奥日光の宿を予約する

　4月初旬、母が、どこからか東武線乗り放題という切符をいただくことになったらしく、私に「日光に行きましょう！」と宣った。
　これは、ほぼ「企画と準備よろしくね。」という意味である。

　宿泊は奥日光の、以前にテレビで見て2人して「ここがいいね」と言い合ったところ、と指定があった。確かに母と2人、そんな話をした記憶はあるけれど、ホテルの場所も外観も特徴も全く記憶にない。
　インターネットで検索し、母に宿の外観や料理などの写真を見てもらい、やっとのことで特定することができた。

　そして、結婚したばかりの妹も誘おうと言う。
　「いつもお姉ちゃんばっかりとか文句を言うから」ということらしい。
　妹だけ誘うわけにも行かず、妹夫婦をご招待なのだそうだ。我が母ながら太っ腹である。

　4月半ばに妹には打診してあったのだけれど、今日になって妹からOKの返事があり、早速、宿を予約することにした。
　雨の多い日光の梅雨の季節だからか、部屋を押さえることができた。