録画した「水曜どうでしょう」を見る−ヨーロッパ20ヶ国完全制覇 第5夜〜第9夜−
2007年6月にテレビ朝日で深夜に放映された「水曜どうでしょう−ヨーロッパ20ヶ国完全制覇−」を録画しておき、先月にやっと第1夜から第4夜までを見て、とうとう、今日第5夜から最終第9夜までを見た。
2度に渡ってヨーロッパに出向き、それでも最初の渡欧当時にビザが必要なかったヨーロッパ21ヶ国を完全制覇することは敵わず、2006年8月に今度こそ完全制覇をしてやろうじゃないかと出向いた記録である。
ローマを出発し、ユーラシア大陸最西端のポルトガルはロカ岬をゴールとする、これまでに比べれば比較的ゆるいレンタカーの旅だ。
繰り返し書いているような気もするけれど、「水曜どうでしょう」というのは、北海道テレビで放送された地域ローカル深夜放送番組のタイトルである。多分、そうだと思う。
今回ヨーロッパを旅しているのもいつもと同じようにキャスト2人(企画も担当した鈴井貴之と、TEAM NACSの大泉洋)とディレクター2人というメンバーだ。
そして、気のせいではなくやはり、4人のやりとりも遠慮がなくなり、端的にいえば喧嘩友達の風情がパワーアップしている。
途中、「5分後」「10分後」というテロップの後、突然盛り上がっている車内でのケンカが延々繰り返されたときには、最初はア然としたのだけれど、そのうち大笑いしてしまった。
9年前に宿が取れずに苦労した街でやっぱり宿が取れずに苦労したり、次の日には道を難度も間違ってなかなかスペイン方面に向かえなかったり、日曜日の昼間は大都会のバレンシアでもなかなか開店しているレストランが存在していなかったり、ドラマ撮影のため日焼けができない大泉洋が購入した日焼け止めを塗るとキョンシーかゾンビかのどちらかにしか見えなかったり、ぜひ泊まってみたいパラドールにさりげなく泊まっていたり、アレルギーを起こした大泉洋の顔が別人になっていたり、「ウォーリーを探せ」ならぬ「大泉さんを探せ」と題して、白い街で日焼け止めで顔が白くなった大泉洋と鈴井貴之が隠れてみたり、バックミラーにぬーっと入ってくる白い大泉洋がコワかったり、アルハンブラ宮殿の中に入った様子が全くなかったり、とにかく可笑しい。
そして、最後、どうしてもロカ岬にたどり着くことができず(海の向こうに見えているのに)、何度も間違えて右往左往した挙げ句に「この岬がゴール」といっそゴール地点を変えてしまって無理矢理ゴールしてしまうところが、もう抜群に可笑しかった。
多分、彼ら4人はロカ岬にたどり着けていないと思われる。
そして、最後にさまざまな写真やシーンを次々と見せて、4人でピカっと笑って並んでいる写真に「10年目の夏でした」とキャプションがついているのを見たときには、何だか泣けそうになった。
もちろん、泣かなかった。
昨日、友人に水曜どうでしょうの「北海道212 市町村カントリーサインの旅2」と「サイコロ4−日本列島完全制覇」の2本が入ったDVDを貸してもらったので、それも楽しみだ。
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