録画したプレミアム10「関口知宏の中国鉄道大紀行 秋の旅 ここまできました」を見る
2007年10月12日(金曜日)の22時05分から放映された、NHK総合のプレミアム10という番組の「関口知宏の中国鉄道大紀行 秋の旅 ここまできました」を録画しておいて、今日になってやっと見ることができた。
中国版「最長片道切符の旅」を春と秋の2回に分けてチャレンジするという企画で、9月2日に出発してからの1ヶ月半の旅の様子をダイジェストで見せてくれる。
正直に言って、スタート時の「生放送こみ」の番組よりも、1ヶ月半を90分に凝縮して、旅をしている姿だけを見せてくれるこの番組の方が楽しめる。
「出発しました!関口知宏の中国鉄道大紀行 秋の旅」で見た映像が結構含まれていたけれど、それも許せる気持ちになる。
西安からスタートした旅は、揚州や洛陽に立ち寄り、収穫期を迎えた綿花の畑があり、黄土平原がでこぼこに広がり、泰山に行ったのに時間切れでお寺にお参りすることは敵わず、凧発祥の街でもの凄く凝った凧をつくるおじさんに出会い、武道を教える学校で鞭の使い方を真似しても決して生徒さんがやっているような小気味よい音を出すことはできず、「お馬の親子」を歌って乗り合わせた小さな女の子に踊ってもらい、中学生と「十五夜」の歌を中国語訳して一緒に歌い、「日本人にしては格好いい」と言われて満更でもない表情をする。畑で出会った人のお宅に招待されてナツメを頂いたり、ご飯をご馳走になったり、何とかという横穴を掘って作った家では「100年前に作られた」という眼鏡をかけさせてもらったりする。石窟寺院では炭塵で黒く汚れてしまった仏像を憂え、石炭を運ぶトラックで埋まった道に驚き、その道の渋滞を避けて水量の少なくなった川を走るトラックに驚く。
私自身が旅しているわけでもないのに、何故か、いくつか見られた世界遺産よりも、車窓の風景だったり、車内の様子だったりの方が印象に残っているのが不思議である。
やっぱり、関口知宏が飄々として楽しそうなのがいい。
これまでは内モンゴル自治区をかすめていただけなのだけれど、これから、本格的に向かうらしい。
とても楽しみである。
2007年10月12日(金曜日)22時から
NHK総合 プレミアム10「関口知宏の中国鉄道大紀行 秋の旅 ここまできました」
NHKの公式Webサイト内、「関口知宏の中国鉄道大紀行 最長片道ルート36,000kmをゆく」のページはこちら。
次のダイジェスト版の放映予定は、2007年11月10日(土曜日)15時5分からの、NHK総合「秋の旅 いよいよゴール!」である。
忘れずに見ようと思う。
それから、毎週日曜にBSハイビジョンで放送されている「中継」の1時間番組が、BS-2で再放送されているようなので、たまにはそちらも見てみようと思った。
今頃思っても遅いかも知れないのだけれど、DVDになったとして、全部見るのはもの凄く時間とエネルギーが必要そうだし、なるべくリアルタイムでまめに見ようと思う。
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