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2007.12.16

「メガロマニア 第6回」を読む

 NHKスペシャル「失われた文明」に関連して、作家の恩田陸がNHK出版のサイトで「メガロマニア あるいは「覆わされた宝石」への旅」というタイトルの紀行エッセイを連載している。
 やっと気がついたのだけれど、この紀行エッセイはどうも月半ばに更新されるようだ。昨日、その第6回が配信されていることに気がついて、喜々として読んだ。

 今回はメキシコ旅程の真ん中辺でぽっかりと空いたようなウシュマル前後の話が書かれている。
 恩田陸が何日間でこの旅をしたのかは判らないのだけれど、確かに1週間を超える日程の旅だと、真ん中辺までの時の流れはゆっくりで、「まだ半分か」「あと半分あるのか」と思うのだけれど、その後の展開は異常に早いことが多いように思う。

 今回は割と「旅のエッセイ」風で、例えば「トイレットペーパーの端を畳むのは、「掃除が終わった」というサインなのであって、掃除したわけでもないのに畳むのはよしてくれ」なんていうココロの叫びや、世界遺産と観光ブームに「もう少しどうにかならないものか」とモノ申したくなる気分などに妙に共感を覚えてしまった。

 太陽がぐあっと地上の水分を吸い上げるというメキシコの旅の続きが楽しみである。

NHK出版の公式サイト内、メガロマニア−あるいは「覆わされた宝石」への旅−のページはこちら。

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