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2007.11.07

「水曜どうでしょう」のDVDを見る−サイコロ4−

 友人にお借りした「水曜どうでしょう サイコロ4」のDVDを見た。(どうもありがとう!)
 このDVDは「サイコロ4」と「北海道212市町村カントリーサインの旅」とが2枚組でセットになっているのだけれど、うちのiMacが不調で、何故だかサイコロ4しか再生できなかった・・・。
 そういうわけで、サイコロ4である。








***以下、ネタバレ有り***








 繰り返し書いているような気もするけれど、「水曜どうでしょう」というのは、北海道テレビで放送されていた地域ローカル深夜放送番組のタイトルである。多分、そうだと思う。

 「サイコロの旅」というのは、東京から札幌に帰ろうとして、サイコロの1から6までの目に今使える交通手段で行ける場所を適当に(というか、番組的に盛り上がるように適当に意地悪に)ディレクターが設定し、番組のキャスト2人(企画も担当した鈴井貴之と、今では全国区の俳優となりおおせた大泉洋)がサイコロを振って出た目のとおりに旅をするという企画である。

 この「サイコロ4」では、サイコロの旅でこれまで色々なところに行ったり立ち寄ったり通ったりしているけれど、島根県とあと中部地方に行っていない。
 それじゃあ、今回はその島根県は出雲を出発点としてがんばって札幌に帰って来ようじゃないかという旅である。

 毎度のお約束なのだけれど、サイコロの旅に出るときには、出演者の一人である大泉洋にその企画は知らされていない。というよりも、はっきりと騙して連れ出している。
 今回も「カントリーサインの旅」という北海道内の市町村を回る企画だと行って連れ出し、千歳空港に到着したところでやっと「サイコロの旅」だと気づくという大笑いの展開で、それだけで一夜分の放送が終わっていた。いっそのこと見事である。

 さて、このサイコロの旅の見どころは、何と言っても11月末の立山・黒部アルペンルートである。
 DVDの表紙(というのか?)にもロープウエイの絵が使われている。
 そして、その表紙を見たときから何となくそんな気もしていたのだけれど、11月末の立山・黒部アルペンルートはどこまで行っても雪景色である。ガスっていて何も見えやしない。
 14時過ぎに富山側の立山からアルペンルートに入り「それじゃあ、抜けられないのじゃないの?」「ルート内のどこかで泊まるの?」と思いながら見ていたのだけれど、見事にどこの駅でも建物から出ることはなく、唯一黒部湖駅から黒部ダムまで歩いたときには雨が降り、17時過ぎには扇沢駅にたどり着いていた。
 
 荒天の中、立山・黒部アルペンルートをただひたすら通り過ぎ、最後には時間切れで九州にまで行ってしまった出演者お二人には申し訳ないのだけれど、この映像を見ながら、「うん、この天気よりは私が行ったときの方がまだ良かった」と何だかやけにほっとしたのだった。
 
 番組の公式Webサイトはこちら。

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