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2007.03.09

録画した世界ウルルン滞在記「子羊も生まれる!冬のモンゴルに …風間俊介が出会った~」を見る

 TBS系列で2007年3月4日(日曜日)に放映された、世界ウルルン滞在記「子羊も生まれる!冬のモンゴルに …風間俊介が出会った~」を見た。

 ツァガンサル(モンゴルのお正月)前の1週間、風間俊介が遊牧民の一家にホームステイして一緒に暮らすという内容だった。
 一家の暮らすゲルはウランバートルから車で1時間くらいということだった。今年のモンゴルは記録的な暖冬で、雪もあまり積もっていない。一家のお母さんは「暑いくらいよ」と言っていたけれど、それでもマイナス10度や20度くらいにはなっている。

 川に飲み水にする氷を切り出しに行ったり、馬房を掃除したり、子羊の世話をしたり(生まれて3日目くらいまでは、寒さに負けないよう家族が暮らすゲルに入れて育てる)、裏山に薪となる木を切り出しに行ったり、お正月料理のボーズを作ったりする。
 お母さんの知り合いの息子だという10才のジャガくんという男の子が一緒に暮らしており、その男の子が本当に風間俊介になついているのが可愛い。一緒に寝ようと言ってOKがもらえると凄く嬉しそうにしている。(彼が寝るときに着ていたTシャツには日本語が書かれているのが不思議だ。)
 でも、彼が何ということもなく運ぶ木を風間俊介は転げ落ちるようにして運んでいる。明るく可愛いだけではない、力強い働く少年なのだ。
 しかも彼はモンゴル競馬の騎手でもあって、ゲルにはいくつもメダルが飾られている。ホームステイの期間中、優勝したレースでは「馬の力を温存して最後にさすつもりだった」と言い本当に最後、鼻の差で勝つ。もう1回あったレースで6位になると本当に悔しそうで、風間俊介が話しかけても口をへの字にし、なかなか答えようとしない。「将来は調教師になりたい。空気の悪い街で働こうとは思わない。車よりも馬の方がずっと凄い」と言う。

 別れの前には一家が揃って「お正月までいられないの?」「あと10日くらいいられないの?」と言う。すっかり一家に溶け込んで、「ありがとう」が日本語でもモンゴル語でもたくさん口にされていて、何だかとてもいい感じだった。
 彼のキャラクターももちろんあるのだろうけれど、ホームステイもいいなと思わされた。

 バックナンバーが見られる番組のホームページはこちら。

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