録画した「世界遺産 オルホン渓谷の文化的景観(モンゴル)」を見る
TBS系列で毎週日曜日午後11時30分から放映されている「世界遺産」というシンプルな名前の番組で2007年3月4日に「オルホン渓谷の文化的景観(モンゴル)」が取り上げられていた。午後10時からの「世界ウルルン滞在記」に続けて録画しておいたものを見た。
「オルホン渓谷の文化的景観」はモンゴル単独として2004年に初めて登録された世界文化遺産だ。
番組ではナーダムの様子から、騎馬の話になり、モンゴル帝国の話に進む。
そして、現在のモンゴルのほぼ中央を流れるオルホン川流域に過去の痕跡が集中する場所が世界分遺産登録の対象となっているという説明があり、ウイグルの都の跡があり、漢字と突厥文字が両方刻まれた突厥時代の石碑があり、廃墟となったカラコルムの都から建材を調達して作られたエルデニゾーなどが紹介されていた。
ウイグルの都の跡が映ったときに、その壁の作りの感じが、2006年8月にモンゴル旅行した際に見たオゴタイ・ハンの宮殿跡の壁の感じと似ていて、何だかちょっと嬉しかった。
時代はずれている筈だから、ある程度、完成した工事方法だったのかも知れないと思った。
ところで、エルデニゾーも世界文化遺産に含まれているのだろうか。実際に訪れたエルデニゾーで、「世界遺産」の印というか標識というか、そういったものを見た記憶がないのだ。
ちなみに、番組でエルデニゾーは本当に草原のど真ん中にぽつねんとあるように映されていたけれど、実際はカラコルムの街に隣接している。本当にテレビというのは撮し方・見せ方で、見る方の印象を変えることができてしまうのだと、こういうときに実感する。
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