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2007.11.16

「メガロマニア 第5回」を読む

 NHKスペシャル「失われた文明」に関連して、作家の恩田陸がNHK出版のサイトで「メガロマニア あるいは「覆わされた宝石」への旅」というタイトルの紀行エッセイを連載している。
 この紀行エッセイが「気がついたら更新されている」というペースで、うっかりすると見逃してしまうのだけれど、今日、その第5回が配信されていることに気がついた。

 今回はカラクルム遺跡での半日が取り上げられている。

 ピラミッドに上るのは腿上げを100回するようなもの、らしい。
 でも、上ってしまえばどこまでもジャングルが広がる絶景に出会える。

 ヨーロッパの森は一度伐採しつくして人工的に作られた森、日本の森は山の中の森で死のイメージがつきまとい、ジャングルはカオスそのものという感じがするという。
 何だか判る気がする。
 そして、次世代では多くの「天才」が中南米で生まれるだろうと言われているが、カオスの中からこそ天才が生まれるのかも知れないという述懐も、やはり何となく判る気がする。
 整然としていないということは、多分とても豊かなことなんだろうと思わされる。

 やはり、いつか絶対に、できれば早いうちに、マヤの世界を見に行こうと思ったのだった。

NHK出版の公式サイト内、メガロマニア−あるいは「覆わされた宝石」への旅−のページはこちら。

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