田に直行だ。
 羽田に11時45分集合だった。昨年のアイスランド旅行の際の教訓に従い、JALだったら搭乗券の発券も個人単位かと早めに行ったところ、恐らくチャーター便だからだろう、座席は指定済みだった。
 この時点で、20分離陸が遅れるので、ゲートに12時45分集合と案内があった。

 その辺の売店でおにぎりを買い(意外と空港にコンビニはなくて探した)、6階のデッキでお昼ごはんにした。暑い。しかも、夏休み中のためか、飛行機を眺めに来ている親子連れが多く、早々に退散する。
 ロンドンでのテロ未遂事件の直後でもあるし、やることもないしで早めに行動する。羽田空港のセキュリティチェックはスムーズに通過できた。
 スムーズではなかったのは飛行機で、出発が遅れて12時45分発が13時5分発になった上、途中で積乱雲の横を通過したためにかなり揺れた。

 関西空港はもの凄く混雑していた。
 改めて団体受付カウンターに並んで搭乗券をもらうまで20分かかった。同時に燃料チャージが下がったので1800円を後ほど添乗員から返金しますという案内がある。
 チェックイン・カウンターに向かう列は長く伸びていて、並ぶこと25分。
 さらに、国際線のセキュリティチェックではロンドンのテロ未遂事件の影響が生じていて、合衆国行きの人とそうでない人とに列が分けられる。モンゴルを含め合衆国以外の地域へ行く場合は液体の持ち込み禁止などの厳しい措置はない。しかし、係のお姉さんは「開けてもいいですか?」という一言とともにバッグに突っ込んでいた私の水筒を開けていた。

 セキュリティチェックを抜けてしまえばガラガラで、国内線を降りてから約1時間後の16時には出国審査を抜けることができた。空港で買うつもりで化粧品の類を一切持ってきていなかったので、買い物する時間がなかったらどうしようとヒヤヒヤしていたけれど、無事に購入することができた。
 16時50分にゲート前でツアーメンバーが集合した。あちこちでツアーごとに集まっているので、自分が参加するツアーを探すのが大変だった。
 その後、熊野古道に行ったときの添乗員さんに声をかけられて驚いた。ホームステイするコースの添乗につくそうだ。

 搭乗後、飛行機がサテライトから滑走路に向かって動き出した後でアナウンスが流れた。二人ほど「チェックインしたけれども搭乗していない」人がいたらしい。しかし、サテライトに引き返すこともなく、JAL8871便は10分遅れの17時30分頃に離陸した。預け入れ荷物がない人たちだったんだろう。
 19時くらいに機内食が出て、その後、添乗員さん達が団体で行ったり来たり慌ただしくしていた。

 気流が荒れていたらしく、飛行機はほとんどジェットコースター並みに上下した。フワッというあの一瞬の無重力状態が何度も起こる。あんなに揺れる飛行機に乗ったのは初めてかも知れない。
 到着が10分遅れの21時50分着になったし(モンゴルではサマータイムを採用しているので、夏の間は日本との時差がない)、気分が悪くなる人が何人かいたようだ。並んで座っていた、同じツアーに参加する女性もかなり参っていたようだ。
 それなのに、着陸後、座席でゆっくり休ませてくれず、「機内から出たら空気も良くなるし、気分も回復するのでは。」と親切風でありつつ「早く降りて!」という意図が見え隠れする発言と表情をしていた客室乗務員さんの態度にカチンと来た。

チンギス・ハン空港 20分くらいでモンゴルの入国審査も無事に通過した。
 点呼を受けてツアーメンバーが再集合し、機内アナウンスで「21度」と知らされていたよりも涼しく感じられる外で待つこと数分、迎えのバスに乗り込んだ。
 今日の宿であるコンチネンタル・ホテルに向けて23時頃に出発した。
 チェックインを待つ間、ホテルのバーを待合室代わりに使わせてくれた。メニューを見たら、スニッカーズが500T(トゥグルグ)、500mlのミネラルウォーターが1000Tだった。何となく、モンゴルまでの飛行機で並んで座っていた3人で固まり、「メニューにガムや飴や煙草が載っている!」と発見し合う。

 ホテルの部屋が人数分確保できておらず、その調整で時間がかかったらしい。明日の予定も含めた説明が始まったときには翌日になっていた。
 明日は、午前中は自由行動で、12時にホテルを出発し、昼食後に800年記念騎馬イベント会場に向かう。ホテルの朝食の時間、フロントで両替が可能なことなども案内される。
 添乗員さんのお部屋が確保できていないということで緊急時の連絡先としてガイドさんの携帯電話の番号を教えてもらう。

コンチネンタル・ホテルのお部屋 ホテルのお部屋はかなり広くて綺麗だった。お湯が出たのでバスにためようとしたら、流石に途中で水に変わってしまった。しかし、とにかくゆっくり浸かることができるくらいに溜まったのが有り難い。ついでに、洗濯もしてしまう。
 今年は今日がペルセウス座流星群の極大日だ。しかし、窓から外を見ても曇っているのか星は全く見えない。 
 スタンドの灯りをつけたままにしておいたら、眠りかけたところでフッと電気が消えたり、またすぐについたりした。
 カメラの電池をセットした充電器が不安だ。ツーリストキャンプに行ってからだとさらに不安なのでそのままダメ元で充電を続けることにして、キャリーケースから懐中電灯を取り出して枕元に置き、そのまま寝てしまった。

 ->モンゴル旅行記2日目

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